agaを克服するサプリメントの組み合わせとは?生活習慣の改善方法も紹介!

薄毛の症状の中には「円型脱毛症」「生え際の後退」「M字ハゲ」など様々な物がありますが、その中でも代表的なものと言えば、やはり「AGA」ではないかと思います。

AGAも薄毛の症状の一種という事もあり、一度発症してしまうと治すのが中々難しいものです。

そこで今回の記事では、AGAやAGAの克服方法について紹介していきます。

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AGAって何?

医者 治療法

薄毛の種類の話になると、必ずと言っても良い程に話題に挙がる「AGA」ですが、意外と知らない人も存在する症状でもあります。

ここではそんな「AGA」について説明します。

AGAは脱毛症の一種

AGAという言葉は、正式には「Androgenetic Alopecia」という名前を持っています。これは「男性型脱毛症」という意味で、その名の通り「男性にのみ発症する脱毛症」というものです。

この脱毛症は、主に「成人男性」に起こりやすく、前兆として思春期頃から「額の生え際」「頭頂部の髪」のどちらか、または両方の部位から薄毛になっていきます。

一般的なAGAの原因としては「男性ホルモン」や「遺伝」が挙げられます。

AGAは進行する

AGAは進行する症状で、進行するにつれて「薄毛の進行」それと共に「薄毛が目立つようになる」という見え方に変わっていきます。

このAGAに悩まされている方は多く、日本では1,260万人の方がAGAを発症していると言われています。この数字は見方を変えれば「20~69歳成人男性4200万人の約3人に1人」とも取る事が出来るので、結構発症しやすい脱毛症でもあります。

AGAは進行性の脱毛症という事もあり、個人差はありますが、何もせずに放っておくと、徐々に薄毛の症状は進行していきます。例え、目に見えないぐらいに「脱毛・薄毛」の症状が小さかったとしても、3年後~5年後には目に見えるほどに「毛量が減っている」という可能性も有り得る話なのです。

なのでAGAは早期発見、また早めのケアが重要となってきます。

AGAにはパターンがある

AGAの症状のパターンは一つに限った事では無く、様々なパターンが存在します。そのパターンは「どのような抜け方をするか」という所で変わっていきます。そのパターンは簡単に以下のように分けることが出来ます。

  • 頭頂部から毛髪が薄くなっていくパターン
  • 額の生え際から後退していくパターン
  • これらが同時に併発するパターン

パターンは3種類と、脱毛症の中では多い部類に入りますが、薄毛のなり方や後退していき方が結構シンプルな事、そして徐々にこのパターンが進行していくので「AGAに気づきにくい」という所で厄介なものがあります。

また、場合によっては、例えば「額の生え際から交代していくパターン」だったものが、途中から「頭頂部から毛髪が薄くなっていくパターン」が併発し、最終的には「これらが同時に併発するパターン」になる事も考えられるので、それを防ぐためにも「早期発見」や「早めのケア」が必要となってきます。

AGAはなぜ起きる?

AGAはDHT(ジヒドロテストステロン)によるヘアサイクルの乱れにより発症します。ヘアサイクルには「成長期」「退行期」「休止期」という三つの周期から成り立っており、これらの周期を繰り返すことで、髪の毛のバランスを保っています。この中の「成長期」は、髪の毛の発毛や成長、生成のために必要な特に重要な周期です。

しかし、DHTが頭皮に発生してしまうと、このヘアサイクルの中の「成長期」に支障が出てしまい、髪の毛が十分に成長しないという事態が発生してしまいます。この状態の髪の毛というのは、髪が細かったり毛乳頭が脆い状態、所謂「薄毛」の状態になっているので、当然髪の毛が抜けやすい状態になってしまいます。

AGAになると、この不完全な「成長期」を取り込んだ上でヘアサイクルを繰り返すことになるので、次第に髪の毛が抜けていってしまいます。

DHT(ジヒドロテストステロン)はなぜ発生する?

AGAの原因となるDHTですが、そもそもDHTはなぜ発生するのでしょうか?それは。DHTの元となるテストステロンが関係しています。このテストステロンは男性ホルモンの一種なので、決して悪いものではなく、むしろ必要と言っても過言ではないでしょう。

しかし、このテストステロンに5αリダクターゼが結びついてしまうことでDHTが発生します。このDHTには、皮膚に包まれている毛母細胞の働きを低下させる性質を持っているので、DHTは薄毛の元と言っても過言ではありません。

つまり、元々は良い「テストステロン」が、5αリダクターゼと結びついてしまい、悪化してしまったものが「DHT」なのです。なので、AGAの根本的な解決方法としては「テストステロンに5αリダクターゼが結びつかないようにする」ということが大切になります。

テストステロンの低下は逆に悪影響

テストステロンに5αリダクターゼが結びついてしまう事でDHTが発生するのであれば、結びついてしまう元々の原因の「テストステロン」を減らせば良いのではないか?と考える人もいると思いますが、テストステロンの減少は、薄毛対策には逆効果です。

テストステロンは筋肉の増大・闘争本能促進・体毛増加等、心身の男性的な部分に作用するとても大切なホルモンです。テストステロンは加齢とともに衰えていきますが、それに伴いテストステロンの作用の一つ「体毛増加」が無くなっていきます。

この体毛には「腕毛」や「髭」などは勿論、「毛髪」も含まれているので、結果的には毛髪が生えにくくなってしまうということにも繋がってしまいます。

そしてもう一つのデメリットとしては「5αリダクターゼの活発化」というものが挙げられます。テストステロンが減少してしまうと、それを補おうと5αリダクターゼの活動が活発になってしまい、積極的にテストステロンに結び付こうとしてしまいます。結びついてしまうと、テストステロンが「脱毛男性ホルモン」へと変化してしまいます。

その為、AGAを防ぐためには「テストステロンの量を維持させつつ5αリダクターゼが結びつかないようにする」という事が、具体的な改善策となります。

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AGAの予防・改善

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AGAは早期発見が重要ですが、AGAになる前に予防することも大切です。ここではそんなAGAの防止方法について紹介していきます。

食生活の改善

栄養バランスが偏っていたり、栄養不足になってしまうと、髪の毛に栄養が行き渡らなくなり、それによって髪が生えにくくなることがあります。なので、食事の際は、炭水化物・肉・魚・野菜をバランスよく摂ることが大切です。

特に亜鉛・イソフラボンには、髪に優しい成分が沢山入っているので、カキ、納豆、レバー、牛肉などの食べ物を積極的に摂るようにしましょう。

十分な睡眠を心がける

十分な睡眠が取れていないと、髪のダメージを回復しきれないなどの問題で髪の毛が弱くなってしまい、抜け毛などの症状に繋がります。

それと共にテストステロンの増加が低下してしまい、AGAになる可能性も上がってしまうので、十分な睡眠を心がけるようにしましょう。

適度な運動を心がける

運動をしないからといってデメリットがあるわけではありませんが、適度な運動はテストステロンの増加に繋がります。

家でできる簡単なストレッチや、気分転換のランニングなどでも十分な効果を発揮するので、ちょっとした空き時間の運動を心がけましょう。

クリニックに赴く

自分がAGAなのではないかと心配な方は、定期的にクリニックや育毛サロンに赴く事もおすすめです。今ではAGA専門クリニックやAGA医院なども存在するので、そちらで詳しく今時分の髪はどういう状態なのか、という事を知ることができます。

また、そういったチェックは早期発見にもつながるので、早いうちからAGAの改善に取り組むことも可能です。

適切なシャンプーを使用する

使っているシャンプーによっては、ノミが出てしまったり、汚れを落としすぎて皮脂が出やすくなることも考えられるので、シャンプーは自分にあったものを使いましょう。

自分にあったシャンプーの選び方の一つとして、美容院で髪の状態を見てもらい、シャンプーを選んでもらう、というのも得策です。

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AGAを克服する為の育毛アイテムの組み合わせ

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AGAに既になってしまっているという人は、育毛アイテムによる治療方法もオススメです。

しかし、ただ使うだけではなく、組み合わせて使うことで絶大な治療効果を発揮します。

フィナステリド+ミノキシジル+栄養サプリ

最強セットと言っても過言ではないほどに効果を発揮します。

フィナステリド

フィナステリドにはDHTの抑制効果や発動リミッターの解除効果があります。これにより発毛を阻害する物を排除することで、髪の毛を生やしやすい状態にすることができます。

ミノキシジル

ミノキシジルには血管を広げて結構をよくすることは勿論の事、直接毛乳頭細胞を刺激して発毛を促す効果をも持ち合わせています。

この時点でフィナステリドとミノキシジルの効果によって、発毛の下準備が出来ていると考えても良いでしょう。

栄養サプリ

最後に栄養サプリです。やはり髪の毛には栄養が必要で、いくらコンディションが良くても栄養がないことには髪の毛は育ちません。

栄養アプリで沢山の栄養を髪の毛に送ることで、健康的に髪を生やすことができます。栄養サプリといってもいろいろ種類がありますが、中でも効果的な栄養は「亜鉛」や「リジン」です。大まかに言えば「ミネラル」や「アミノ酸」です。

フィナステリド+外用ミノキシジル+内服ミノキシジル+アゼライン酸

発毛セットとして組み合わせるのであれば、これらの組み合わせで間違いないでしょう。

フィナステリド

フィナステリドにはDHTの抑制効果や発動リミッターの解除効果があります。

これにより発毛を阻害する物を排除することで、髪の毛を生やしやすい状態にすることができます。

外用ミノキシジル

頭皮に直接使用するタイプの発毛医薬品です。外用ミノキシジルは毛根血管拡張効果と毛母細胞刺激効果により発毛環境を作り出す作用を持ちます。

薬自体の作用時間が短い為、単品での使用は効果が薄いですが、他の薬品と組み合わせて使うことにより、その真価を発揮します。

内服ミノキシジル

服用するタイプの育毛剤です。内服ミノキシジルは毛根血管拡張効果と毛母細胞刺激効果が体内吸収されることで、直接的な毛根血流増加作用と共に、長時間作用する特徴があります。発毛効果に特化した育毛剤ですが、その反面DHTの抑制効果はありません。

こちらも単品での使用は効果が薄いですが、他の薬品と組み合わせて使うことにより、その真価を発揮します。

アゼライン酸

アゼライン酸は小麦や穀物の酵母に含まれている天然成分です。この天然成分には、肌の角質化を防止する効果、皮脂の影響を抑える脂肪酸抑制効果があります。

その他にもAGAによる頭皮の硬化、皮膚線から分泌される1型5αリダクターゼの抑制作用なども含まれており、薄毛治療としても有効な天然成分です。

ミノキシジル+フィンペシア+ポラリスNR-09+L-リジン+ネイチャーメイド マルチ フォーマン

育毛最強セットです。少し値段が嵩みますが、何としてでも育毛させたいという方にオススメです。

ミノキシジル

ミノキシジルには血管を広げて結構をよくすることは勿論の事、直接毛乳頭細胞を刺激して発毛を促す育毛法をも持ち合わせています。

フィンペシア

AGAを医薬品治療するに当たって、まず欠かせないのがフィンペシアです。このフィンペシアには、有効成分のフィナステリドが含まれているので、上に挙げたミノキシジルとの相性も抜群です。

同じタイプの薬に「プロペシア」がありますが、フィンペシアはプロペシアのジェネリック医薬品バージョンなので、同じ効能で尚且つ安いフィンペシアの方がおすすめです。

ポラリスNR-09

ミノキシジルを塗布する形で薄毛を改善する薬品です。この育毛剤の特徴は、その成分の配合量にあり、「ミノキシジル」を始め「リポソーム・カプセル」「銅ペプチド」「アデノシン」「アップルポリフェノール」「サイモシンβ4-ポリペプチド成長因子」等の成分がこれでもかというほど配合されています。

メインとなる「ミノキシジル」の濃度も高いので、発毛治療にはもってこいです。

育毛薬品の初期症状

一部の育毛薬品の中には、治療開始時に抜け毛が多くなるという事もあります。この症状が出てしまうと副作用や自分に合わない育毛薬品を選んでしまったと不安になりがちですが、この症状は初期脱毛と言って「育毛薬品が効いている」という一時的なサインですので安心してください。

しかし、余りにも長い期間続いたり、余りにも抜け毛がひどい場合は、クリニック等に相談することをおすすめします。

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まとめ

今回は医療薬品でのAGAの治療方法を紹介しました。

組み合わせということもあり、少しお値段は嵩みますが、その分発毛効率もかなり良い治療方法です。

ですが、この記事で紹介した医療薬品の組み合わせは極一部のものですので、自分にあった組み合わせを知りたい人は、クリニックで教えてもらうと良いでしょう。

関連記事として、

agaの治療費用はどのくらい掛かる?クリニックなどで掛かる費用の相場を紹介!

AGAとは?特徴や原因を知ろう!治療するには薬が効果的なの?

これらの記事も読んでおきましょう。

  
  

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