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フィンペシアはプロペシアと同じフィナステリドが有効成分の、AGA治療薬です。プロペシアより安価でかつ効果もあるということで、個人輸入で購入する人が多くいるそうです。
しかしフィンペシアの服用によって副作用の発症を心配する声も多いようです。またフィンペシアを個人輸入することは副作用も含めてリスクがあるようです。フィンペシアの副作用について、また副作用のリスクを抑える治療法や育毛対策についても解説します。
目次
AGA治療薬フィンペシアとは
フィンペシアはインドの製薬会社が製造販売しているAGA治療薬です。
クリニック等でAGA治療薬を処方されるより、はるかに安価で入手できるということで、個人輸入で購入する人が多いそうです。フィンペシアの特徴について確認してみましょう。
フィンペシアはプロペシアジェネリック?
AGA治療薬フィンペシアはインドの製薬会社シプラ社が製造販売している治療薬で、AGA治療で処方されるプロペシアと同じ有効成分フィナステリドが使われています。
インドでは国際特許が切れてない医薬品も製造・販売が可能という背景もあり、他の国よりいち早くプロペシアのジェネリック(正式なジェネリックではないという意見もあります)を販売することができました。
プロペシアの価格と比較すると?
フィンペシアは先発医薬品のプロペシアと同じフィナステリド含有薬であるのに、プロペシアと比較して価格が半額以下で購入できるということもあり、口コミで噂が広がって人気商品となりました。
薬局やクリニックではフィンペシアを購入できず、オオサカ堂などの個人輸入代行業者を利用して購入できます。
フィンペシアの有効成分フィナステリド
フィンペシアは男性型脱毛症の改善に効果があるフィナステリド製剤です。
フィンペシアの有効成分であるフィナステリドには、男性型脱毛症の原因である男性ホルモンが生成されるのを抑える作用があります。
フィナステリドを使用した臨床試験では、プラセボ群は1年で6%しか改善が見られなかったのに対し、フィナステリド1mgが投与されたグループは1年で6割近く改善が見られたということです。
フィナステリドが有効成分のプロペシア、また日本国内で認められたプロペシアのジェネリックは、男性型脱毛症のAGA治療、育毛治療において、薄毛やハゲの進行を防ぐ効果のある治療薬として広く処方されています。
またプロペシア(フィナステリド)の投薬治療は、ミノキシジルとともに日本皮膚科学会のAGA診療ガイドラインで最も推奨されている治療法です。
フィンペシアに発ガン性物質が含まれている?
以前フィンペシアのコーティング剤として使われていたキノリンイエロー(キリンイエローは誤表記)という合成着色料には、発ガン性があると話題になりました。キノリンイエローは医薬品で使う分には問題ないと言われています。
キノリンイエローの発ガン性が問題になり、フィンペシアを販売しているシプラ社はキノリンイエローフリーのエフペシアというフィナステリド薬を販売しましたが、現在ではフィンペシアでもキノリンイエローフリータイプが販売されるようになりました。
フィンペシアの副作用・使用上の注意点とは?
個人輸入代行業者を通じて、薄毛治療薬のフィンペシアを購入する人が多いそうです。しかしフィンペシアには副作用が起きる可能性があり、さまざまな記事や口コミでもフィンペシアの副作用について特集されています。フィンペシアにはどのような副作用があるのでしょうか。
肝機能障害
フィンペシアやプロペシアに限らず、内服薬を服用することにより肝臓に負担をかけます。フィンペシアやプロペシアのような薄毛治療薬は、服用を止めればまた薄毛・ハゲが進行してしまいます。
長期にわたり服用を続けることで肝臓機能に悪い影響を及ぼすことが考えられます。実際に肝機能障害の報告が出ているので、フィンペシアのようなフィナステリドを服用するなら肝臓の検査を定期的に受ける必要があります。
性欲減退
フィンペシアやプロペシアの服用で最も多く副作用として報告されているのが性欲減退です。有効成分フィナステリドが男性ホルモンの生成を抑制する作用があるので、性欲の減退につながるのではないかとも言われています。
しかし臨床検査ではフィナステリドを服用したグループで性欲減退の出現率が1.8%、プラセボ群で1.3%と大きな差がないので、薬の副作用への先入観が影響を与えているのではないかという指摘もあります。
男性機能の障害
性欲減退とも関係あるのが男性機能の障害であり、勃起不全や精子減少などの症状が起きたという報告もあるそうです。
こちらも精神面での影響により起こりやすい症状なので、必ずしもフィナステリドの副作用だけで起きているとは限らないとも言われています。
抑うつ、蕁麻疹などの症状
抑うつ症状や、確率は高くないですが薬のアレルギー症状が起こり、蕁麻疹などの症状が起きることもあるそうです。抑うつ症状も男性ホルモン抑制との関係が指摘されています。
妊娠中の女性に注意
フィンペシアなどのフィナステリド含有薬は女性には効果がなく、未成年にも安全性が確立されていません。
胎児が男児の場合フィナステリドにより発育に悪い影響を及ぼす可能性があり、妊娠の可能性のある女性、妊娠中の女性、授乳中の女性もフィナステリドの服用は禁止されています。
皮膚から薬の成分が吸収される可能性もあるので、触れてもいけないことになっています。男性側も女性に触れさせないよう、使用にあたって注意が必要です。
副作用を心配して薬の量を減らそうと割って飲む人もいるそうですが、薬が女性に触れる可能性が高くなるので、割って飲まないようにしましょう。
フィンペシアの個人輸入は副作用以外でも危険
フィンペシアはクリニックでは処方されませんので、個人輸入で購入することになります。個人輸入でフィンペシアを購入することで、処方薬での副作用以上の危険性があると言われています。フィンペシアの個人輸入にはどのようなリスクがあるのでしょうか。
副作用が起きたときのリスク
医療機関や薬局で処方された薬で万一重い副作用が起きたとき、医療費などの給付を受けられる「医薬品副作用被害救済制度」という制度があります。
またクリニックでの処方だと診察や血液検査も定期的に受けられるので、体に異常が出ている場合早く発見しやすいです。
個人輸入代行サイトでフィンペシアを購入していると、副作用が起きた場合も自己責任になります。またフィンペシアを服用していても検査まで自主的に行う人は少ないかもしれません。
粗悪品であるリスク
信頼できる個人輸入代行業者でも、品質の悪い医薬品や偽物の薬と知らずに仕入れてしまう可能性もあります。
安さにつられてどのような業者かわからないまま、通販で購入してしまうこともあるかもしれません。届いてみたら注文したのと異なる薬が届いたり、見た目ではわからないけれど偽物や粗悪品が届いて、服用しても症状が改善されないという可能性もあります。
ED治療薬でもよく個人輸入で偽物をつかまされたなどのトラブルがあるようです。個人輸入でしか購入できないフィンペシアを使用すると、これらのリスクがつきまといます。
フィンペシアの副作用やリスクを防ぐ治療法は?
海外から個人輸入代行業者で購入したフィンペシアで、万一副作用が起きたとしても自己責任ということになります。また粗悪品や偽物の薬が届く恐れもあります。より安全に薄毛治療をしていくにはどうしたら良いのでしょうか。
クリニックでプロペシア処方
リスクの高いフィンペシアの服用は止め、AGAクリニックや病院で検査や診察を受けつつ、同じフィナステリドのプロペシアを服用する方がより安全と考えられます。
特にAGA治療では長期にわたって薬を服用することになります。内服薬は肝臓への負担があるので、肝臓の数値を血液検査でチェックしておいた方が安全でしょう。体調面で少し心配がある場合も、担当の医師に相談しやすいです。
クリニックに相談することによって適切な薄毛治療法がわかり、薄毛の改善にもつながる可能性があります。
クリニックでジェネリック医薬品を購入する
フィンペシアほどではないですが、国内のプロペシアジェネリック医薬品ならプロペシアより安い価格で購入できます。安い価格のフィナステリドが欲しいという人は、ジェネリック医薬品を購入するのがおすすめされています。
国内で認められているプロペシアジェネリックはサワイ(沢井製薬)、ファイザー、クラシエ、トーワ(東和薬品)、SN(シオノケミカル)、TCK(辰巳化学)などがあります。AGA専門クリニックだけでなく、一般の皮膚科や内科でも一部扱われているそうです。
プロペシアの価格は28錠で7,000円程度が相場ですが、ジェネリックだと4,000~5,000円程度で購入できます。
ED治療薬の併用
性欲減退や男性機能障害の副作用が特に心配という人もいるでしょう。
プロペシアは併用禁忌薬がないので、ED治療薬を併用することも可能です。もちろんED治療薬も個人輸入で取り寄せるのではなく、専門のクリニックで医師の処方で服用するべきです。
成分鑑定済みのフィンペシアを服用
どうしてもAGA治療薬のフィナステリドを安く購入したいという人は、粗悪品を避ける方法として成分鑑定済みのフィンペシアを服用するという手段もあります。
オオサカ堂やアイドラッグマートなどの個人輸入代行業者の通販サイトではフィンペシアの成分鑑定証明書が掲載されています。正規品を扱っているサイトより購入すればより安心です。
ただし正規品のフィンペシアを購入できたとしても、副作用が起きたときのリスクの問題は残ります。
ミノキシジルの使用・服用
フィナステリド以外のAGA治療薬を利用するという手段もあります。プロペシア(フィナステリド)と併用がおすすめされているのは、発毛効果のあるミノキシジルです。
ミノキシジルには血管拡張作用があり、血流を良くすることで毛乳頭や毛母細胞の働きが活発になり、発毛を促すと言われています。
血流、血圧に作用する薬なので、心臓に負担もかかります。動悸や低血圧症、不整脈やむくみの副作用が報告されています。体毛が濃くなるという副作用も多く聞かれます。内服タイプのものはミノキシジル成分が全身に回るため、副作用も出やすいようです。
外用薬のミノキシジルでは頭皮のかゆみ、ほてり、炎症などの副作用が出やすいようです。ミノキシジルの濃度が高いものほど副作用が出やすいと言われています。
初期脱毛の副作用もミノキシジルを使用して見られることがあります。初期脱毛とは薬の効果で毛母細胞の分裂が活発になると、新しい髪が生まれて元々生えていた髪が押し出され、抜け毛が増える現象のことです。
ミノキシジルは医師の処方が必要ですが、外用薬のミノキシジルは薬局でも販売されています。第一類医薬品のリアップシリーズのミノキシジル育毛剤(発毛剤)なら薬局でも購入可能です。
薬局で購入可能なミノキシジルは濃度が最大5%です。それ以上高いものはクリニックでの処方か、海外のミノキシジル育毛剤を購入するという手段もあります。
濃度の高いものは副作用も高く、リスクもよくふまえた上で使用を検討するのが良いでしょう。安価な海外製のミノキシジル育毛剤やジェネリック育毛剤を個人輸入で購入する場合も、濃度が高くなくても個人輸入のリスクがあることは念頭に起きましょう。
フィンペシアの副作用が心配な人の育毛対策
フィンペシアやその他の治療薬、発毛剤でも副作用や初期脱毛が起きる可能性があります。
副作用の心配が少ない育毛対策といえば育毛剤や育毛サプリでしょう。育毛剤や育毛サプリは治療薬や発毛剤と併用することも可能なようです。
育毛剤・育毛サプリでの育毛対策
育毛剤や育毛サプリは治療薬ではありませんので、単独でAGAの進行を止めたり発毛させる力はありません。ただし育毛治療でもサプリやスカルプローションが使われることもあり、治療薬と併用することでより効果が現れやすくなることも期待できます。
まだAGAというほどでないけれど、髪のボリュームが10代の頃よりなくなってきたように感じる人は育毛対策から始めると良いでしょう。育毛剤や育毛サプリは正しい使用方法であれば副作用の心配もほとんどないと言われています。
育毛剤
医薬部外品の育毛剤は、国に認められた育毛有効成分の入った薬用ローションです。育毛有効成分以外にも育毛効果の期待できる成分が配合されています。
育毛剤ランキングでよく名前が上がるのがチャップアップ、イクオス、フィンジアなどがあります。特にチャップアップは売上、顧客満足度ナンバー1も取っているそうです。
チャップアップは3種類の育毛有効成分とともに、血流促進成分、頭皮ケア成分、男性ホルモンの生成を抑制する成分など、40種類以上育毛に良い成分が配合されています。育毛成分数が多く天然成分が中心、添加物も余分な物を排除し頭皮に優しい育毛剤のようです。
M-034成分配合の育毛剤イクオスは、61種類の育毛・頭皮ケア成分が配合され、成分数ではチャップアップを超えています。
育毛剤が合う合わないは個人差もあります。まずはお試しで使ってみて、使い心地が良いようなら定期便購入するという方法もあります。イクオスを公式サイトで定期購入にすると、サプリ付きでお得に購入できるようです。
育毛サプリ
育毛サプリは治療薬ほどの劇的な効果は期待できませんが、体の内側から育毛に良い成分を補うことで、日頃の育毛治療、育毛対策の効果を高めることが期待できます。
ノコギリヤシ、亜鉛、イソフラボン、コラーゲンペプチド、アミノ酸、ビタミンなどが育毛サプリによく配合されています。育毛サプリではボストンが有名です。
まとめ
フィンペシアはAGA治療薬として処方されているプロペシアのインドのジェネリックであり、先発医薬品のプロペシアに比べて非常に安い価格で購入できるということで人気の商品です。
フィンペシアの有効成分はプロペシアと同じフィナステリドで、男性ホルモンの生成を抑制し、薄毛の進行を止める効果があります。薄毛の改善に期待できる治療薬ですが、肝機能障害、性欲減退などの副作用も懸念されます。
フィンペシアは国内の医療機関では処方されず、個人輸入で購入するしかありませんが、副作用が起きても自己責任になり、個人輸入だと粗悪品が送られてくる可能性も否めません。
フィンペシアでの副作用・リスクを避けるにはクリニックでプロペシアや国内で認められたジェネリックを処方してもらうこと、成分鑑定済みの正規品のフィンペシアを購入すること、ミノキシジルを利用すること、育毛剤や育毛サプリで育毛対策することなどが挙げられます。
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