白髪染めを購入しようと思っても沢山商品があってなかなかどれを選べばいいかわからない事もあるかと思います。白髪染めにはいくつかの種類がありどれにもメリット・デメリットが存在し、使用する用途によって使い分けることで無駄なく商品を使用でき、コストも削減できますしキレイに染め上げることも出来ます。
また商品によって効果の持続期間も違っているので注意しなければいけません。白髪染めを使用する上で重要な要素である種類による使い分けや美容院で仕事をするプロもおすすめする白髪染めの商品をおすすめしていきますので是非参考にしてみてください。
自宅で使用するために白髪染めを探している人や、自分に合った白髪染めがなかなか見つからずに困っている人などはこの記事を読んで自分に合った商品を見つけてみてください。
目次
白髪染めの種類
30代〜40代になってくると老化の影響でだんだんストレスに対する影響も強くなり、何かと病気がちになり細胞も一緒に老化してしまい、白髪などの問題が派生する確率が高くなってきます。
特に髪の毛の問題では白髪や髪質の変化などが大きく変化してきます。毛根内部にあるメラニン色素の働きが無くなることが白髪が発生する大きな原因です。
そんな時いよいよ白髪染めが必要になる訳ですが、今販売されているものだけで白髪染めには大きく分けて5種類の商品が売られています。どの商品にもそれぞれ特徴があり、長所と短所があります。まずは使用用途などによってこれらの商品を使い分けられるようにしましょう。
基本的な5つの商品について紹介していきます。
トリートメントタイプ
この商品は最近販売が開始された新しいタイプの商品になります。最新の商品になりますので商品ごとに大きく成分にばらつきがあり、染まり方も違います。
基本的な商品の傾向としては最初の数日間は毎日使用し徐々に髪の毛を染めていきます。髪の毛や頭皮に悪影響のあるメラニン色素を分解するジアミンなどの成分が入っていないので髪の毛を必要以上に傷つけないというメリットがあります。
さらにそれにプラスしてトリートメント効果もあるので、薬用成分で髪の毛に栄養を付与して髪の毛にツヤやコシなどを与えてくれます。
デメリットとしては色持ちがあまり良くなく1週間〜2週間ほどで色が落ちてしまう事があります。しかし、使い切りタイプではないので、余った分は次回にも使用することが出来ます。気になったその日に染め直しが可能で頭皮や髪の毛に優しいのはうれしいですね。
価格もそこまで高い商品ではないのですが、商品ごとに効果のばらつきがありますのでしっかり口コミなどの情報を得てから購入しないと残念な効果の商品を購入し、お金を無駄にしてしまう可能性もあります。
メリット・・・いつでも何度でも利用できる、髪の毛や頭皮にダメージがない、トリートメント効果も得られる、カラー剤特有の臭いがしない
デメリット・・・効果にバラつきがある、色持ちが短い、初回は1回で染まらない、明るい色に出来ない
マニキュアタイプ
大手のメーカーから長期間販売されている商品で長期間支持されている商品でもあります。通常のヘアカラー剤よりも髪の毛へのダメージがない点でアドバンテージがあります。
ヘアカラーなどは髪の毛の色を抜いて色を内部に着色しますが、マニキュアタイプのものは髪の毛の周囲に色素をコーティングして着色するタイプの商品になります。その分髪の毛を痛めないで済むという訳です。
髪の毛を染め上げるだけではなく、髪の毛にハリやコシなどを付与する効果もあります。こちらの商品も使い切りタイプではなく、次回にまで余った分を取っておける商品になりますので経済的ですね。
デメリットとしては着色料の色が濃い為に肌や頭皮に付着してしまった場合に取れにくいと言う欠点があります。耳の裏やうなじなどの見えにくい部分に成分が付着してしまった場合に目立ってしまう事がありますのでその分落とすのが手間だったりします。
シャンプーによる色落ちも若干多くなっていて小まめに色をつけ直さないといけない点もデメリットでしょう。
髪の毛を傷つけたくないけど、長期間使用されている実勢旗のある安心の商品で髪の毛を染めたい人におすすめです。
メリット・・・髪の毛のダメージがない、次回も使える
デメリット・・・色持ちが少し短い、肌に色が付着する
泡タイプ
商品の中に同封された1剤と2剤と呼ばれる異なる成分の染料を容器に入れて振ることで泡立てて髪の毛に使用します。泡タイプの商品はそこまで数が多くなく、主流ではありませんが、染まり上がりがキレイに仕上がりやすい特徴があります。
泡を髪の毛に揉み込んでいくことで全体に染料を行き渡らせれるので簡単に作業を行うことが出来ます。基本的には1回の使い切りタイプで、混ぜてしまった染料は2度は使えません。
内容量は髪の毛の長いロングの人でも使用できるように若干多めになっています。他の商品で1箱では量が足りない人も泡タイプであれば十分に全体を1箱で染め上げることが可能でしょう。
しかし、しっかり染まる成分でありますが、髪の毛に対するダメージも若干高めになっています。1剤や2剤を使用してのカラー剤には酸化染料、アルカリ剤、酸化剤などが含まれており髪の毛の脱色の際にキューティクルを広げてしまうので髪の毛にダメージが残ってしまいます。髪の毛の細い人や、乾燥肌の人、敏感肌の人には不向きでしょう。
さらに1回で使い切るタイプの商品が多いので少し使用して次回に残しておくと言うことが出来ません。なので一部染めなどが目的な人には不向きな商品になります。髪の毛の短い人なども割高になってしまうのでそのような人にはおすすめできません。
メリット・・・きれいに染まる、楽ちん、量が多い、長期間効果が持続する、好きな色を選択できる
デメリット・・・刺激が強め、1回使い切り、独特の臭いがする
ジェルタイプ
主流となるカラー剤の一つです。ジェルタイプの他に商品によっては液体タイプやミルクタイプや乳液タイプなどとも呼ばれることがあります。液状の非常に伸びの良い商品で髪の毛に塗っていくことで使用するタイプの商品になります。
この商品も箱の中の1剤と2剤を混ぜて使用するタイプの商品になります。
美容院でもよくジェルタイプの商品が使用されています。伸びが良いので髪の毛にスルッと伸ばして簡単に塗っていくことが出来ます。ジェルタイプも使用方法が簡単で初心者にはオス末の商品です。
1剤2剤を使用しての染髪になるので、髪の毛へのダメージは若干高めです。しかし、しっかりトリートメントなどを使用してケアを行えば髪質をキープすることが出来ます。こちらも1剤2剤を混ぜてしまうので次回までの取り置きは出来ません。部分染めの場合はコストが割高になってしまうでしょう。
メリット・・・使用方法が簡単、ロングヘアにも使いやすい、初心者にも使いやすい、効果が長期間持続する、好きな色を選択できる
デメリット・・・髪の毛へのダメージが有る、使い残せない、独特の臭いがする
クリームタイプ
白髪染めの商品の中では最も主流で、多く数が出回っている商品になります。1剤と2剤を使用した商品で、やや固めの角が立つようななめらかなクリームを使用して髪の毛を染めていきます。
クシなどの道具が同梱されていて、そのクシを使用して髪の毛に成分を伸ばしていきます。
液体ではないので垂れてきて顔などの皮膚に付着する心配がありません。髪の毛の根元だけを染めたい場合などに有効です。クリームタイプの商品には1剤と2剤を全て混ぜてしまわず、専用の容器で必要な分だけ別々に出してくれた余った分は取っておける商品などもあります。
なので、一部染めの時はかなり有効です。伸びてきた根元の部分だけ染めたいなどのときにはその部分だけキレイに簡単に染めることが出来ます。
さらに商品によっては髪の毛へのダメージも抑えられる商品も存在します。髪の毛へのダメージを抑えたい人にも有効ですし、一部染めにも適していて、さらに取り置きも出来るのでコスパ的には最も有効な商品なために流通しているのは納得の商品です。
しかし、伸びが悪く要領も少ないので髪の毛の長い人は髪の毛全体を染める場合は足りなくなる可能性もあります。
メリット・・・使いまわせる、部分染めに適している、長期間効果が持続する、髪へのダメージを軽減できる、好きな色を選択できる
デメリット・・・独特の臭いがする、要領が少ない、伸びが悪く作業に時間がかかる
おすすめの白髪染め
上記で説明した異なるタイプの白髪染めの商品の中からいくつかのおすすめの商品を紹介していきます。
自分の性質や使用用途などに適したタイプの中からおすすめの商品を選択してみてください。
トリートメントタイプ
利尻ヘアカラートリートメント・・・価格:2000前後 シリコンや鉱物油などの成分が含まれていない天然成分で無添加の商品です。肌に優しく髪の毛にも優しいので長期間何回でも安心して使用できます。
LPLPヘアカラートリートメント・・・価格:2000前後 白髪を染めて隠してくれながら髪の毛にコシやハリなどを与えてくれえるのでおすすめの商品になります。香りも非常に良いの店で人気があります。
白髪用カラートリートメントキラリ・・・価格:2500前後 価格は若干高めになっていますが、泡でトリートメントが行える商品になっていて髪の毛に簡単にムラなく塗ることが出来ます。染まり上がりも非常によく、色が付きやすいことでおすすめの商品です。
マニキュアタイプ
シエロ ヘアマニキュア・・・価格:700円前後
ブローネ ヘアマニキュア・・・価格:700円前後
二つの商品とも大手のメーカーであるホーユーと花王から販売されている商品になります。大手メーカーの商品なので一般的な日本人の髪の毛の質に合わせて作られています。シエロはアミノ酸成分や海洋成分で髪の毛に潤いなどをプラスします。ブローネはシルクエッセンスや海藻エキスやローヤルゼリーなどを配合していて髪の毛を保護、保湿します。
両方の商品とも持続期間は1ヶ月程となっていて価格にも大きく開きはありません。箱の中に専用のクシが同梱されていて簡単に髪の毛に塗り込むことが出来ます。
泡タイプ
ブローネ泡カラー・・・価格:800円前後 花王から販売されている商品です。5回ほど容器を上下にして混ぜ合わせることでしっかり泡を作ることが出来ます。簡単に硬めの泡を作ることが出来て、垂れる心配がありません。臭いも控えめで換気をすれば十分長時間風呂場に篭っていても臭いにやられる心配はないでしょう。色の種類が22色あり、泡タイプの商品の中では1番バリエーションに富んでいます。
シエロムースカラー・・・価格:800円前後 色の種類は16種類とブローネには劣りますが十分のカラーバリエーションの選択ができます。使用前にボトルを振ってプッシュするだけで簡単に泡が出てくる仕様になっています。時間は20分ほどの放置で色染めが完了します。
ビゲンポンプフォームカラー・・・価格:500円前後 シエロ同様ホーユーから販売されている商品になります。ポンプに入ったタイプと詰め替え用が購入できる非常にコストの安い商品なのが特徴です。カラー最低でも2〜3ヶ月に1回は行わなければ行けないので、何度の購入するのはなかなかの負担になります。12種類のカラーを選択でき、さらに2種類のオイルを配合しているので髪の毛へのダメージも軽減できます。
クリームタイプ
ウエラトーン ツープラスワン クリームタイプ・・・価格:1200円前後 15種類のカラーの中から選択できます。白髪をしっかり染めたい人には濃い目のカラーがおすすめです。以前よりも30%クリームの用量を多くし、しっかりカラー剤を髪の毛全体に行き渡らせることが出来ます。さらにミクロの粒子で髪の毛の奥の方にまで色を染み込ませるので6週間は色の持続が保証されています。何度も染め直すのが面倒な人にはおすすめの商品です。
オレオクリーム ヘアカラー・・・価格:800円前後 10色のカラーから選択できます。8種類のアミノ酸に加え、ピュアオイルなどを配合し髪の毛の保護成分を十分に配合して髪の毛へのダメージに気遣っています。黒髪と白髪をむらなく染め上げながら、染める前以上の指通りを実現します。リッチな色合いを実現し高い満足度を獲得しています。
ロレアルパリ エクセランス クリーム・・・価格:1500円前後 18色のカラーの中からお好みの色を選択可能です。サロンで染めたような仕上がりを目標に成分を配合していて、自宅で簡単にプロの様な仕上がりを目指せます。商品の改良により色持ちの良さと、香りの評価がさらにアップしていて仕上がりの満足度の上昇を実現しています。下地エッセンスとカラー剤とアフターカラートリートメントの3ステップで髪の毛の潤いやハリなどをキープします。工程は多いですがその分プロの仕上がりに近づきます。
まとめ
いかがだったでしょうか?白髪染めの商品探しに是非お役立てください。白髪染めは種類が多く色だけで選ぶのではなく成分やタイプによって商品を絞ることが出来ます。
自分の使用用途に合った商品を選択することが節約と、効率アップのコツです。白髪染めは1度染めればお終いのものではありません。白髪が伸び続ける限り何度も定期的に行わなければいけません。
何度か別の商品を試してみてより自分の髪の毛に合った商品を見つけてみましょう。また、白髪を再び黒い髪の毛に戻すことも可能です。生活習慣などを変えてみて毛根の働きを取り戻す方法なども他の記事を読んで参考にしてみてください。
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