ポラリスの育毛効果と選び方について!成分と副作用と価格を紹介!

育毛剤ポラリスの名前を薄毛対策の方法に詳しい男性なら聞いたことがあるかもしれません。育毛剤ポラリスは発毛効果が高いとされる、注目のミノキシジル配合育毛剤です。

ポラリスシリーズはミノキシジル以外の育毛成分が含まれており、各製品でミノキシジル濃度だけでなくその配合成分も多様となっているようです。

ポラリスとはどのような育毛剤なのか、育毛剤ポラリスシリーズの各製品の特徴、効果や副作用についても解説します。

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育毛剤ポラリスシリーズとは

タブレット見ている男性

育毛剤ポラリスはミノキシジル配合の育毛剤です。何種類か商品が出ており、各商品でミノキシジルの濃度が異なっていたり、ミノキシジル以外の育毛成分も含まれているようです。

ポラリスシリーズの商品の特徴について説明します。

アメリカ発の育毛剤ポラリスシリーズ

ポラリスはアメリカのポラリスリサーチラボラトリーが開発したミノキシジル育毛剤です。

男性型脱毛症(AGA)での薄毛・ハゲの症状を改善、抜け毛予防、育毛、発毛に効果があるとされています。

ポラリスシリーズの育毛剤はミノキシジル以外の注目成分も配合されていたり、最新の技術で難しいとされていた高濃度ミノキシジルの配合を実現させています。他のミノキシジル外用薬とは一線を画す育毛剤で、高い発毛効果があるということで人気の商品です。

ポラリスシリーズの商品のラインナップは以下のようになっています。

  • NR-02(ミノキシジル濃度1.5%のシャンプー)
  • NR-07(ミノキシジル濃度5%)
  • NR-08(ミノキシジル濃度7% )
  • NR-09(ミノキシジル濃度15%)
  • NR-10(ミノキシジル濃度16%)
  • NR-11(ミノキシジル濃度12%)

NR-02は育毛シャンプー、NR-07~11が育毛剤です。NR-10は育毛剤なのにローションタイプではなくクリームタイプという珍しいタイプです。

個人輸入で入手が可能

ポラリスは日本国内の薬局では購入できません。国内から購入するとなるとオオサカ堂などの個人輸入代行の通販サイトで購入することになります。

ポラリスシリーズはオオサカ堂などの通販サイトでもおすすめのミノキシジル育毛剤とされ、人気も高く口コミレビューも多く寄せられているようです。

ポラリスシリーズの使用感

ポラリスは発毛効果は高いものの、ベタつきと匂いが気になるという口コミも多かったです。しかし使用感は年々改善されているようです。

NR-09は高濃度な分ベタつきも気になるという声もあります。クリームタイプのNR-10は液ダレしにくく、NR-11は髪のゴワつきがないので使いやすいという声が多いようです。

ポラリスシリーズの価格

おおよその価格でNR-02が3,800円、NR-07が4,000円、NR-08が4,500円、NR-09~11は5,000円程度になるようです。個人輸入代行サイトによって多少違いはあります。

同じミノキシジル外用薬とも比較すると、リアップX5で7,000円、ロゲイン2本で2,600円(クリニックの処方では5,000円以上)、カークランド2本で1,550円になるそうです。

ポラリスのミノキシジル濃度、+αの注目成分が配合されていることを考えれば、お得な価格と言えそうです。

育毛剤ポラリスの使用方法

育毛剤ポラリスは1回1mLの使用量で、1日2回頭皮の気になる部分に塗布し、マッサージをします。塗布した後は髪を洗わないようにしましょう。

ポラリスの効果的な使用方法として、朝はNR-07やNR-08などの濃度の低いものを使い、夜はNR-09を使うという方法も紹介されているようです。NR-10や11の使用感が良いので、そちらを朝に使っているという人もいるようです。

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育毛剤ポラリスの有効成分ミノキシジル

薄毛の男性

育毛剤ポラリスの有効成分ミノキシジルはAGA治療の現場でも広く使用されている成分です。

ポラリスにはミノキシジル以外の成分も含まれていますが、まずは主成分のミノキシジルの特徴について確認していきます。

ミノキシジルの発毛メカニズム

ポラリスの有効成分ミノキシジルでの投薬治療(外用薬)は、日本皮膚科学会によるAGA診療ガイドラインでもAランクと評価され、AGA治療薬プロペシア(フィナステリド)とともに推奨されている治療法です。

現在ミノキシジルは男性型脱毛症のAGA治療、薄毛治療でも広く利用されています。薬局でも販売されているミノキシジル発毛剤といえばリアップがありますが、自宅でもできるミノキシジル治療として利用している男性も多いようです。

ミノキシジルは元々高血圧の治療に開発された薬ですが、後に発毛作用があることがわかり、研究開発されて外用薬のミノキシジルが作られました。

多くの男性で発症する男性型脱毛症は、男性ホルモンの影響でヘアサイクルが短くなり、抜け毛のサイクルが早まって薄毛やハゲが進行してしまう症状です。

ミノキシジルには血管拡張作用があり、血管が広がり血流が良くなることで頭皮の毛細血管へ栄養が行き渡りやすくなる作用があります。

発毛作用のあるミノキシジル成分を直接頭皮に塗布することで毛包に直接作用して、毛乳頭細胞・毛母細胞の働きを活発に、ヘアサイクルの成長期を正常な状態に導きます。正常なヘアアサイクルに戻れば育毛、発毛が促進されて髪が太く成長し、抜け毛も減っていきます。

他の外用ミノキシジル薬は?

発毛成分ミノキシジルが配合されている外用ミノキシジル薬には、ロゲイン、リアップ、カークランド(ロゲインのジェネリック)、そしてポラリスがあります。

リアップは日本で唯一発毛医薬品として薬局での販売が認められている、第一類医薬品のミノキシジル発毛剤です。

ほとんどがローションタイプですが、ロゲイン、カークランドにはフォームイプ、ポラリスにはクリームタイプがあります。リアップにはジェット式エアゾールタイプもあります。

内服タイプのミノタブ

ミノキシジルタブレット(ミノタブ)は内服タイプのミノキシジルで、5mgと10mgのタイプがあります。ミノタブは発毛効果も高いと評判ですが、副作用も出やすく、日本皮膚科学会で推奨されている方法ではありません。

ミノタブはクリニックで処方しているところもありますが、個人輸入代行サイトを利用して購入している人も多いようです。体の負担が心配なのでピルカッターで半分にして服用している人も多いようです。

ミノキシジル含有量の比較

ロゲインのミノキシジル濃度は2~5%、リアップが1~5%、カークランドは2~5%、ポラリスが5~16%となっています。

ミノキシジル外用薬の1回の使用量を1mLとすると、頭皮に塗布されるミノキシジル含有量は10mg~160mgとなります。塗布されたミノキシジル成分がすべて浸透するわけなく、せいぜい1%程度ではないかと言われています。

一方ミノタブは5mg、10mgの経口摂取になるので、かなり高濃度と考えられます。

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育毛剤ポラリスシリーズ各製品の成分・特徴

シャワー浴びている男性

ポラリスシリーズが他のミノキシジル外用薬と異なるのは、各製品で濃度が異なるところ、高濃度な育毛剤を提供しているだけでなく、ミノキシジル以外の育毛成分も配合されているところです。ポラリスシリーズの各製品の成分と、注目成分の効果についても見てみましょう。

ポラリスシリーズ各製品の配合成分

ポラリスシリーズ各商品のミノキシジル配合濃度とともに、その他配合されている成分を以下に示します。ミノキシジル以外にもさまざまな育毛成分が配合されているのが確認できます。(リニューアル等で変更点がある場合もあります。)フィナステリドはAGA治療で欠かせない薬の成分です。

  • NR02(シャンプー/ミノキシジル1.5%)・・・フィナステリド0.05%、パンテノール、ケラチン、アロエベラ葉エキス
  • NR-07(ミノキシジル5%)・・・アゼライク酸2%、プロシアニジンB2、アデノシン、オレアノール酸、ビオチン、ビタミンB複合体
  • NR-08(ミノキシジル7%)・・・アゼライク酸5%、りんごポリフェノール、オレアノール酸、ノコギリヤシ、ビオチン、レチノール、ビタミンB複合体
  • NR-09(ミノキシジル15%)・・・アゼライク酸、プロシアニジンB2、アデノシン、ビオチン、リジン、ビタミンB複合体
  • NR-10(クリームタイプ/ミノキシジル16%)・・・フィナステリド0.1%、コラーゲン、エラスチン、ペプチド複合体、ビタミン複合体
  • NR-11(ミノキシジル12%)・・・フィナステリド0.1%、アルファトラジオール、銅ペプチド、レチノール、ミストイルペンタペプチド-17、アミノ酸

フィナステリド

フィナステリドは男性型脱毛症(AGA)の進行を止めるAGA治療薬の成分で、フィナステリドが有効成分の薬ではプロペシアが先発薬として医療現場で広く処方されています。

AGAの原因である男性ホルモンDHTは、前頭部、頭頂部の毛乳頭に多く存在する還元酵素5αリダクターゼ(2型)によって生成されます。フィナステリドの5αリダクターゼ2型の抑制作用により、AGAの進行を止める効果があります。

アゼライク酸(アゼライン酸)

アゼライク酸はアゼライン酸とも呼ばれ、5αリダクターゼ1型の働きを抑える作用があります。フィナステリド・アゼライク酸を両方使用することで、より薄毛予防に効果があると言われています。アゼライン酸はニキビ予防や皮脂抑制の働きもあります。

りんごポリフェノール

りんごポリフェノールには抗アレルギー、抗酸化作用があり、ミノキシジル同様の育毛効果があるとされています。マウスを使った実験では2%のミノキシジルと同程度の育毛効果があったと報告されています。毛母細胞を増加させる作用があるとも言われています。

プロシアニジンB2

りんごポリフェノールに含まれる成分がプロシアニジンであり、その一種がプロシアニジンB2です。りんごポリフェノールの育毛効果はこのプロシアニジンによるものと考えられています。抗酸化作用、毛母細胞を増殖して髪が太く、本数も増えると期待されます。

銅ペプチド

銅ペプチドはリニューアルされる前に配合されていました。ヘアサイクルの休止期を短くして、成長期へ移行する働きがあり、5αリダクターゼを抑制してAGAの原因である男性ホルモンDHTの生成を抑える効果もあると言われています。

サイモシンb4-ポリペプチド成長因子

ポラリスシリーズではサイモシンb4-ポリペプチド成長因子が以前はNR-09のみに配合されていました。血管を形成し、細胞の刺激、細胞の増殖を促進する作用があります。

ポラリス含有栄養素成分

ポラリスシリーズはビオチンやビタミンB複合体、リジンなどのアミノ酸も配合されており、ミノキジルでの発毛効果とともに栄養を頭皮に与える「育毛」も意識した育毛剤であり、他のミノキシジル単剤とは異なる存在と考えられます。

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育毛剤ポラリスはM字ハゲも効果あり?

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一般的なミノキシジル単剤は頭頂部の発毛には特に効果があるとされていますが、生え際のM字部分に効果が現れるのは時間がかかったり、1年経ってもなかなか改善しないケースもあるようです。育毛剤ポラリスはどの程度の発毛効果があるのでしょうか。

ミノキシジル単剤より高いM字改善効果

ポラリスシリーズは高濃度なミノキシジル、ミノキシジル以外の成分に毛母細胞を増殖させるというりんごポリフェノール(プロシアニジンB2)、さらにはフィナステリドまで配合されているものもあります。

育毛剤ポラリスは頭頂部の薄毛だけではなく、生え際のM字部分や頭部全体の薄毛にも効果があると言われています。

ポラリスシリーズ各製品の発毛効果まとめ

NR-02は育毛剤にプラスして使用することで、育毛効果をさらに高めると期待できます。NR-07は初めてミノキシジル育毛剤を使用する人にもおすすめ、りんごポリフェノールによる生え際の改善も期待できます。

NR-08は他のミノキシジル育毛剤の濃度より少し高い濃度になっているので、より高い効果を望む人におすすめです。

NR-09は頭頂部から生え際のM字まで育毛したいという男性におすすめされています。NR-10は抜け毛に5年以上悩んでいる、薄毛が広い範囲に進行しているという男性におすすめされています。

NR-11も広い範囲の薄毛に発毛効果が期待できますが、より使用感の良い仕上がりを求めている人にもおすすめされています。

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育毛剤ポラリスシリーズの副作用

顔に手男性

頭頂部だけでなく生え際の薄毛の改善も期待できるということで、育毛剤ポラリスをぜひ使ってみたいという人も多いでしょう。ただしポラリスもミノキシジル、フィナステリドの副作用が起きる可能性があるので注意しないといけません。

育毛剤ポラリスの副作用と使用上の注意

ミノキシジルの副作用には頭皮のかゆみなどの炎症、動悸、低血圧症、多毛症などが考えられます。使用開始して1~2ヶ月頃に初期脱毛が起きる可能性もあります。

通常外用薬ではあまり副作用の出現率は高くないのですが、特にポラリスシリーズはミノキシジルが高濃度なものも多いので肌が弱い人は注意が必要でしょう。心臓、血圧、腎臓に異常がある人もミノキシジルを使用するにあたり医師への相談が必要となります。

フィナステリドは皮膚から吸収される恐れもあり、妊娠中・授乳中の女性は触れてもいけないと言われています。フィナステリドが配合されているポラリス製品(NR-02、10、11)は女性(特に妊娠中の女性)には触れさせないように注意してください。

個人輸入代行を利用した場合副作用が起きても自己責任となるので、副作用は使用上の注意をよく確認の上実際に使用するか検討しましょう。

副作用対策に育毛剤の併用がおすすめ

夜に濃度の高いポラリス(NR-09~11)と朝に濃度の低いポラリス(NR-07や08)を併用することがおおすすめされています。朝と夜両方ミノキシジルを使うのは肌に厳しそうという人は、朝は肌に優しい天然成分中心の育毛剤(チャップアップなど)を使うこともおすすめされています。

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まとめ

白いTシャツ男性

アメリカ発の育毛剤ポラリスシリーズは、ミノキシジル濃度が5~16%と高濃度なだけでなく、注目されている育毛成分を多く配合している、独自路線のミノキシジル育毛剤です。国内で入手するには個人輸入を利用しての購入となります。

ポラリスシリーズにはNR-02、07、08、09、10、11の6種類があり、特にNR-09はミノキシジル濃度15%、10はクリームタイプで16%(最高濃度)、11は12%と高濃度なミノキシジルが配合された育毛剤です。

その他にもフィナステリド、りんごポリフェノール(プロシアニジンB2)、アゼライク酸、ビタミンB複合体などの成分も配合されています。

頭頂部だけでなく生え際にも成分が作用し、M字ハゲの改善効果も期待できます。ミノキシジルが高濃度なため、副作用の危険性も高いです。リスクも踏まえた上で使用を検討するのが賢明でしょう。

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