なんのために人間はハゲている?ハゲる5つの目的を生物学観点から考えてみた!

人間ってなんのためにハゲているのでしょうか?「お父さんはどうしてハゲなの?」って無邪気に聞いてくる子供みたいな質問です。

しかし実際これに対する有効な答えを持っている人はいるでしょうか?ハゲる原因はわかっていてもハゲることに意味なんてあるのか、ということを真剣に考えているのは少数派でしょう。

今日は人間がどうしてハゲてしまうのかという疑問と他の動物たちも同じように「ハゲる」という症状が発生することがあるのかについて紹介していきます。

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人間がハゲることに意味はあるのか

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どうして人は薄毛になってしまうのか。考えたことはありますか?

あるいは「俺(お前)はなんのためにハゲてるんだ!?」と怒ったり怒られたり、尋ねられたりした経験はありませんか?

その回答として生物学的にはどんな説が唱えられているのかを紹介します。

生命維持のため

生命の維持のために優先度の高い順から体の栄養は回されます。

なので、栄養が不足している十分なビタミンなどが取れていない状態では髪の毛や皮膚や爪などの修復や構造生成のための栄養素は後回しになるのでハゲや肌荒れなどの問題が発生してしまいます。

なので、より健康に生命を維持するために栄養が足りていない場合、内臓系に優先して回される結果抜け毛が増加し、薄毛・ハゲになってしまうということです。

内臓器>粘膜>皮膚>髪の毛・爪の順に優先度が決まっています。

頑張って生命を維持するためにハゲているということですね。

病気・不健康なことを知らせるため

病気を自分に自覚させるため、他の人に危険を知らせるという意味合いです。これも生命をできるだけ多くの数生き残らせるために必要なこと。

内臓の病気は目には見えませんからそれらが原因になっていたり、皮膚病をこれ以上拡大させないようにという意味合いもあるでしょう。

より正常な男性ホルモンを持った相手を女性が選べるように

薄毛の男性は男性ホルモンが変化してしまっていて正常ではなかったり、病気を抱えている可能性があるります。

女性が男性の髪の毛の状態を見ることで健康状態を知り、より健康的なパートナーを選ぶことができるという合理的な意味合いがあります。

男性の薄毛の多くの原因は頭皮に存在している男性ホルモンの影響です。

男性ホルモンのテストステロンが酵素(5αリアクターゼ)と反応してDHT(ジヒドロテストステロン)となることでヘアサイクル(毛周期)が乱れて抜け毛が発生します。

浮気と不倫の防止のため

男と女の進化論では、男は家族を扶養しなければならない、守らなければならないという概念や美徳が生まれそのルールの元で女性と交際をしなければいけません。

浮気をすることはご法度で許されないので、ハゲることで他の女性との交際の機会を減らすという意味合いです。

性欲が強い人=男性ホルモンが強い、ということは脱毛作用のあるDHTの生成の増加や皮脂の増加を招き薄毛になる可能性が高まります。

この特徴から見ても浮気をしやすいこととハゲやすいことは直接的ではないまでも作用していて、浮気防止のためにハゲているという考え方もできるでしょう。

多様性のある種別を増やすため

女性ホルモンは髪の毛をツヤ、コシのあるしなやかな特徴の髪の毛に成長させます。

逆に男性の髪の毛は硬かったり、ごわついたりします。

この男性的な特徴と女性的な特徴とさらに薄毛という特徴などの人を増やしてもっと多種多様な構造や肉体的特徴の違う人間を増やしていこうという多様性の考え方です。

生物にもいろんな種類がいるように、人間も分岐を切り返し異なる特徴を持つ人種をもっと増やした方が生命を繋げていくためには有利に働くからですね。

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そもそも髪の毛の役割とは

比較 天秤

そもそも、髪の毛の役割ってなんなの?という所についても紹介します。

こんなに簡単にハゲてしまう人が増えている背景には少なくとも、髪の毛の必要性が昔に比べて低下しているという考えかたもあると思います。

なんのために髪の毛が生えているのかについて考えていきましょう。

頭部の保護

クッションとしての働きです。

薄い頭皮のすぐ下は頭蓋骨になっているため衝撃がほとんどダイレクトに骨に伝わり大事な脳を守っている頭を損傷してしまう可能性があります。

なので、髪の毛が緩衝材の働きをして衝撃を吸収しているのです。

なのでスキンヘッドの人やつるっぱげの人は硬いものに頭をぶつけないように注意しないと出血してしまうリスクが人よりも高くなります。

脳を熱や寒さから守るため

体温調節機能としての役割です。

特に頭部はもっとも高い位置に存在しているので、暑い日は太陽の影響を受けやすいく熱中症に繋がりやすいです。

寒さに対しては脳を冷やし過ぎてしまうと後遺症が発生することや、脳の血行が悪くなり体がうまく働かない思考が働かないという問題が発生します。

そうならないように髪と髪との隙間に空気の層を作って温度を調節しているのです。

毒素や老廃物の排除

体毛も同じ働きしています。

毛穴からは代謝物、毒素の排出と体温調節機能のある汗を分泌し体内の水分バランスを整えます。

さらに、体に入ってしまったアルミニウム、水銀、化合物、合成着色料や保存料などの不要な成分も毛の成長と一緒に体外に排出されていきます。

そのため毛が毎日伸びているのです。

現在は美容としての役割が強い

繁殖パートナーを選ぶ上で有利という意味合いは、はるか昔から人間が人間になる前から存在していたでしょう。

しかし、現在では繁殖相手を選ぶというよりかは、ファッション的な意味合いが強くハゲでも面白かったり、お金持ちであれば男性は女性を獲得することができます。

現在は匂いをつけたり髪型を変えたりして自分を表現する、美容としての意味合いが強いでしょう。

髪の毛があることでのデメリットも

ハゲることで解消される髪の毛があることのデメリットが存在します。

  • 毎日の手入れが面倒、時間がかかる
  • 髪の毛のカットのために費用がかさむ
  • 髪の毛を巻き込んで事故になる可能性がある
  • 頭皮トラブルがわかりづらい治療しづらい
  • 臭くなりやすい
  • 毛じらみになる

決してハゲてしまって髪の毛のある人に対してひがんでいるのではありません。

あくまで見方を変えれば、そういうデメリットも見えてくるということです。

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人間の様にハゲる・ハゲてる動物

動物たちでもハゲてしまっている動物は存在します。

全ての動物には毛の寿命が存在していて、毛周期(ヘアサイクル)が寿命を迎えると脱毛し、ハゲることがあるのです。

そんなハゲてしまった動物たちを見ていきましょう。

ベニガオザル

猿はもっとも人間に似ているの動物です。ベニガオザルのオスにAGAに似ている症状が見受けられることからAGA治療薬の実験対象として選ばれている動物でもあります。

この猿の薄毛は前頭部から始まるタイプの薄毛で、M字ハゲのようなおでこが広くある症状での薄毛が確認されています。

頭髪だけが薄毛になる動物は猿の中でも稀で、ホルモンの働きがより人間に近い猿にのみ発生すると言われています。

ヒヒ

全身の毛が完全にハゲあがってしまったヒヒです。

ヒヒも猿の一種になりますが、頭髪だけハゲている猿は確認されていません。もはや猿には見えない仰々しさがあります。

寒くはないのでしょうか?よく冬を超えられたものです。

アライグマ

稀に生まれつき毛がほとんどない状態で生まれてくる動物がいます。

特に皮膚病でもないのに遺伝子的な以上によって毛が生えてこなくなってしまう動物で、もはや種別を特定することが困難です。

クマ

人間とは真逆の脱毛ですね。斬新です。

体の毛を全て無くし、頭部にだけもみあげが長いエルビスプレスリーのように毛が残っています。

全身脱毛したのかな?って感じですね。

このクマはドイツ動物園で飼育されている熊で冬を前に原因不明の脱毛症に悩まされ飼育員も困っているとのことです。

チンパンジー

こちらはインドの動物園に飼育されているチンパンジー、自然で3歳の時に保護された時からすでに体毛を失っており、現在は20歳ですが特に病気というわけでもなく元気に成長しています。

なんらかのストレスが原因の脱毛ではないかと考えられていますが、治療は功を奏していません。

毛がないことで筋肉があらわとなり、猿の肉体美がしっかり見られるということで現地の動物園では人気者とのこと。

タヌキ

自然の中で疥癬症にかかってしまって全身の毛が全て抜け落ち、皮膚が厚くなって象のようになっているたぬきの画像を見かけることがあります。

自宅の庭に侵入していたたぬきが疥癬でつるっぱげだったのを撮影したり、悪魔だと言って拡散されたりするシーンがネット上で見られます。

この疥癬はダニによって引き起こされる皮膚病で、人間にも感染してしまう恐れがあります。迂闊にハゲている自然動物に触れないようにしましょう。

ハゲワシ

ハゲワシはもともと頭部にのみ毛(羽)が生えていない動物です。

体は全身羽で覆われているのに、頭部にだけ毛が存在しません。

コンドルがハゲている理由には2つの説があるとされています。

一つ目は、大きな体を持つコンドルの獲物は大きく肉を食べる時に顔を突っ込んだりして頭部の羽に血がべったり付着するのを防ぐため、毛がなくなってしまったとする説。

二つ目は獲物からダニなどの病気につながるものが付着しないようにするためで、直射に功を頭部に浴びて紫外線で殺菌しているとの見解もあります。

また一部では頭皮に集中している血管で体温調節を行なっているという説も存在します。

動物のハゲの3大原因

動物がハゲてしまう原因は大きく3つあります。

  • 環境的ストレス
  • 皮膚病
  • 遺伝子・ホルモンの異常

です。

もともとハゲてしまっているか、もしくは環境的なストレスに弱い個体で、ストレスによってハゲてしまったという問題。

さらに、上記で紹介した皮膚病やダニ、ノミなどの影響でハゲてしまう問題です。

動物も人間と同じで、毛や皮膚への優先度は低いので毛が抜けることもあるのです。

自宅のペットも人間と同じようにハゲることはあります。皮膚病のリスクは低いですが稀に感染症などに罹ってしまう可能性がありますので毛並みの状態は常にチェックしておくようにしましょう。

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まとめ

人間のハゲは合理的意味合いも持っている。

人間の髪の毛がハゲることに意味はあるということがわかりましたでしょうか。

マイナス的な印象が強いハゲですが、ハゲていることがもっと魅力的に感じられるような世の中になればいいですね。

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