頭皮マッサージの効果を上げる12のツボを紹介!気持ちいいセルフヘッドスパのやり方!

薄毛の悩みを抱えている人であれば誰もが頭皮マッサージの対策方法を行なっていることでしょう。

硬くなっている揉み込んで頭皮を柔らかくし、コリをほぐすことで頭皮の血行をよくして育毛効果を高める効果がある対策方法でお金をかけずに始められる簡単な育毛対策法でもあります。

しかしただ闇雲にマッサージしても効果を最大化することはできません。

美容院やエステなどのお店でやるような気持ちいいヘッドスパを、簡単に自分でも行えるようマッサージのツボの効果と刺激方法の紹介、マッサージのやり方やコツについて紹介していきます。

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頭にある12個のツボ

頭に存在しているツボの中から頭皮マッサージの効果を上げるために重要な12個のツボを紹介します。

頭皮のマッサージと一緒にツボ押しを行なって血行促進、リラックス効果、コリの解消、毛穴の汚れの解消の効果を向上させましょう。

百会(ひゃくえ)

百会(ひゃくえ)

百会はちょうどつむじ付近、鼻の中心の延長線上と耳の中心の延長線上がちょうど交わる位置に存在しています。

百会の効果

自律神経の調整、二日酔い、乗り物酔い、めまい、立ちくらみなどの全身症状に効果的とされています。

眼精疲労や鼻が詰まって調子が悪いなどの問題の解決にも役立ちます。

リリラックス効果が高く、痔の改善、抜け毛、肩こり、寝違えによる首痛みの予防・改善にも効果的があります。

顖会(しんえ)

顖会(しんえ)

上記で紹介した百会のツボから指3〜4本分前にあるツボです。

ちょうど中央寄りに分布しています。

顖会の効果

主に脱毛改善、鼻の不調の改善、頭痛などの問題を改善する効果があります。

前頭部の血行促進に効果的で頭皮を厚くして毛根を強くし脱毛を予防する他、貧血による脳の酸欠や頭痛、頭が重いなどの症状を解消します。

長時間の入浴でのぼせたときや顔の腫れやむくみにも効くツボです。

通天(つうてん)

通天(つうてん)

通天(つうてん)は頭頂部と耳のちょうど中間あたりの両サイドに存在するツボです。

側頭部と頭頂部のちょうど真ん中あたりに存在しているツボです。

通天(つうてん)の効果

頭痛と脱毛改善が主な効果です。

後頭部やうなじ付近のコリを改善し血行をよくする効果のあるツボで、血行促進によって頭部で発生している問題を改善します。

正確に刺激できると耳付近や後頭部にかけての周辺でポカポカしてくるあたたかさを感じます。

抜け毛と円形脱毛症に効果が高いと言われています。

神庭(しんてい)

神庭(しんてい)

おでこの前髪の生え際付近に存在しているツボです。

生え際のラインの境目から指1本分の幅で中央にあります。

神庭(しんてい)の効果

主に鼻の不調、頭痛、不眠症の改善効果があるツボです。

生え際を刺激することで前髪の髪の毛の育毛効果を高めることも期待できます。

慢性鼻炎や副鼻腔炎などの症状を抱えている人に効果的なツボになります。

曲差(きょくさ)

曲差(きょくさ)

上記で紹介した神庭(しんてい)から両サイドに3センチほど離れたところに存在しているツボです。

生え際の後退が発生している人は生え際に沿って横移動した位置を刺激すると良いでしょう。

曲差(きょくさ)の効果

このツボも先ほどの神庭(しんてい)と同じで鼻づまりや慢性鼻炎、副鼻腔炎などの鼻の症状に特に効果が高いツボになります。

鼻血を止めたり症状を軽減するという効果もあります。眼精疲労や目の症状にも効果的とされてる他、おでこの生え際の血行促進で育毛効果を高める効果も期待できます。

頷厭(がんえん)

頷厭(がんえん)

もみあげの上にあるこめかみ周辺から2〜3cm上にあるツボで生え際付近に存在しています。

M字はげになっている人は丁度生え際のラインにツボが存在しているかもしれません。

頷厭(がんえん)の効果

顔の筋肉のこわばりや眼精疲労などに効果があり、コリをほぐすことで顔のたるみを改善して小じわを少なくすることも期待できます。

その他、頭痛、立ちくらみ、めまい、耳鳴りにも効き目があります。神経痛などの痛みの場合にも痛みを紛らわせる効果があります。

薄毛改善効果としては頭皮のコリの解消、リラックス効果から頭皮ストレスが軽減し抜け毛の防止に繋がります。

角孫(かくそん)

角孫(かくそん)

耳の真上にあるツボです。耳や目を動かす筋肉がある場所です。

角孫(かくそん)の効果

角孫(かくそん)は耳や目に繋がる筋肉をほぐす効果があるので、眼精疲労の解消、耳から首にかけてのコリの解消、耳鳴りの解消、リラックス効果、頭痛改善効果があります。

虫歯の痛みやめまい解消効果もあるとされています。

薄毛への効果は脱毛の予防効果が高く、頭部が硬くなっている人は特に刺激を行いたいツボでもあります。

和髎(わりょう)

和髎(わりょう)

もみあげの根元、耳の耳介が始まっているところから指一本分くらい前にあるツボです。

このツボの延長線上にはこめかみがあります。これら横に存在しているツボは左右にそれぞれ一つずつ存在します。

和髎(わりょう)の効果

目の不調、耳の不調に特に効果的に働くツボで、頭痛や眼精疲労などの問題を改善することに役立ちます。顔に発生している神経痛などにも効果的で、痛みを緩和する効果があります。

目や耳だけでなく頭皮のコリの改善や血行促進効果、リラクス効果もあるので総合的な効果の中には育毛効果の向上や抜け毛の防止などの働きもあります。

翳風(えいふう)

翳風(えいふう)

耳の後ろに存在するツボで、丁度耳介の裏側にある骨の出っ張りを内側(中側)に刺激することでツボを刺激できます。

翳風(えいふう)の効果

翳風(えいふう)は頭だけでなく肩、首、顔のコリに総合的に効くツボです。

特に顔全体のコリの解消や痛みのトラブル、血行促進などの効果が高く耳、目の症状も改善します。

特に三叉神経痛によく効くとされています。

コリの解消によるリラックス効果や血流促進で頭皮の育毛効果と抜け毛の予防効果を高めます。

頭皮の血行は首から回ってきます。頭皮のコリを解消するだけでなく肩や首のコリをほぐすことも同じくらい重要となるので後頭部、首付近に存在しているツボはしっかり抑えて刺激した方がいいでしょう。

完骨(かんこつ)

完骨(かんこつ)

耳たぶの後ろの後頭部の骨と顎の付け根との丁度間のくぼみにあるツボです。

扁桃腺やリンパ腺が腫れやすい人はあまり刺激すると痛みが出たり、もみ返しで後々腫れたり痛みが発生する場合もありますので注意しましょう。

完骨(かんこつ)の効果

顔のむくみを改善する効果があります。

そのほかにも虫歯の痛みや歯周病、顔の火照り、耳の疾患、不眠症、自律神経の乱れの改善にも効果があります。

風池(ふうち)

風池(ふうち)

耳の後ろで翳風(えいふう)のツボよりも少し首側の中心にあるツボです。首にあるくぼみに位置しています。

風池(ふうち)の効果

後頭部と首が繋がっている丁度中間に存在しているツボですので、首の凝りの解消効果が高く、頭部全体への血行促進を促す足がかりとなります。

首から頭部だけでなく顔全体に回る血液量が多くなり、花粉症などアレルギーでの鼻づまり、顔色の改善、ストレスの解消効果などが高まります。

瘂門(あもん)

瘂門(あもん)

首と後頭部の付け根の丁度真ん中にあるツボです。

首と後頭部を繋ぐ大きな筋肉の筋が通っている間のくぼみの上側が丁度ツボになります。

瘂門(あもん)の効果

鼻血や頭痛を抑える効果や高血圧や脳炎などの症状に効果があります。

首の凝りと背中の凝りなどを改善する効果もあります。ハリや血行の悪化を改善し、肩首回りが軽くなることで頭皮の血行不良やストレスの蓄積が軽減します。

寝不足や言語障害にも効果的でリラックス効果の高いツボです。

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ツボの押し方・ツボ押しのポイント

原因 虫眼鏡

ツボの押し方、抑え方について紹介します。

どのような方法でツボを刺激することで効果が上がるのか、上記のそれぞれのツボの効果を最大化できるのかについて見ていきましょう。

まずはツボの位置をしっかり把握

慣れるとすぐにツボを見つけることができますが、慣れないうちはなかなかツボ探しに苦戦するでしょう。

ツボは基本的にくぼみに存在していることが多く、指でなぞっていると引っ掛かりが見つかる瞬間があります。

またくぼみによって光がまっすぐに反射しないので光を当てた時にツボだけがわずかに黒っぽく陰って見えます。

ツボの押し方

頭皮のツボを刺激するときは、できるだけ頭の皮膚や髪の毛との摩擦が発生しないように指をあまり擦らないよう点の力を加えてツボを探していきます。

全体を揉み込む場合はローションやシャンプーなどで抵抗力を下げた状態でツボ押しを行うといいでしょう。

ツボ押しのポイントは以下の通りです。

  • 垂直に力を加える
  • 5秒程度一定の力を加えて離す
  • ツボの周辺もなじませるようにマッサージする

この時にできるだけリラックスして呼吸を深くした状態でツボ押しを行なっていくことが重要です。

一気に力を加えるのではなく徐々に圧力をあげて徐々に緩めていくといいでしょう。

ツボ押しは指で行うのがいい

ツボ押しグッズなどのアイテムはありますができるだけ指で押すことをオススメします。

なぜかというと道具を使うと力加減が難しく強すぎたり角度がついて力の方向が分散してしまったり、ツボに的確に道具を当てるのが難しい、頭皮の湿疹や違和感に気づくことができずに頭皮を傷つけてしまう恐れがあるというデメリットがあります。

しっかり手の指の感覚で押した方が自分のツボを刺激する適度な力加減、位置、力の方向は正確に測ることができるので指の感覚を高めましょう。

ツボを押している指を動かさない

あくまで垂直に深部に向かってツボを刺激することが必要です。

基本的にツボというものは皮膚の最下層に存在しています。なので、押している最中に指をグリグリ動かすと力が分散してしまい奥にあるツボを刺激することができません。

結果効果が半減してしまうのでしっかり指は固定して動かさないようにしましょう。

力の加減だけを調節して力の方向は変えないようにすることが重要です。

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ツボを押す順番

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ツボを押す順番についてもオススメの方法があります。

順番によって効果が上下しますのでもっとも効果の高い順番でツボ押しを行なっていきましょう。

まずは全体のマッサージから

ツボ押しの前に軽く全体を揉みほぐしてマッサージを行いましょう。

全体の血行をよくして頭皮を柔らかくすることで、頭皮の奥にまで力が加わりやすくなり、ツボ押しが楽になります。

おでこの生え際や側頭部の生え際から頭頂部に向かってマッサージを行うと凝りがほぐれやすいでしょう。

前頭部の生え際のツボから

全体のマッサージが終わったら生え際にあるツボから刺激していきましょう。

生え際にあるツボ、もみあげのこめかみ付近にあるツボを順番に押していきます。

前頭部の中央〜側頭部の耳より前部分までという流れです。生え際の深部にある細胞を活性化し、古い血液を流します。

首〜後頭部にかけて

次に首〜後頭部にかけてのツボを刺激していきます。

下から順番に耳の後ろ周辺と後頭部付近にあるツボを刺激していくイメージです。

首や肩の凝りを解消して頭部への血液循環をよくし、一気に血液を送ります。

さらにリンパの流れもよくして頭部の老廃物や古い血液の流れもよくしてむくみの原因となるものを全身に送ります。

最後に頭頂部

最後に頭頂部のツボを押して首から流れてきた血液を頭部全体に流します。

頭頂部のツボ押しを終えたら再び軽めに頭皮のマッサージをして全体の細胞の活性化と血液促進を促します。

ツボは単体で押しても効果がありますが、このように複数のツボを刺激して効果を高め合うこともできます。

仕事中にリラックスや凝りをほぐすためにこめかみや頭頂部や首のツボを単体で押すこともオススメです。集中力を向上して仕事の効率もあげましょう。

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まとめ:ツボ押しは育毛剤の効果も高める

頭部のツボ押しで血行がよくなると当然育毛剤などの効果が高まります。

成分が血液や皮膚の細胞に浸透して効果を十分に発揮しやすくなるので相乗効果で育毛効果が狙えます。

ツボ押しや頭皮マッサージはシャンプーをしているときがオススメです。

また、ツボの位置の関係上逆手でやる方が刺激しやすいので、自分でやるよりも他人にやってもらった方が気持ちよくマッサージやツボの刺激が感じられることは事実です。

なので、時間とお金があればクリニックやヘッドスパ専門店などに行ってみることもオススメします。プロの手際を肌で感じることでセルフでマッサージする技術も向上するでしょう。

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