ワックスを使うとはげるの?頭皮に負担のかかる成分とは?対処方法も紹介!

手軽にドラッグストアやコンビニで購入できて、簡単にヘアスタイリングできるワックス、男性女性を問わず毎日使用している方も多いと思われます。

しかし、一方でワックスを毎日使っていたら抜け毛が増えてはげてしまった、という声もあります。

ほんとうにワックスを使い続けていることがはげの原因になるのでしょうか?

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ワックスに含まれる界面活性剤は危険?

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ヘアスタイリング剤として人気があるワックス。

コンビニで売られている1,000円以下で手に入るものからプロ向けの高級品まで、様々な製品が各社から出されていますが、水以外のおおまかな成分は値段に関わらず共通しています。

ワックスに含まれる界面活性剤が頭皮にとって危険な成分である可能性があります。

ワックスの代表的な成分

  • フィルム形成剤(アクリル樹脂系で髪を固める作用を持つ)
  • 界面活性剤
  • シリコン
  • 油分(鉱物油など)
  • エタノール(アルコール)
  • UV(紫外線)吸収剤

この中で抜け毛に影響し、はげの原因となるのは界面活性剤と言われています。

では界面活性剤はどういった性質を持っているのでしょうか。

界面活性剤の性質

界面とは、2つの性質の異なる物質の境界面のことです。界面活性剤とは、この界面に働いて性質を変える物質のことを言います。

わかりやすい例で言えば、水と油は、混じり合わないものの代表のように言われていますが、 この水と油の間に存在している界面の性質を変え、水と油を混じり合わせることができるものが界面活性剤です。

界面活性剤は体に良くない?

界面活性剤はこの性質を利用して、食品、化粧品、医薬品など、私たちの身の回りにある様々な製品に使われています。

私たちがよく口にするマヨネーズやアイスクリームも利用されていますから、界面活性剤イコール体に良くないものと単純に考えるのは早計です。

様々な用途に利用される界面活性剤

界面活性剤には、食品に利用される乳化作用の他にも、分散、帯電防止、殺菌など色々な用途に利用されています。

たとえば石鹸は界面活性剤の代表的な製品ですが、水と油を混ぜるはたらきを利用し、汚れを水の中に取り込むことによって汚れを落としているのです。

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合成界面活性剤とは

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家庭用品品質表示法上、人工の界面活性剤を「石鹸」と「石鹸でないもの」に分けています。この石鹸でないものを「合成界面活性剤」と呼んでいます。

合成=有害、ではない

石鹸だけが特別扱いされているのは歴史が古く、水で薄まるだけで界面活性作用を失うという石鹸特有のシンプルな性質を持っているからです。

「合成」とつくと、人によっては有害なイメージをもたれるかもしれませんが、身近にいくらでもあるものなのです。

合成界面活性剤がはげの原因だった?

このように合成界面活性剤自体は有害なものではありませんが、ワックスに使用されると髪の毛に様々な影響を与えることになります。

髪の毛は8割以上がケラチンと呼ばれるタンパク質で構成されています。さらに、タンパク質は18種類のアミノ酸が集まって出来ています。

しかし、合成界面活性剤にはアミノ酸同士の結合を妨害する特性があります。

合成界面活性剤の影響を受けることでアミノ酸が結合されなくなると、タンパク質が作られなくなることで、髪の毛を作るのに必要なタンパク質が不足することになります。

合成界面活性剤が髪の毛を弱くし、切れ毛や抜け毛を生じさせ、最終的にはげるのはこういったメカニズムが働いているからです。

高い浸透力で頭皮にも影響

髪の毛だけではなく、合成界面活性剤は頭皮にもダメージを与えます。

ワックスに使用される合成界面活性剤は非常に浸透力が高く、皮膚から微量ですが体内に入り込んでいきます。

その結果、髪の毛を作り出す役割をもつ毛母細胞を弱らせることになるのです。

毛根に汚れがたまりやすくなる

ワックスをつけることで髪の毛にごみやほこりがつきやすくなります。汗をかいた時などに、こういったごみやほこりが流れて皮脂と混ざって毛穴をふさいでしまい、そこから炎症が発生することが抜け毛を発生させることがはげる理由の一つとされています。

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ワックス使用後の過度なシャンプー・リンスも原因に

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ふけやかゆみを押さえようと、ワックスを落とすために二度洗いするなど、必要以上に念入りにシャンプーやリンスをすることも抜け毛を進行させ、はげの原因となる可能性があります。

ワックス使用後の洗髪方法

ワックスを使用した後はどうしても髪がベトついて気持ちがわるいため、しっかりと洗いたくなりますが、過剰な洗髪は必要な皮脂までも洗い流してしまいます。

ワックスが髪に残らないようにきちんと洗い流すことは大事ですが、清涼感を求めて必要以上にシャンプー液を使うことは逆効果となることはよく認識しておきましょう。まずお湯で充分にすすいでからできるだけ少量のシャンプーを手に取って泡立てて洗髪する方法をおすすめします。これはシャンプーにも石油系の合成界面活性剤が含まれているためです。

リンスは使わない

特に女性では、シャンプーにより髪の毛がきしきしするのが嫌で、リンスやトリートメントが習慣になっている方も多いと思います。

しかしリンス、トリートメントはシャンプー以上に髪の毛にダメージを与えることがあります。

これはリンスに含まれているカチオン界面活性剤という成分の影響によるものです。

衣服の洗剤時に使用される柔軟剤にも含まれている成分で、滑らかさや柔らかさを与えるための成分ですが、タンパク質を変質させてしまう特性があるため、ワックスで弱った髪の毛にさらにダメージを与えてしまうことになりかねません、

しかも頭皮への吸収性が高いことから、髪に潤いを与えるはずが、逆に頭皮にダメージを残してしまうことになりかねません。

抜け毛が気になってきたら、リンスについても一度使用をやめて様子を見た方が良いでしょう。

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ワックスによりはげることを防ぐには

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これまで見てきたように、ワックスを使用することはがはげる原因となりうるので、少しでもリスクを減らしたいならはワックスは使用しない方が良いことは言うまでもありません。

しかし、毎日使用していた人に対して、いきなり使用をやめるさせるのは、それぞれの事情もあり難しいと思われます。そのたにも、使う以上はできるかぎりはげるリスクをさけるような使い方を守ることが重要になってきます。

見た目のボリュームを気にして使用量を増やさない

特に薄くなってきたことを気にして、髪のボリュームを出そうとして、ついついワックスを使いすぎてしまう方がいます。

見た目のボリュームが増えても、抜け毛が増えてしまっては本末転倒なので、使い過ぎは禁物です。

使用する時間を極力短くする

使用する時間を極力短くすることで、少しでもダメージを減らすやり方もあります。外出する直前につけて、帰宅したらすぐに落とす、さらにちょっと極端ですが、ワックスを持ち歩き、必要な時だけ直前に化粧室でつけるなど、ピンポイントに使用する方法もあると思います。

また、最近ではスカルプDワックスのように育毛ケアにも効果があるワックスも発売されているようなので、少しでもダメージを減らすのであれば使用を検討してみてもよいでしょう。

根元付近は避け、毛先につけるのがポイント

ワックスを髪の毛の根元につけると、ヘアスタイルが決まりやすくなりますが、頭皮に直接スタイリング剤が付着してしまうことになるため、根元付近を避け、後で洗い流しやすくなるよう、できるだけ毛先の方につけるようにしましょう。

アフターのヘアケアが肝心

ドライヤーの熱も髪の毛にダメージを与える要因になります。

最初にタオルでゆっくり優しく水分を吸収させてからドライヤーをかけるようにして、少しでも熱にあてる時間を短くするようにしましょう。

男性におすすめの髪型はショートヘア

特に男性ではげるのを気にされるのであれば思い切ってワックスを使わなくてもよいショートヘアにするのも一つの方法です。

特に皮脂分泌量が多い若い方ほどおすすめです。

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ワックス以外のヘアスタイリング剤は?

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ワックス以外にもヘアスタイリング剤は様々ですが、髪の特性を変えることにより自由に髪型をアレンジし、それを固定するために使用する点では変わりありません。

ヘアスタイリング剤は多種多様

ドラッグストアやコンビニエンスストアに行けば驚くほど多くの製品が売られていて、値段も気軽に購入できるものから高級なものまで様々です。

タイプ別に分けると、ワックスタイプからムースタイプのもの、やジェルタイプのもの、そしてかつて主流だったスプレータイプが代表的な製品ですが、使う目的はワックスと同じであるため、含まれる成分も共通しており、合成界面活性剤も含まれています。

ワックス

もともとはロウのような粘り気があるものを呼んでいましたが、スタイリング剤として人気がたかまったことから、現在は泥状に加工されたものから、クリーム状のものまで存在します。

ムース

泡状のもので、シャンプーしたてのようなソフトなスタイルから、ワックスやジェルに近いハードに固めるものまであります。

水分を多く含めることができるため、トリートメント効果もあると言われています。

ジェル

ジェルは濡れた状態で使用す、乾くとタイトな仕上がりになるので、一般的には髪の毛をハードに固めたい時に使用します。

ヘアスプレー

ヘアスプレーは、髪全体に噴射し、髪の毛を固めてしまうものです。美容院では、ワックスなど他のヘアスタイリング剤でヘアスタイルを作ってから、仕上げに使用されることも多いようです。

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ワックス以外にはげる要因となるものは?

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ワックスを始めとしたスタイリング剤以外にも髪の毛や頭皮にダメージを与えはげる要因と考えられるものがあります。

パーマ

特に女性は美容院でパーマをかけている方も多いですが、パーマもはげる原因となります。

パーマが原因ではげる理由

パーマが原因ではげるのは、スタイリングのためにパーマ液によってキューティクルを剥がしてしまうからです。またパーマ液が直接頭皮につくこともダメージをあたえることになります。

くせ毛を治すための縮毛矯正やヘアアイロンによるダメージ

くせ毛に悩んでいる女性が取る手段としては、美容院での縮毛矯正やヘアアイロンが代表的です。

一回あたりの熱によるダメージは縮毛矯正の方が大きいのですが、ヘアアイロンは自宅でも、特に時間のない朝などについ利用してしまうなど、使用頻度が高いことから最終的にはいずれの方法でもダメージを与えることにはかわりありません。

はげたくないのであれば、できれば避けた方が無難です。

ヘアカラーリングによるダメージ

手軽に髪の毛の色を変えられるヘアカラーリングもブリーチやヘアカラーなど、方法はいろいろですが、いずれもはげる原因となる可能性は高いものです。

ブリーチ

簡単に言えば髪の毛を脱色することです。髪の毛の内部のメラニンを分解することで明るい色になります。当然ですが、分解されたメラニンが元に戻ることはありません。

髪にとって大事な栄養素も失う上、液剤が頭皮につくと傷みが出るなどの症状となって影響が表れることがあります。

ヘアカラー

ブリーチと同じくメラニンを分解して一旦脱色して、その上で色を加えます。

手軽に好みの色に染められるので人気があり、特にアルカリ性のヘアカラー製品は好みのカラーを持続する効果が高いのですが、ブリーチ以上に髪の毛への負担が大きくなります。

白髪染めもヘアカラーの一種

白髪染めヘアカラーの一種ですが、特に一度白髪染めは使うとなかなか途中でやめづらくなり、定期的に染める方が多いのですが、やはり髪の毛への負担は大きいです。特に加齢により髪の毛自体が細くなっている場合には、はげるリスクは常にあると覚悟しておく必要があります。

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あわせて生活習慣の改善も

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はげる原因がワックスの場合、生活習慣の乱れも影響しているケースがあります。

例えば、朝の出勤時にワックスをつけて会社に行き、残業や飲み会等で遅い時間に帰宅し、そのままシャワーもあびずに寝てしまえば、ワックスによる油汚れは髪の毛に、そして毛根に付着したまま24時間以上が経過することになります。

また、夜は外食で脂っこい料理、お昼はコンビニの弁当やインスタント食品ばかりといったバランスを欠いた食生活を送ると頭皮の皮脂分泌が増え、その分新しい髪の毛を生み出すエネルギーをむだに放出してしまうことになりかねません。

はげてきた、と感じた時には自分の生活習慣を見直し、改善を図って行くことも重要です。

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AGA(男性型脱毛症)の可能性も想定

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男性の場合、ワックスを使用したことによる毛穴に残留した油分等の汚れがとれ、正常な頭皮環境に戻ってもはげが治らない場合にはAGA(男性型脱毛症)の可能性もあります。

5αリダクターゼの抑制には育毛剤

AGAは5αリダクターゼという酵素の影響により発症すると考えられています。

5αリダクターゼとは、男性ホルモン(テストステロン)を、より強力な男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)に変換する酵素です。

AGAの脱毛部分からはジヒドロテストステロンが高濃度で検出されていることから、治療法としては育毛剤で5αリダクターゼを抑制し、ジヒドロテストステロンに変換させることで改善を図る方法が取られます。

もし、ヘアスタイリング剤の使用をやめても抜け毛が減らず、はげが治る兆候がみられない時には、専門医等に相談しても良いでしょう。

AGA以外では銀歯が原因ではげるという説もある

金属アレルギーが髪の生成を阻害した結果、はげてしまうという研究が発表され、テレビ番組等でも取り上げられ話題になっています。

いわゆる銀歯として使われるニッケルという金属ですが、唾液により非常に微量のニッケルが溶け出し、体内に吸収されます。

金属イオンはタンパク質と結びつきやすいため性質があります。このため、体内に吸収され、毛根にたどりついた金属イオンは髪の毛の主成分であるタンパク質(ケラチン)と結びつきます。

金属イオンの吸収が続くと体内でアレルゲンという抗体が生成されて行きます。そして一定の許容量を超えると金属アレルギーを発症し、免疫細胞が金属イオンを攻撃するため、金属イオンと結びついたケラチンも破壊され、新たな毛を作る機能が低下することになるのです。

もちろん、花粉症などと同様に、身体にはアレルギーに体する一定の許容量があることから銀歯をつけた人が全員はげるになるというわけではないのですが、原因の一つとなりうつことは覚えておきましょう。

まとめ

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いかがでしたでしょうか。

ワックスを毎日使用しているとはげやすくなることはわかっていいただけたかと思います。

ただし、必ずはげるというわけではないので、正しい使い方を理解し、きちんとケアしていくことが防ぐことができる可能性があるのはこれまでみてきた通りです。

ワックスを使用していてはげてしまった、という方はワックスの使用方法を一度見直してみる良い機会かもしれません。

それでも改善が見られなければ、パーマや生活習慣の乱れ、AGA等、別の要因を疑って対策していくよう心がけましょう。

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これらの記事を読んでおきましょう。

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