髪をボリュームアップさせるにはどうすればいい?ヘアケアの改善方法を知ろう!

最近、髪にボリュームが感じられない、若い頃に比べると薄毛になった、でも歳だからしかたないか・・・と、そんなことを考えていませんか?

たしかに、髪の勢いは年齢を重ねるにつれ失われていきます。しかし、まったく対抗策が無いわけではないのです。

すべてを年齢のせいにして頭髪の現状から目を背けるのはやめましょう。やり方ひとつでいくらでも髪のボリュームアップにつながります。

男性も女性も気になる、髪のボリュームアップ方法についてまとめてみました。

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なぜ髪のボリュームが減るのか?

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若い頃はもっとハリツヤのある髪だったのに、こう見えてフサフサだったのに、という悩みを抱えてらっしゃる方は少なくないと思います。

なぜ髪のボリュームは失われてしまうのか? まずはその原因から見てみましょう。

加齢による衰え

これは、誰もが避けて通ることのできない理由です。髪だけでなく、人間の体は年齢を重ねるにつれて衰えていきます。

まず、人間の育毛のサイクルをおさらいしましょう。人間の頭皮には毛乳頭(もうにゅうとう)と呼ばれる育毛器官と、それを包むように存在する毛母細胞(もうぼさいぼう)というものがあります。

毛細血管から毛母細胞が酸素や栄養素を受け取り、それが毛乳頭へ渡されて新しい毛が生えてくる、とこういう仕組みなのです。

この一連の流れには成長期、退行期、休止期という三つの過程があります。若い頃は成長期が盛んなためどんどん新しい髪の毛が生えてきます。しかし、歳をとるごとに成長期が短くなっていき、休止期が長くなるのです。

やがてはこのサイクル自体が衰えていき、髪の一本一本が細くなり、ハリやコシがなくなり、ボリュームダウンしていくというわけなのです。

AGA(男性型脱毛症)

男性に当てはまる理由として、AGAが挙げられます。AGAは男性型脱毛症のことで、男性ホルモンであるDHT(ジヒドロテストステロン)に由来する脱毛症です。

男性というのは、思春期を越えたあたりから徐々に男性ホルモンの量が増えていく傾向にあります。この時に出てくるのはテストステロンという名前の無害な男性ホルモンです。

しかし、加齢によって徐々に男性ホルモン=テストステロンが失われるようになると、これを抑制しようと脳が命令を出し、5-αリダクターゼという酵素の影響を受けて、テストステロンがDHT(ジヒドロテストステロン)に変わってしまうのです。

この変化の際に起こってしまう強烈な脱毛作用こそがAGAの正体です。加齢によって引き起こされる脱毛症ですが、遺伝も大いに関係していると言われています。親や祖父がハゲているという方はご注意を。

詳しくは、AGAとは?特徴や原因を知ろう!治療するには薬が効果的なの?を読んでおきましょう。

びまん性脱毛症

先ほどは男性の脱毛症を紹介しましたが、今度は女性の脱毛症です。びまん性脱毛症はまたの名をFAGA(女性男性型脱毛症)と言い、髪のボリュームに少なからず関係しています。

基本的なメカニズムはAGAと同じです。血液中のテストステロンがジヒドロテストステロンに変わる際に引き起こされる脱毛作用が原因とされています。しかし、FAGAの場合はそれだけではなく、女性ホルモンの値が重要になのです。

男性ホルモン=テストステロンが脱毛に拍車をかけてしまうのとは逆に、女性ホルモンであるエストロゲンには育毛の働きがあります。若い女性はこのエストロゲンの分泌が活発なため、またテストステロンの血中濃度が男性の20分の1と少ないため髪が豊かなのです。

エストロゲンには前述した髪の成長サイクルを助ける効果があり、そのために薄毛や抜け毛が発生したとしても非常に緩慢な進行となります。だから、若いうちは髪のことなど気にする必要がないんです。

しかし、女性ホルモン=エストロゲンは年齢と共に失われていきます。個人差はありますが、早い方だとだいたい35歳前後で女性ホルモンの減少が始まるようです。すると男性ホルモンの影響を受けやすくなり、FAGAの発症へと至るわけです。

AGAの場合は前頭部や頭頂部など、局所的な部分からハゲが進行していくのが特徴ですが、女性版のFAGAは全体的に薄毛になったり、髪が細くなったりと症状に差が見られます。

詳しくは、びまん性脱毛症の症状と原因を紹介!治療方法と食事による予防とヘアケア方法を知ろう!を読んでおきましょう。

過度なストレス

ストレスの溜めすぎは体に良くないと言われていますが、髪のことを考えると本当にそうなんです。ストレスが原因で髪の毛が薄くなった、なんて話を耳にすることはありませんか? あれは本当に起こりうることなんです。

何か悩みを抱えていたり、解消できない怒りや不安を持っていたりすると、人の神経系はおかしくなってしまいます。自律神経に乱れが生じて、体をうまく制御することができなくなるのです。

するとホルモンバランスが崩れてしまい、先に挙げたようなAGAやFAGAといった脱毛症を発症しやすくなります。

また、過剰なストレスで血管の収縮などが起こってしまった場合、末端器官である頭皮にうまく栄養素を届けることができなくなります。

そうなると毛母細胞が毛乳頭に栄養を供給できなくなり、髪の毛を新たに生やすことがなくなってしまいます。もはやボリュームどころの話ではありません。

食生活の乱れ

これもまた、髪のボリュームだけでなく肌や健康そのものにとって重大な要素です。食の習慣に悪いくせがついていると頭皮に悪影響が及びます。

まず、脂肪分や塩分を摂りすぎていませんか? 忙しいなどの理由で外食が中心になっていたり、一人暮らしで自分の好きな物ばかり食べていると、人は知らず知らずのうちに偏った食生活になっています。

脂肪分や塩分ばかりで髪にとって必要な栄養素が摂れないままだと、自然と髪がやせ細っていくのも頷けますよね。また、そういった食生活は肥満を招きやすくなります。

見た目はまったく大丈夫でも、体の中、つまりは内臓から徐々に肥満が始まってしまうというケースもあります。内臓脂肪が増えてしまうのですね。

肥満になると内臓の働きが鈍くなり、新陳代謝が悪くなります。そうなると髪の毛の成長にも悪い影響を及ぼします。

また、肥満になると汗をかきやすくなります。すると、頭皮の毛穴を皮脂が塞ぎやすくなってしまい、うまく新陳代謝をすることができません。最悪の場合、脂漏性脱毛症(しろうせいだつもうしょう)などを引き起こしてしまう可能性があります。

運動不足

これもまた健康について考えた時に取り上げられやすい要素です。頭皮や髪にとって非常に大事なことなのですが、その秘訣は血行にあります。

人は運動をすることによって体中の筋肉を動かしますが、それによって体中の血管が刺激され、血行を良くすることができます。逆に言うと、運動しなければ血行はよくならないのです。

デスクワークなどが中心で、会社や学校の行き帰りも電車やバスが中心、となると、少しずつ血行が悪くなっていきます。血行が悪くなると体の様々な器官に悪影響が出ます。

頭皮のような末端器官に栄養を届けるのが困難になりますし、そもそも栄養を作り出すための内臓がうまく機能しなかったり、新たに栄養を取り入れようにも食べ物の消化がうまくできなかったりと、深刻な被害をもたらします。

そうなると神経系にも悪影響が出てストレスを溜めやすくなってしまったり、脂肪が増えすぎて肥満になってしまったりと、様々な二次被害の可能性があります。

運動が不足していると、髪のボリュームで悩む以前に、体そのものが壊れていってしまうかもしれません。

誤ったヘアケアを続けている

シャンプーやトリートメント、オイル、スタイリング剤などでしっかりと髪を整えるのも良いですが、それらがあなたの髪にとって良いものなのか見直してください。誤った方法で髪をケアし続けてしまうのは逆効果です。

まずシャンプーですが、界面活性剤などの洗浄剤が使われた、洗浄力の高すぎるものはアウトです。頭皮にとって必要な皮脂まで根こそぎ落としてしまうため、育毛のサイクルが乱れてしまいます。また、毛先ばかり洗って根本が洗えていないのもよくありません。

そして洗う時、爪を立て頭皮をかいたり、指の腹でごしごしやったりしていませんか? 指の腹でごしごしはセーフじゃないか、と思うかもしれませんが違います。

ごしごしやってしまうと、新生毛(しんせいもう)と呼ばれる生えたばかりの髪の毛が抜けていってしまうのです。これでは頭皮環境を改善しても意味がありません。

また、せっかくシャンプーをしても、うまくすすげず頭皮に残ったままの場合、フケやかゆみの原因となります。最悪、炎症を起こしてしまうこともあり得ます。

これはトリートメントやオイル、整髪料も同様です。髪に対して使用すべきものが頭皮に付着して残ってしまった場合、ダメージを与えてしまうので注意が必要です。

そして、美容院や自宅でヘアアイロンをあてている方、あるいは髪を染めている方は気をつけてください。若い頃は平気だったオシャレやヘアケアが、年齢を重ねることによって「合っていない」状態になることはままあります。

このパーマは昔からやっているから大丈夫、このヘアカラーなら大丈夫、と思い込まずに、今の自分に合っているかを考えることが必要です。

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どうすれば髪をボリュームアップできるのか?

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髪にとって良くないこと、危険なことがたくさんあるというのはご理解いただけたかと思います。では、どうすれば元気のなくなった髪を回復させることができるのでしょうか。

食生活を改善する

自分の食生活に乱れを感じているなら、まずはそこを改善するように努めましょう。脂肪分や塩分を摂りすぎないように意識するだけでもだいぶ変わるはずです。

髪には様々な栄養素が必要ですので、これさえ食べていれば大丈夫、といったものはありません。ですが、有効だとされている食材はありますので、いくつかピックアップしました。

大豆食品

大豆食品に含まれるイソフラボンは、AGAやFAGAの項目で取り上げたテストステロンの分泌を抑制する効果があります。これは、イソフラボンが女性ホルモンの働きをカバーしてくれるからです。

また、大豆はタンパク質が豊富です。髪の主成分はタンパク質ですから、イソフラボンと一緒に補給できる点が非常に優れています。

さらに、大豆には皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)を助けるビタミンB2が含まれます。そして、納豆だけに含まれるナットウキナーゼという成分には、血液の淀みを払拭する効果があります。頭皮の血行をよくすることを考えた時、納豆は非常におすすめです。

生牡蠣

髪の主成分がタンパク質であるというのは前項で書いたとおりですが、髪の毛を生成するためには亜鉛が重要になります。亜鉛が不足しているとうまく髪を作ることができないのです。

生牡蠣はこの亜鉛が非常に豊富な食材です。亜鉛はその他、牛肉や豚レバー、魚介類に多く含まれていますが、生牡蠣の段違いの含有量にはかないません。

日頃はなかなか摂取しにくい栄養素ですが、生牡蠣や肉類、あるいはサプリなどを通じて適度に摂取していくのが望ましいです。

緑黄色野菜と果物

緑黄色野菜を食べることで、髪に必要な様々なビタミンを補うことができます。頭皮の健康を保つにはビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンEなどが有効とされていますが、そのすべてを緑黄色野菜で補うことができます。

ニンジン、カボチャ、ほうれん草、トマト、ピーマンなど、好き嫌いせずにいろいろな野菜を食べることを習慣付けてください。

また、レモンなどの柑橘類にはビタミンCが多く含まれています。ビタミンCはコラーゲンの生成を助けるのですが、コラーゲンは髪にハリコシを与えたり、血管や頭皮を頑丈にする効果があります。こちらもおすすめです。

その他、果物であれば大抵のものは頭皮に良いビタミンなどを含んでいますが、果物の場合は果糖を摂りすぎることがないよう食べ過ぎにだけ注意です。

適度な運動を行う

恐らく、食生活を正すことと並んで最強の生活習慣改善だと思われます。髪のボリュームを取り戻すためには頭皮の血行が重要なのですが、運動して全身の筋肉を動かすことにより、血流を良くする効果があります。

血行の改善を考えた時、もっとも効果的なのはジョギングや水泳をはじめとする有酸素運動です。酸素を充分に取り込んで行う有酸素運動には、心肺機能を高めたり、頭皮に柔軟性を与えたりと、いいことずくめです。

これにより、末端器官である頭皮の毛細血管にまでしっかりと栄養素が届くようになり、髪の生成を助けることができます。

また、運動にはストレス解消を解消し、前向きになれる効果もあります。普段、運動することが無いという方ほど実感しやすいと思いますので、ぜひお試しください。

加えて、汗をかくことにより、AGAやFAGAの原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)を体外に排出することができます。直接的に脱毛予防になるのは嬉しいですね。

さらに、脂肪を燃焼するため肥満防止にもなります。太りにくい体を手に入れるということにもつながりますので、少しずつ習慣付けたいものです。

運動をまったくしていなかった方、病気や怪我をお持ちの方はウォーキングから始めるといいでしょう。腕を大きく振る、大股で歩くなどのポイントさえ押さえれば、充分に効果が期待できます。

また、有酸素運動はできるだけ20分以上続けることを心がけてください。これは、運動によって体内の脂肪が燃やされ始めるのがちょうど20分頃からだと言われているからです。

ヘアケアを改善する

シャンプー選びはしっかりと行いましょう。ノンシリコンやアミノ酸シャンプーなどの、頭皮にとって刺激の少ない育毛シャンプーがおすすめです。今は男性用シャンプー、女性用シャンプーと、ホルモンバランスまで考慮された様々な商品があるようです。

シャンプーの方法にも注意

シャンプーをする際にも要注意です。直接髪や頭皮につけるのではなく、手でしっかりと泡立ててから使いましょう。そして、後頭部からトップにかけてマッサージを行うように、力を加えすぎないように注意しつつ、全体を揉みほぐすよう丁寧に洗ってあげましょう。

また、シャンプーやトリートメントなどは、頭皮に残ったりしないようにしっかりとすすぎましょう。同様に、オイルや整髪料、スタイリングスプレーなどは頭皮そのものに付着しないようにしてください。

髪を乾かす上では、自然乾燥ではなくドライヤーを使うのが良いです。あまり熱風を一カ所に当てすぎないようにして、短時間で効率よく乾かすくせをつけましょう。

育毛剤の使用にも注意

育毛剤を使用している方は、使用のタイミングや使い方そのものが正しいのか確認してみると良いでしょう。通常の育毛剤がいいのか、女性用育毛剤などの特化したものに変えるべきなのか検討してみてください。

美容師にも相談

美容室に通っている方は、髪のボリュームについて相談してみるのも良いでしょう。今までのパーマをやめてポイントパーマだけにしてみるとか、分け目や毛流れを変えてみるとか、ツヤツヤ美髪を手に入れるために具体的なことを提案してくれるはずです。

プロの美容師さんならばあなたの顔の形・・・丸顔か、面長かなどをしっかりと把握した上で、自分でも簡単にセットできる再現性の高い髪型を教えてくれるはずです。

もともとロングヘアでボリュームに悩んでいる方は、ショートヘアやボブカットなどにヘアスタイルを変えてみるのも手です。

中でもベリーショートや下がりボブといった髪型は、髪のボリュームを気にせず美しく見せることができる美フォルムなスタイルとして人気で、薄毛対策にもなっているようです。

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まとめ

一口に髪のボリュームといっても、老化だけでなく様々な要素が絡んでいることを知っていただけたかと思います。

原因が老化だけでないということは、努力して改善できる余地があるということです。髪のボリュームに悩んでらっしゃる方は、今一度自分の生活を見つめ直してみてください。

このページの内容が、あなたの髪の悩みの対策方法を探すきっかけになれば幸いです。

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