大学生にハゲが増加している!若ハゲの9つの原因を知ろう!

自分がハゲていると感じている大学生ってどれくらいいるか知っていますか?男性も女性も年齢を重ねるに連れて右肩上がりに「自分は薄毛である、ハゲが気になる」と回答する人は増加していきます。

若い世代の男性であれば4人に1人、女性であれば10人に1人ほどの確率で自分がハゲ・薄毛であると回答しています。結構多いと思いませんか?

最近は薄毛人口が日本で増加しているとも言われているので若ハゲもその影響かもしれません。

しかしどうして近年薄毛が増加しているのでしょうか?またどうして大学生という若い年齢で薄毛が進行してしまうのか?今日は、その原因について紹介していきたいと思います。

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大学生のハゲの原因一覧

メガネ男性

男子の4人に1人、女子の10人に1人が自分の事をハゲあるいは薄毛であると回答している。こんな悲しい結果が出てしまったのはリーブ21の15歳以上社会人未満の男女を対象としたアンケートから明らかになったことです。

若い世代では自分がハゲにならないか気にしている人が3人に1人と非常に高い関心と危機感を心の片隅に抱いている事がわかります。

しかし一方で実際にどうして若ハゲが発生してしまうのかが全くわかっていない人も居ます。若い世代に発生するハゲは高齢者がハゲている原因とは少し異なる点があります。

どうして若ハゲが発生してしまうのかその原因を把握していきましょう。

ホルモンの影響

最も多くの人に薄毛を発生させているのはホルモンです

男性ホルモンが直接髪の毛の毛根に存在する毛母細胞という細胞を攻撃して抜け毛を発生させたり、ホルモンバランスが乱れることで髪の毛の成長を止めて自然に抜け落ちてしまうなどの影響が薄毛の多くの原因となっています。

体毛を濃くするが髪の毛を薄くしてしまう可能性があるのが「男性ホルモン」

逆に体毛を薄くして、髪の毛の成長を促しているのが「女性ホルモン」

と、簡単に言うとこの二つのホルモンが男女に適切な比率で存在することで髪の毛の成長は保たれています。

ホルモンのバランスが乱れたり性質が変化することでつむじはげやM字はげを引き起こす代表的なAGA(男性型脱毛症)FAGA(女性男性型脱毛症)などの脱毛症が発生する原因となっています。

睡眠不足

サークル活動、友達付き合い、勉強、レポートの提出、研究などなど大学生活を満喫しようとすれば寝る時間がもったいなくてついつい寝不足になってしまう事も多いでしょう。

睡眠が十分に取れていないと上記の男性・女性ホルモンバランスの乱れも発生しますし、何より髪の毛を成長させるための成長ホルモンの働きが減少してしまいます

身体への疲労の蓄積は筋肉お疲労などから血行の不良を招き頭皮に十分な血液が循環しない事にも繋がります。

睡眠は時間ではなく、質が重要です。日中に眠くなる症状を抱えている人はこれが薄毛の原因に繋がる可能性があるでしょう。

ストレス

これは実際どんな病気にも深く関わってくる原因ですが、精神的ストレス・肉体的ストレスどちらのストレスも薄毛につながります

精神的ストレスでは自律神経の乱れや皮脂の過剰分泌、自己免疫疾患などを引き起こし、頭皮に湿疹やできものが発生したり、円形脱毛症など病的に抜け毛を発生させる事があり薄毛に繋がります。

肉体的ストレスは疲労、身体へのダメージから来る血行不良、摩擦からの毛穴への負担などから抜け毛が増加します。

勉強、人間関係、就活、将来への不安、一人暮らし、環境の変化、バイトと学業の両立、ハードワークなどの要素が薄毛に繋がる可能性があるものとなるでしょう

皮脂の過剰蓄積

皮脂が毛根に詰まってしまうことが抜け毛の原因である場合もあります。

若い世代は身体の新陳代謝が最も高い時期でもあります。なので汗や皮脂の分泌が非常に多いのです。中でも頭皮はかなり汗をかきやすく、髪の毛や帽子によって蒸れやすい部分です。

それによって毎日しっかり皮脂が除去できていないと頭皮が炎症したり皮脂詰まりによって、髪の毛の成長が止まってしまって抜け毛が増加してしまうという事が発生するでしょう。

栄養不足

大学生になり一人暮らしを始めると実家では感じたことのない飢餓を感じることもあるでしょう。いちいち作るのは面倒くさいしお金も無いしで、毎日レトルトやコンビニ弁当、ファストフードなどを食す機会も増えると思います。

これが結果的に栄養不足に繋がり、薄毛になるという訳です。

髪の毛の生成にはタンパク質が必要ですし、その髪の毛を育てるためには健康的な頭皮環境が必須なのでビタミン類やミネラルが最低限必要になります。

飽食の時代ですがバランスの取れた栄養を摂取するためには少し意識的に食品を選択する必要があります。

飲酒・喫煙

大学生になって20歳を超えるとお酒やタバコが社会的に許される様になります。

羽目を外して好き勝手に喫煙飲酒してしまうわけですが、ハゲにとってはこれがかなりの悪影響になります。

タバコやアルコールは体内に入るとその有害さゆえ、身体が沢山の栄養素を消費して毒素を代謝します。またアルコールには血液促進作用がありますが、タバコに含まれるニコチンは毛細血管を収縮する働きがあるので頭皮の毛細血管が収縮し血が行き渡らなくなります。

これだけが原因になってハゲることは少ないでしょうが、薄毛を加速させてしまう可能性があることは確かです。

シャンプーの影響

シャンプーの成分や洗髪方法によって薄毛につながってしまうことがあります。

高級アルコール系の洗浄成分のシャンプーを皮膚が弱い人や皮脂の分泌が少ない人が使用していた場合、刺激や皮脂の洗いすぎによって乾燥や湿疹などを発生させることがあります。

また1日に何度もシャンプーをしている人(朝夜の2回など)も皮脂の落としすぎによって乾燥や皮膚炎を引き起こして抜け毛やフケが発生する原因になることもあります。

皮脂は肌のバリアでもあります。過剰に蓄積している場合には問題となりますが、まったくないとそれはそれで問題です。

過度なヘアアレンジ

大学生になると高校の様な厳しい校則が無いのでカラーやパーマ、ブリーチ、ワックスなんでも好きに髪の毛やオシャレを楽しむことが出来ます。

大学生は社会人になるまでに自由に遊べる最後の期間なので過度なヘアアレンジにも挑戦する人も多いのではないでしょうか?しかしこれらヘアアレンジ剤などの成分が頭皮に刺激の強いものだということはご存知のはず。

過度にこれらのアレンジを繰り返していると頭皮が炎症を起こしてしまい抜け毛に繋がります。髪の毛へのダメージも大きいですし受けたダメージを修復するのにも時間がかかります。

カラー剤、ブリーチ剤、パーマ剤の刺激やワックスやジェルなど整髪料が毛根を詰まらせるなどのトラブルが抜け毛を発生させますので正しく使用することが大切です。

遺伝

遺伝によってハゲやすい人も居ます。ハゲ遺伝子は優性遺伝子なので親から子へ受け継がれやすい性質を持っています。

男性であれば母方から、女性であれば両親から遺伝されます。これはXとY染色体の遺伝性質が関係しているので男性の場合は父親のハゲとは遺伝的には関係ないんです。

それぞれ祖父母の代まで遡って髪の毛の状態を確認するとハゲやすいかどうかを判断することが出来ます

出来ればどういった経緯で両親や祖父母が薄毛になったのかを聞き出す事が出来れば、対策もしやすくなります。

多くの場合、ハゲ遺伝子から遺伝される性質は、AGAの原因となる男性ホルモン(5αリアクターゼ、DHT)の影響を受けやすいという要素になります。なのでAGAの薄毛の対策方法についてしっかり知っておく必要があるでしょう。

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大学生にハゲが増加している訳は?

デスクうつむく男性

どうして若ハゲになってしまう人口が増加しているのでしょうか?

医師や研究者たちが説いている幾つかの説を紹介します。

食生活の変化

食の欧米化が進行している現在、肉食(動物性脂質)やアルコールのとり過ぎが影響してハゲに繋がっていると考えられています

特にジャンクフードの到来は日本の食文化を大きく変えるきっかけになったでしょう。

日本人の消化器官が欧米食に対応できていないことなども関係していますが、それよりも元々世界的に薄毛人口が多い国の食文化が日本に流れてきていて、それが好まれていることが大きな原因でしょう。

脂質の多い食事は皮脂の分泌を過剰にしますし、栄養バランスも崩れます。肉には塩分の濃いものも多くどうしても太りやすかったり、血液の流れが悪くなるなどの問題にも繋がりますので病気にもかかりやすくなります。

日本人にあった野菜や魚、海藻などをふんだんに使用した食生活を意識的に取り入れたほうが良いでしょう。

シャンプーの浸透による影響

昔はシャンプーは1ヶ月に1回や、痒くなってきたら行うというのが当たり前でした。それでも特にハゲている人が多かったという歴史が見られる資料は見当たりません。

シャンプーが一般に普及し始めたのが1960年ごろになります。シャンプーだけでなく、パーマやヘアカラーやリンスなどもこの付近で徐々に世間に浸透し始めました。それ以降から徐々にハゲが目立つようになっています。

昔の写真を見ても意外とハゲている人は少ないと感じます。やはりヘアケアやヘアアレンジが普及している現代の方がハゲやすい傾向があるのでしょう。

シャンプーやヘア剤は髪の毛や頭皮への刺激やダメージが強いものでもあります。実際髪の毛や頭皮をキレイにすると言うのはシャンプー会社のプロパガンダでしかないという意見も見られます。

社会的ストレスの増加

先進国に増加していて逃れられない問題であるストレスの増加。ストレスによって精神を病んだり、過敏性腸症候群などの症状が増えているのもストレスの増加が原因であると言われています。

技術の発展により目まぐるしく変化する環境に対応できずに、人間関係などでも溝が生まれやすく、最近ではパワハラやセクハラなどハラスメントと付くトラブルの呼び方も増加しています。

特に日本は2017年発表の自殺率世界比では6位となっています。アジアでは韓国がトップで日本が2位という結果が出ていますので、どれだけストレスを抱えている人が多いのかもわかります。

ストレスは循環機能や内臓の活動をコントロールしている自律神経の乱れやホルモンバランスの乱れを引き起こす原因となりますのでハゲになる可能性が高くなる大きな要因となっているでしょう

眼精疲労がハゲの原因に!?

近年スマートフォンやタブレットなど液晶を目にする機会が増加していますね。

IT関係の仕事も増加していますし、今後も更にITの分野の進化は我々の生活を大きく変えていくことが容易に予測できます。

緑や遠くの景色を見ずに液晶を目にする機会が多いとブルーライトや液晶からの光の影響で眼精疲労になりやすくなります。眼精疲労は肩や頭皮の凝りを引き起こし、間接的に頭皮の血行不良に繋がります。

その結果はげるという症状に繋がってしまうと言うわけです。

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ハゲやすい要因は増加している

大学生にも意外とハゲに繋がってしまう原因が存在していることがお分かりいただけたと思います。ハゲになる老化以外の原因がほとんどすべて当てはまる年齢に差し掛かったという訳です。

また20代をピークに身体はどんどん衰えていきますので、老化も例外ではありません。

ハゲ遺伝子が元々優性遺伝子である事も関係していますが、近年の社会の流れから見てもどうしてもハゲが今後増加してしまうことは仕方の無いことの様に感じます。

現段階では髪の毛が確実に生える薬などは開発されていませんが、iPS細胞などを応用した発毛方法や薄毛治療の研究は日々進化していますので、それが実用化されればハゲに悩まされることはなくなるかもしれません。

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