ドライヤーを使用しないと薄毛になるって本当なの?薄毛予防に効果的なドライヤーを紹介!

ドライヤーはよく髪にダメージを与えるから良くないなんて言われることもありますが、使い方のポイントさえ押さえればむしろ髪と頭皮の健康のためにはとっても良いアイテムで、美髪効果だけでなく薄毛予防にもなるそうです。

最近は薄毛予防・対策にもなると言われるドライヤーも発売され、話題になっています。そこで今回は薄毛対策として実践してほしい正しいドライヤーの使い方、育毛効果もあるという噂のドライヤーの情報についてもお伝えします。

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ドライヤーは薄毛の原因?

ドライヤー

ドライヤーを使っていると髪がたくさん抜けてしまった経験はありませんか。

髪の毛が抜けたり枝毛ができているのを見ると、ドライヤーはやっぱり髪に悪いのかもと思われてしまいそうです。本当にドライヤーがハゲや薄毛の原因になってしまうのでしょうか。

ドライヤーは頭皮や髪に悪いのか

ドライヤーの目的には毛髪を乾かすこと、髪をセットすること、くせ毛を直すことなどがあります。長時間高い温度の風に頭皮や髪をさらすことで、頭皮がカサカサに乾燥したり、特に髪が長めの女性は枝毛や切れ毛が出てしまう恐れもあります。

またシャンプー後ドライヤーをかけてブローしてると髪が抜けて気になるという人もいるかもしれません。ドライヤーは頭皮にも髪にも悪そうに思えます。

ドライヤーでハゲるという噂は嘘?

それではドライヤーをかけるとハゲやすくなるのかというと、誤ったドライヤーの使い方をしていれば可能性は0とは言えないかもしれません。しかし正しい使い方をしていればハゲるどころか、むしろ頭皮や髪にも良い効果があります。

ドライヤーで枝毛や切れ毛が出てしまうのは高温の風を当てすぎたり、水分をある程度取り除いてからドライヤーの風を当てていないために時間がかかりすぎて髪にダメージを与えているからでしょう。当然頭皮にもダメージを与えます。

また髪の毛が抜けるのはシャンプー前によくブラッシングしていなかったことも考えられます。シャンプー後で濡れている髪を、強引にブラッシングしながらドライヤーを使うのはNGです。

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ドライヤーは薄毛予防にも効果あり

メガネ白黒男性

ドライヤーは正しく使えば髪にも良いだけでなく、薄毛予防にも効果があるそうです。自然乾燥の方が頭皮や髪に優しいと思っている人もいるかもしれませんが、自然乾燥にはデメリットもあるようです。

どのような点でドライヤーは薄毛予防にも効果があるのか、確認してみましょう。

自然乾燥のデメリット

自然乾燥はドライヤーの熱の影響を受けないという点では良いのですが、完全に自然乾燥で頭皮や髪を乾かすのは難しいかもしれません。

あまりヘアケアに関心のない男性はドライヤーをわざわざかけないという人もいるかもしれませんが、短髪でないと自然乾燥のみで乾かすのは難しいでしょう。

多少頭皮や髪が濡れていても問題ないのでは?と思われますが、頭皮や髪を十分に乾かさない状態のまま、つまり生乾きの状態の髪で寝てしまうと、頭皮や髪の中で雑菌、カビが繁殖する恐れもあります。

また髪が長い人は自然乾燥で髪を乾かすと髪の毛がパサつくように感じないでしょうか。自然乾燥によってかえって髪の水分が余分に奪われてしまうことがあります。

ドライヤーで頭皮環境を良くする

自然乾燥は頭皮が湿った状態になり、雑菌が繁殖する可能性があります。しっかり髪を乾かすにはドライヤーが役に立つでしょう。ドライヤーで髪を乾かすことで、頭皮環境を良くする効果もあります。

ドライヤーの一番の問題点である熱によるダメージを避けるような、正しいドライヤーの使い方を守ることで、頭皮にも髪にもドライヤーをうまく活用しましょう。

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薄毛予防になるドライヤーの使い方

バスローブ女性

正しいドライヤーの使い方で、頭皮環境も良い状態にして、薄毛予防にも役立たせることが可能です。育毛剤で薄毛対策をしている人にとってもドライヤー使いは重要です。

なんとなく育毛剤を塗るだけでなく、ドライヤーの使い方もマスターして育毛対策に役立てましょう。

タオルドライ

お風呂上りにシャンプーで髪が濡れている状態で、いきなりドライヤーをかけるのは髪が熱くなりやすく、長時間ドライヤーをかけないと乾かすのが難しくなります。お風呂の後ドライヤーをかける前に必ずタオルドライをして、頭髪の水分を取り除くようにしましょう。

頭部の水分はタオルで頭を包み、押さえるようにして水分をタオルに移します。髪の毛が長い人は毛先をタオルで挟むようにして、ポンポンと叩くように水分を取り除きます。タオルで髪をゴシゴシこするように拭くのは、摩擦で頭髪が傷みやすくなるのでやめましょう。

吸水性の悪いタオルだと、タオルドライしているつもりでもなかなか髪の水分が取り除けないかもしれません。マイクロファイバーのような吸水性の良い素材のタオルがおすすめです。

ドライヤーの使用方法

粗めのコームで髪を梳いてから、ドライヤーを使います。ドライヤーは頭から20cm程度離して使います。ドライヤーの噴出口の温度は140度とかなり高いですが、20cm離せば70度まで下がります。ドライヤーを近づけ過ぎないように気をつけましょう。

髪の毛をところどころ持ち上げながら、根元付近を乾かすようにします。毛先は元々乾きやすい上に傷みやすいので、毛先中心に乾かさないようにしましょう。

1か所に温風を当てていると熱くなりやすいので、髪を持ち上げながら左右にドライヤーを振りながら乾かすと良いでしょう。よく美容室でも美容師さんがそのような乾かし方をしています。乾きも早くなるようです。

大体髪が乾いてきたようであれば、最後は温風モードから冷風モードに変えて乾かします。冷風で髪を乾かすとキューティクルが引き締まり、髪が潤い感ある、ツヤのある仕上がりになります。

ドライヤーを使い方のポイントは、髪から20cm程度離して使うこと、風を当てるときは左右に振りながら、根元を中心に乾かすこと、仕上げは冷風を使うことです。

育毛剤で薄毛予防・対策

薄毛予防には育毛有効成分の入った育毛剤がおすすめです。育毛成分の入っている頭皮用の化粧水も頭皮ケアに良いです。育毛剤には血行促進による育毛・発毛促進、フケ・かゆみを抑えて保湿するなどの頭皮環境を整える効果があります。

ほとんどの育毛剤がドライヤーで髪を乾かした後に使用しますが、頭皮が濡れた状態で使用する育毛剤もあるので、使い方を事前によく確認しておきましょう。

育毛剤を地肌に塗って頭皮のマッサージをすることで、頭皮の血行を促進して育毛成分が浸透しやすくなります。毎日継続して使うことで、髪のヘアサイクルの中で少しずつ良い効果が生まれてくるそうです。

ドライヤー選びのポイント

ドライヤーの種類もいろいろなものが多く、どのようなドライヤーを選んだら良いか迷ってしまいそうです。価格の高いものほどドライヤーとしての機能も高いようですが、ドライヤーを選ぶ際に押さえておきたいポイントもいくつかあります。

  • ドライヤーが自分で持って使いやすい大きさや重さである。
  • ドライヤーの風量が大きい。
  • ドライヤーの温度設定ができる。
  • マイナスイオン、ナノケア、スカルプケア、マッサージ機能などの機能がある。

美容室専用のドライヤーは高機能すぎるかもしれませんが、素人が使うにはコードが長かったり自分の手には重たいかもしれません。

髪を早く乾かしたい人は風量の大きいものが良いでしょう。髪の傷みが気になる人は低温の風も送れるドライヤーがおすすめです。

ヘアケア、頭皮のケアもドライヤーでしたいという人は、マイナスイオンやナノケア、スカルプケアなど、髪を乾かす以外の効果のあるドライヤーを使うのもおすすめです。

ナノケアといえばパナソニックの「ナノイードライヤー」が美髪効果も高いことで有名です。温風モードと冷風モードが交互になる温冷リズムモードもついており、風量も大きく、機能性の高いドライヤーとしてよくおすすめされています。

頭皮マッサージ器の製造でも有名なヤーマンの「スカルプドライヤー」は、髪を乾かすだけでなく、振動ブラシと遠赤外線で頭皮環境を整えるドライヤーです。

ドライヤーにマッサージ器具がついており、頭皮を直接振動してマッサージ、マッサージ効果による血行促進によって毛母細胞を活性化、薄毛予防や育毛効果も期待できます。

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薄毛対策になる?プラズマクラスタードライヤー

メガネ女性

シャープから薄毛予防・対策にもなるという噂のドライヤー「プラズマクラスタースカルプエステ」が発売され、話題になりました。

プラズマクラスターとは何なのか、そしてドライヤーには具体的にどのような効果があるのか、見ていきましょう。

プラズマクラスターイオンとは

プラズマクラスターは水素プラスイオンと酸素マイナスイオンを人工的に作り、水分子に囲まれたイオン(プラズマクラスターイオン)を作る技術であり、ドライヤーにこの技術を応用させることで、髪の静電気を防止、保湿効果もあるそうです。

さらに頭皮ケアにも応用させることで、ヘアケアと頭皮ケアの両方ができるドライヤーを開発しました。プラズマクラスターイオンが頭皮環境を整え、頭皮の潤いを保ち皮脂のバランスを整え、フケやかゆみを抑える効果が期待できます。

かっさアタッチメント

かっさ美容法とは、マッサージ器具の一種であるかっさプレートでお肌をマッサージする美容法です。マッサージによって血流を良くすることで美肌効果があります。

プラズマクラスタースカルプエステは、従来のプラズマクラスタードライヤーに手の形状をしたかっさアタッチメントを搭載しました。かっさアタッチメントで頭皮を生え際から頭頂部へとマッサージをすることができます。

かっさで髪をほどよく梳かしながら、プラズマクラスターイオンをより効率よく頭皮に送り込むことができるそうです。

温風温度・風量

プラズマクラスタードライヤーの温風温度は約50度、75度、115度の3段階、冷風モードはもちろんのこと、温風と冷風を交互に出したり、速乾性を考慮した風量で髪のダメージを防ぐよう作られています。

プラズマクラスターの臨床試験

シャープは薄毛治療専門クリニックに委託した臨床試験において、独自の技術であるプラズマクラスターに育毛効果が認められたことを発表しました。

プラズマクラスターを被験者の頭皮に照射し、照射した箇所と照射していない箇所を比較したところ、3か月で照射箇所の増毛本数が約20.9本、非照射箇所は約8.2本だったそうです。照射箇所は非照射箇所の約2.5倍増毛したということになります。

また頭皮水分蒸散量についても、研究所でプラズマクラスターイオンを含む風と含まない風で比較試験が行われました。

プラズマクラスターイオンを含む風を照射した被験者は、イオン照射していない被験者に比べ、頭皮の水分蒸散量、油分量、マラセチア菌が抑えらていることが認められ、プラズマクラスターイオンに頭皮環境を整える効果があることが示される結果になりました。

ただしこのプラズマクラスターの持つ育毛効果が、ドライヤー(プラズマクラスタースカルプエステ)に直結するわけではないともシャープは伝えています。

ドライヤーに育毛効果はない?

プラズマクラスターの試験結果はあくまでも実験の上での効果であり、ドライヤーに頭皮ケア・マッサージ機能はついていますが、実験で得られたような育毛効果があるとまではシャープは伝えていません。

しかしプラズマクラスターの育毛効果が、体にほとんど害のないドライヤーで実現できたら理想的です。シャープの技術力の高さとプラズマクラスターイオンの効果に、今後の新商品への期待も高まっているのではないでしょうか。

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薄毛予防・育毛効果もある?ヘアビューザー

両手頭女性

美髪効果だけでなく抜け毛・薄毛を改善する効果もあるという噂の、ヘアビューザーというドライヤーもあります。

ヘアビューザーは育毛関連商品として販売されているわけではないようですが、なぜヘアビューザーが育毛・発毛効果があると言われているのでしょうか。

ヘアビューザーとは

ヘアビューザーはリュミエリーナ社で出しているドライヤーで、エクセレミアム2と美容師さん用のエクセレミアム2D Plus プロフェッショナル用の2種類があります。

一般用の価格が24,300円、プロ用の価格が35,640円とドライヤーとしてかなり高い価格となっています。プロ用の方が風量や耐久性があり、コードも業務用に長めに作られています。

リュミエリーナ社独自の技術であるバイオプログラミングか髪に潤い、しなやかさ、ツヤを与える効果があるそうです。

ヘアビューザーの遠赤外線効果

育毛・発毛促進に効果があるとされているヘアマックスなどのレーザー発毛器は、電磁波の一種である赤外線によって血行促進、発毛効果があるとされています。

リュミエリーナ社のヘアビューザーは波長が長い遠赤外線を出しており、より赤外線が頭皮奥へ届き血行が促進される効果が高くなると期待されています。

血行促進以外にも頭皮の発毛因子やコラーゲン生成の促進にも効果があるのではないかという記事も寄せられているようです。

さらに遠赤外線は水分子の活動を促し、ドライヤーを使うことで髪の保湿効果が高まるという画期的な効果もあるとされています。

潤いのある髪になることで髪がサラサラになって絡まりにくく、ブラシで髪を梳かしても抜け毛が気にならなくなるとも言われています。

ヘアビューザーでくせ毛・薄毛改善?

ヘアビューザーを実際使ってみた人の口コミによると、くせ毛がまとまるようになった、髪がサラサラになった、髪のダメージが減った、髪にハリやコシが出たなどの感想が出ているようです。

残念ながら薄毛が改善した、という声が多数寄せられるまでには至っていないようですが、ドライヤーで髪を乾かすのは頭皮環境を整える上でも基本的なこと、より効果の期待できる機能性の高いドライヤーを使うのは悪いことではないでしょう。

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まとめ

PC男性

ドライヤーは頭皮や髪にダメージを与え、使うとハゲるなんていう噂もあるようです。しかし正しく使えばハゲや薄毛になるどころか、頭皮環境を整える効果で薄毛予防にもなると言われています。

ドライヤーを効果的に使うには正しい使用法を実践しましょう。お風呂上りにいきなりドライヤーを使うのではなく、まずタオルドライ、次にドライヤーを髪から離して根元中心に乾かすように、最後は冷風で仕上げるのがポイントです。

使いやすく自分のニーズに合った機能のあるドライヤーを使うことも重要です。ドライヤーを選ぶ際は風量があって温風温度がいくつか設定できるもの、ナノケアやスカルプケアなど欲しい機能のついたものを選ぶと良いでしょう。

遠赤外線やマッサージ機能など、髪だけでなく頭皮にも効果の期待できるドライヤーも数多く出ています。高機能なドライヤーをうまく活用して、薄毛予防・対策にも活用できたら理想的です。

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