側頭部の薄毛の原因と対策方法を紹介!甲状腺の病気の可能性も!

薄毛の悩みは十人十色、人によって様々です。

一般的に薄毛の症状といえば、前頭部や後頭部から薄くなっていくパターンがこれまでは代表的なものと考えられていました。

側頭部については脱毛せずに最後まで残ることが多いのですが、最近は側頭部から薄毛になるパターンが増えています。

今回は側頭部の薄毛の原因や対策について紹介していきます。

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頭の横の部分は薄毛になりにくい

側頭部 表紙

一般的に側頭部は薄毛にはなりにくいと言われています。

また男性型脱毛症(AGA)など代表的な症状の影響も少ないようです。

ここではその理由を見ていきましょう。

側頭部(両サイド)は血行が良い

血行は発毛及び脱毛と深い関わりがあります。

血行が良いということは栄養成分が血液によって隅々まで運ばれて届けられるということです。

側頭部は、薄毛が進行しやすい額や頭頂部に比べて頭皮がやわらかいために、血行がよく、毛根に栄養が届きやすいことから薄毛になりにくいと言われているのです。

一方で、側頭部が薄毛になる事例は少ないものの、もし薄毛になってしまった場合には前頭部の薄毛や頭頂部の薄毛よりもある意味で厄介です。

というのも、意外に薄毛が目立つ上に、他の薄毛と違って髪型を変えたり、かつらをかぶるなどの一般的な方法で隠すのが難しいためです。

男性型脱毛症(AGA)などの影響が少ない

薄毛の原因で多いものとして、男性であれば男性型脱毛症(AGA)、女性であればびまん性脱毛症が上げられますが、一般的に側頭部の薄毛には影響がないようです。

AGAの場合

AGAはテストステロンという男性ホルモンが関係しています。

テストステロンには髪の毛の成長を速め、ヘアサイクルを短くする性質があるので、結果的に抜け毛を促進することになるものです。

症状としては、生え際からM字型に薄毛が進行していくタイプと、頭頂部のつむじ付近からO字型に薄毛が進行していくのが一般的です。

M字型とO字型が同時に進行していくケースもあり、その場合は残った髪がU字型になりますが、いずれの場合も側頭部の毛は残ることになります。

びまん性脱毛症の場合

女性の場合、男性のAGA同様にホルモンの影響で発症するのがびまん性脱毛症です。

男性のAGAに該当するのでFAGAとも呼ばれています。

びまん性脱毛症は女性ホルモンの分泌が減少して、男性ホルモンの割合が増えることで薄毛になる症状です。

女性ホルモンの減少は加齢の影響によることが多いため、更年期を迎えた女性に発症する場合が多いのが特徴です。

びまん性脱毛症は毛髪全体が薄くなりますが、側頭部のみが薄くなるような症状は見られません。

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側頭部の薄毛の原因

側頭部 かりあげ パソコン

これまで、薄毛については円形脱毛症のように頭頂部からの薄毛や、男性に多いいわゆるM字ハゲやU字ハゲのように前頭部の生え際から進行する薄毛が主流で側頭部の薄毛は非常にまれでした。

なぜ今、側頭部の薄毛が増えているのでしょうか。

以下の理由が考えられます。

スマートフォンやパソコンによる眼精疲労

一番の原因と考えれているのは眼精疲労です。

現在、仕事においてもパソコンは欠かせない存在です。

IT関係の仕事をされている方の中には、朝出勤してから夜中までずっとパソコンで作業をしているという方も珍しくないでしょう。

またこの数年でスマートフォンも生活に欠かせない存在になっています。

通勤電車の中でほとんどの人がスマホの画面とにらめっこしているのも日常の風景になってきました。

液晶画面は目を疲れさせる

以前、大手のめがね販売会社がスマホやパソコンの画面が発するブルーライトをカットするめがねを販売しベストセラーになりました。

ブルーライトは目を疲れさせ、視力の低下や安眠妨害などの悪影響を人体に及ぼすとされています。

特にスマホが普及し、気軽に操作ができることから、朝起きてから夜寝る前まで気がつけば終日スマホをいじって過ごすという方も少なくないと思います。

スマホやパソコンに触れる時間が長くなったことが、目の酷使に直結しているのです。

ブルーライトをカットするめがねが発売されるぐらい、液晶画面を長時間見る行為は、目に相当な負担をかけることになり眼精疲労を引き起こしてしまうのです。

また、眼精疲労により顔周りの皮膚が凝ることで、側頭部が血行不良になって毛根に栄養が運ばれにくくなります。

毛根の栄養不足は髪の成長を阻害するため、当然薄毛の原因となりうるのです。

噛み合わせが悪い

側頭部にはこめかみがあり、歯を動かして噛む際に連動して動きます。

こめかみが動くことにより刺激を受けた側頭部の血行が良くなります。

しかし噛み合わせが悪いと刺激が筋肉に与えられないことから、血行が悪くなります。

血行不良は抜け毛の原因となるのでこれも側頭部の薄毛の原因の一つと考えられます。

甲状腺機能低下症の可能性

側頭部の薄毛の原因は甲状腺の機能低下症による影響とする説もあります。

甲状腺とはちょうどのどぼとけの下辺りにある新陳代謝を促すホルモン内分泌腺です。

まれなケースですが、甲状腺機能低下症になると、髪の成長を促進する甲状腺ホルモンが正常に分泌されなくなるので髪が抜けやすくなり、側頭部の薄毛に影響するという考え方です。

甲状腺機能低下症には、抜け毛だけではなく、全身の強い倦怠感やむくみなど、様々な症状が発生します。

一過性甲状腺機能低下症と永続的甲状腺機能低下症の違い

甲状腺機能低下症には、一過性甲状腺機能低下症と永続的甲状腺機能低下症の2種類があります。

一過性甲状腺機能低下症は一時的に甲状腺機能が低下している状態で、症状が軽ければそのままで治療の必要はないものです。

ただし、症状が重い場合には数ヶ月程度、治療薬の服用が必要になります。

永続的甲状腺機能低下症は手術など医療行為などによって甲状腺が破壊され、機能が低下するものです。

なお先天的に甲状腺に異常がみられる場合も永続的甲状腺機能低下症含まれるものです。

数ヶ月間、治療薬を服用しますが、薬によっては副作用の可能性もあるので医師とよく相談の上で投与することが重要です。

いずれにせよ甲状腺機能低下症による側頭部の薄毛については非常にレアなケースであることには間違いありません。

牽引性脱毛症や円形脱毛症の可能性

円形脱毛症や牽引性脱毛症などが原因となって側頭部の薄毛を引き起こしている可能性もあります。

アップのヘアスタイルは牽引性脱毛症の可能性も

アップスタイルにする際、側頭部の髪の毛を強く引っ張り、持ち上げてスタイリングしていませんか?

アップスタイルに限らず毎日、同じような髪型を続けていると、髪がどんどん引っ張られていって毛が抜けて行き、薄毛になってしまうことがあります。

分け目もそうですが、時々を変えることにより一カ所に負担が集中しないようにすることが大切です。

蛇行性円形脱毛症

科学的な証明はされていないものの、円形脱毛症がストレスにより引き起こされることは多いようです。

円形脱毛症には、発症の仕方から単発型、多発型、多発融合型の3種類に分けられます。

側面部も薄くなる円形脱毛症の症状は蛇行性円形脱毛症と呼ばれ、多発融合型の円形脱毛症に分類されます。

蛇行性円形脱毛症は、後頭部、側頭部を中心に脱毛していく症状で薄毛部分が蛇のような形状にみえることからこの名が付きました。

蛇行性円形脱毛症の原因については現在でもはっきりと解明されていません。

原因の一つとしてヘアサイクルの乱れや自律神経の異常などが上げられますが、自己免疫疾患の可能性が高いと言われています。

つまり、雑菌から体を守ってくれるはずの免疫機能がなんらかの理由で逆に毛母細胞を攻撃してしまうことにより脱毛すると考えられているものです。

炎症性脱毛症の可能性

側頭部は自然には薄毛になりにくいことから、発症した場合は外部からなんらかの刺激を受けたことが原因となる可能性もあります。

外部からの刺激による脱毛の代表的な例としては炎症性脱毛症があります。

炎症性脱毛症とは文字通り、頭皮が炎症を起こして脱毛する症状です。

炎症性と聞くと非常に恐ろしい感じもしますが、実際には日常生活の中でもよく起こりうる症状です。

炎症性脱毛症はその原因から接触性皮膚炎と脂漏性皮膚炎の2種類に分類されます。

接触性皮膚炎による脱毛症

パーマ剤やカラーリング剤の中には非常に刺激の強い成分が含まれているものも有ります。

接触性皮膚炎症とは、そういった刺激の強い液体が頭皮にずっと接触することで脱毛し、薄毛になることを言います。

パーマ剤やカラーリング剤が発症の理由となっていることからわかるように、男女や年齢に関係なく発生する可能性があるものです。

ただし、接触性皮膚炎の場合は原因がはっきりしていて、原因を特定し、その使用をやめれば徐々に改善されていくことから、それほど深刻になる必要はなないものです。

脂漏性皮膚炎の危険性

脂漏性皮膚炎は発症すると、患部は赤くなり皮膚が荒れてフケのようにぼろぼろと剥がれてきます。

がまんできないようなかゆみを伴うこともあります。

頭皮や鼻の周辺など、皮脂の分泌が盛んな部位で発症しやすいのが特徴です。

また、男性の発症率が女性の約2倍と男性に発症しやすい病気となっています。

生活習慣の乱れ

その他、側頭部の薄毛以外にも共通することですが、生活習慣の乱れも影響します。

特に眼精疲労が原因の場合、食事のバランスの乱れがさらに症状を悪化させることもあるので、たかが食事と甘く見ていると後々後悔することになりかねません。

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側頭部の薄毛の対策方法

側頭部 対策

側頭部の薄毛の様々な原因について見てきましたが、ここではそれを踏まえた対策について見て行くことにします

眼精疲労には目の休憩を

眼精疲労が側頭部の薄毛の原因と思われる場合、こまめに休憩を取ることをまず心がけてください。

パソコンで仕事をされている人も多いと思いますが、作業の合間に液晶画面から目を外して遠くをみてみましょう。

休憩は10分から15分程度かまいません。

長時間パソコンで作業するのであれば作業中はブルーライトをカットするめがねで少しでも負担を減らすのも方法の一つです。

また目薬などを時折さすのも目のリフレッシュには効果があるでしょう。

帰宅後は蒸しタオルでリフレッシュ

一日中酷使した目の疲れを癒すには、蒸しタオルで目のまわりを温めるのも良いリフレッシュ方法です。

職場では、回りの人の視線もあってなかなか難しいでしょうが、帰宅後に一日の疲れを癒すのには効果があります。

蒸しタオルを準備するのはとても簡単です。

タオルを水に浸し、電子レンジで30秒ほど温めるだけでできます。

目のまわりを温めることで血行促進効果があり、疲労により硬化した顔の筋肉ほぐれ、頭部の血行にも良い影響を与えます。

定番のブルーベリーはなぜ目に良いのか

よく、目の疲れにはブルーベリーが良いと言われています。

これはブルーベリーにはアントシアニンというポリフェノールが含まれているためです。

アントシアニンの効果

アントシアニンには目の周りの血流を活発にする効果があると言われています。

目の疲れや視界のぼやけにはタンパク質が影響します。

網膜に存在するロドプシンというタンパク質の再合成の遅れが原因です。

アントシアニンはロドプシンの再合成を促す働きがあることから、目の機能の回復に役立つと考えられているのです。

また、白内障にも効果があると考えられており、マウスを使った実験も行われています。

ブルーベリーについては食品だけでなくサプリメントも数多く市販されていて気軽に入手できるので、そちらを利用してみるのも良いでしょう。

あわせてビタミンCも補給を

液晶画面を長時間見ているとビタミンCを大量に消費することになり、髪の毛の育成に必要なビタミンが頭皮に行き渡らなくなります。

ビタミンCも手軽に摂れるサプリもあるので、ブルーベリーとあわせて摂ることが育毛には効果的です。

食事による対策

身体を作るのは毎日の食事です。

健康な頭皮環境を作る上で基本となる食事について気をつける点は何でしょうか。

食事によるシステインの不足への対応

髪の毛や皮膚を構成しているアミノ酸の一種にシステインがあります。

髪の毛を構成するのはタンパク質であるケラチンで、ケラチンはシステインを始めとするアミノ酸により構成されています。

システインが不足することにより抜け毛や薄毛など毛髪トラブルを引き起こすおそれがあります。

システインには目の修復作用も

システインには眼精疲労など疲れた目を修復する際に使用されるという役割があります。

これまで見てきたとおり、側頭部の薄毛の原因にパソコンやスマホを長時間利用していることが挙げられています。

液晶画面を長く見ていると当然、目に相当な負担をかかります。

その疲れ目を修復するのがシステインであり、眼精疲労になっていると大量のシステインが消費されることになってしまいます。

そのために毛髪生成に必要なシステインが足りなくなることで、毛髪の成長にも影響を与えます。

システインを食事で補う

システインの生成には、メチオニンというアミノ酸の一種が体内で変換することで行われます。

よって体内のシステインを増やすためにはメチオニンを多く含む食品を摂取することが必要となります。

メチオニンを多く含む食品の例

基本的には普段の食事で食べるものに多く含まれているため、摂取自体は簡単ですが、摂取量を増やすことを少し意識してみましょう。

メチオニンを多く含む食品

  • 牛肉や鶏肉などの肉類
  • マグロやカツオなどの青魚
  • チーズや牛乳など乳製品
  • 豆腐や納豆など大豆製品

ただし、これらの食品を食事で取るさいには調理法にも気を使う必要があります。

いくら肉が良いといっても揚げ物のように脂肪分や塩分の多いこってりした料理では血行を悪くして別の場所の薄毛を促進してしまうことにもなりかねません。

また側頭部の薄毛への効果ばかりに気を取られ、食事全体のバランスが偏ってしまった場合も逆効果です。

バランスの良い食生活を心がけましょう。

もし食事で補うのが難しい場合には、サプリメントで摂取することも可能です。

育毛剤等による対策

側頭部の薄毛に効果があると言われている代表的な育毛剤がフィンペシアという服用薬です。

服用薬フィンペシアの効用

フィンペシアは、AGAに高い効果を発揮することが出来るといわれているジェネリック医薬品です。

他の薬に比べて、ジェネリック医薬品のため、育毛治療にかける料金を押さえるのにも有効です。

主成分は、AGAを引き起こす原因のひとつである男性ホルモン「ジヒドロテストステロン」に有効といわれるフィナステリドです。

服用薬のため、頭部全体の薄毛への効果が期待できる薬という評価があります。

ただし、体質によって、フィンペシアだけでは側頭部の薄毛に効果が期待できない場合も当然あります。

頭頂部や前頭部が薄くなると気になる部分として多く挙げられる箇所ですが、側頭部のみが薄い状態で残ってしまうのでは育毛剤を使用する側としては不満でしょう。

こうした場合には、別の育毛製品を併用することになります。

フィンペシアの服用量を決められた量以上に増やすのを防止し、副作用の危険は避けるためです。

男性用育毛剤と女性用育毛剤

育毛剤には男性用と女性用があります。

高価な育毛剤もあるので、たとえばご夫婦で同じ育毛剤を使えないか、と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、結論から言えば避けた方が無難です。

男性と女性では薄毛になる原因やメカニズムが異なることから、男性には効果があっても女性には逆効果になることも考えられます。

それぞれ薄毛になる原因を把握した上で効果的な育毛剤を選ぶようにしましょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

繰り返しになりますが、側頭部は本来薄くなりやすい箇所ではありません。

しかし様々な条件で薄くなってしまうことがあるのも事実です。

対策には、それぞれの原因に適した対策が必要です。

パソコンやスマホの使いなど、今一度、日頃の生活を見直すことで症状の改善に努めていきましょう。

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