石鹸での洗髪が与える頭皮や髪の毛への影響は?おすすめの固形石鹸と石けんシャンプーを紹介!

固形石鹸で髪を洗うのは、頭皮や髪にとって負担がかかる恐れがあり、おすすめできません。石鹸は基本的には体を洗うもので、洗髪にも使うと髪の傷みの原因に、また抜け毛や薄毛の原因にもなってしまうとも言われています。

合成シャンプーが嫌で石鹸を使いたいという人に、石鹸で洗っても髪に負担がかからない方法を、また石鹸以外の洗髪方法、石けんシャンプーでの洗い方、おすすめの石けんや石けんシャンプーについて紹介します。

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石鹸での洗髪が与える髪や頭皮への影響

たくさんの石鹸

固形石鹸で洗髪することは、石鹸を作っている会社でもおすすめできないこととしているそうです。石鹸で洗髪すると髪にどのような悪い影響があるのでしょうか。また石鹸で洗髪すると抜け毛の原因になるのでしょうか。

固形石けんの成分

固形石けんの主成分は脂肪酸のアルカリ塩で、その他に無機塩、キレート、グリセリン、天然油脂などの他保存料や香料、染料なども使われています。保存料などが含まれていない、無添加のものもあります。

石けんの中には合成界面活性剤が多く入っているものもあります。余計な成分が入っていることをなるべく避けたい人は成分表示を確認し、石けん素地と書いてあって他の成分が少ない石けんを選ぶようにしましょう。

固形石けんの髪への影響

健康な髪のpHは4.5~5、つまり弱酸性です。ところが固形石けんはアルカリ性なので、髪を傷める原因になります。石けんで洗うと髪表面を覆っているキューティクルが開き、ダメージを受けやすくなるとされています。キシミを感じやすいのも欠点です。

固形石けんの頭皮への影響

固形石けんには合成界面活性剤が配合されているものも少なくないそうです。また石けんは一般的には洗浄力は高めです。高い洗浄力の石けんで髪を洗うと、頭皮の皮脂を摂りすぎてしまい、頭皮が乾燥してしまう可能性があります。

乾燥した頭皮はダメージを受けやすく、紫外線やちょっとした刺激でも過敏に反応してしまうことがあります。また頭皮の上にいるアクネ菌などの常在菌まで取り去ってしまうことで、天然のバリア機能も失ってしまいます。

石けんでの洗髪で髪を洗い流す時、石鹸のカスが頭皮や髪に残りやすいことも悪い影響があるとされています。普段のシャンプーのように洗い流すだけだとカスが残りやすく、頭皮トラブルの原因に、その結果抜け毛や薄毛の原因になる可能性もあります。

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固形石鹸での洗髪方法

ハートの石鹸

固形石鹸での洗髪は、弱酸性の髪をアルカリ性にしてしまうことで、髪を傷みやすくする可能性があるようです。髪をアルカリに傾かせないよう、極力傷めないような固形石鹸を使った洗髪方法もあるそうなので、その方法を確認してみましょう。

固形石けんでの洗髪方法

固形石鹸は肌に優しい無添加のもの、洗髪にも適しているとされているものを選びましょう。しっかりとブラッシングをして、お湯で髪を洗います。固形せっけんを手のひらでよく泡立てて、頭皮に泡を乗せて、頭部をマッサージするように5本の指を広げて洗います。

しっかり頭皮を洗えたら、石鹸カスが頭皮や髪の毛に残らないよう念入りにすすぎます。後頭部、側頭部、頭頂部、前頭部の順に、各部分すすぎ残しがないように洗います。長い髪の人は最後にさらに全体をよくすすぐようにします。

弱酸性リンスの使用

石鹸だけでは髪がきしみやすいです。仕上げに弱酸性のリンスを使用すると、アルカリに傾いた髪を弱酸性にする効果があります。髪の水分を軽く絞り、弱酸性のリンスを髪全体に塗布します。洗面器にリンスを溶かして、髪を浸けても良いです。最後は洗い流します。

弱酸性リンスの作り方

弱酸性リンスは簡単に作ることができます。クエン酸リンス、お酢のリンスの作り方は、シャンプーボトルなどの保存容器に、水500mLに対しクエン酸やお酢を大さじ1杯入れ、よく混ぜるだけです。キシミが気になるようならグリセリンやハチミツを加えます。

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石鹸以外の洗髪方法

花束女性

固形石鹸は整髪料やシリコンも落とすという点で優秀かもしれませんが、髪質や肌質によってはきしみが出たり肌に合わないこともあります。固形石鹸以外の洗髪方法といえば一般的にシャンプーですが、お湯のみで洗うという方法もあります。

シャンプーの種類

髪や頭皮を洗うのであれば、シャンプーを使用するのが一般的です。シャンプーはその洗浄成分によって石油系の合成シャンプー、石けんシャンプー、アミノ酸シャンプーなどに分けられます。アミノ酸シャンプーは髪や頭皮に優しいとよくおすすめされます。

シャンプーの成分

シャンプーは水と界面活性剤がほとんどで、保湿成分、シリコン、メントール、香料、保存料などがシャンプーによって入っています。肌の弱い人はシャンプー成分にどの界面活性剤が使われているのか確認を、メントールも肌に刺激があるので注意しましょう。

界面活性剤とは

界面活性剤は洗浄の働きをするものです。人の手で新しく開発された界面活性剤を合成界面活性剤といい、合成洗剤として台所用洗剤や洗濯用洗剤、シャンプーにも使われています。

石油系の合成シャンプー

高級アルコール系の界面活性剤(洗浄成分)が使われたシャンプーで、洗浄力が高く泡立ちが良いです。ラウレス硫酸Naはシャンプーでよく使われる高級アルコール系界面活性剤で、シャンプーの成分表示でも確認ができます。

以前よく問題になったラウリル硫酸Naはラウレス硫酸Naより刺激が強いため、最近は使われなくなっています。ラウリル系の合成界面活性剤シャンプー類は危険というイメージが定着し、シャンプーの成分を気にする人が増えたようです。

頭皮や髪に優しいボタニカル系シャンプーや、サロン専売のシャンプーが人気ですが、多少はラウレス硫酸Naなどの洗浄成分も入っています。植物系の洗浄成分のみだと泡立ちが悪くベタついてしまいます。

石けんシャンプー

固形石鹸ではない液体のせっけんシャンプーもあります。シャンプー用に開発されているので使いやすいです。髪に優しいアミノ酸系洗浄成分が配合されているものもあります。洗浄力が高く頭皮の皮脂や汚れを落とし、無添加のものは低刺激というメリットがあります。

石けんは生分解性が良いとされ、環境に優しいと言われています。ただし乾燥肌の人には洗浄力が高いので、無理に肌に合わないものを使って、肌トラブルを招くことのないようにしてください。

アミノ酸系シャンプー

植物由来のアミノ酸洗浄成分が入っているシャンプーです。アミノ酸洗浄成分で天然由来の成分のものは頭皮も髪も優しく洗い上げてくれ、薬用シャンプーもアミノ酸シャンプーが多いです。ダメージヘアが気になる人におすすめのシャンプーです。

ノンシリコンシャンプー

市販のシャンプーやリンス、コンディショナーにはシリコンが入っていることが多いです。シリコン剤が髪をコーティングし、シャンプー後の髪にツヤを与える効果があります。ただシリコンが髪に残りやすく、髪に負担がかかるとも言われるようになりました。

ノンシリコンシャンプーは髪に余計なものを与えないので、トリートメントなどの浸透も良くなるとされています。デメリットは髪をコーティングする成分がなくなることで、キシミを感じやすいことです。

お湯シャンプー

お湯シャンプーはお湯だけで洗う、髪や頭皮に余計なものを使わないというシャンプーレスの洗い方です。お湯シャンプーは芸能人もしているということで話題になりましたが、整髪料までしっかり落としにくい、長い髪はニオイがしやすいという欠点があります。

脂漏性皮膚炎とシャンプー

頭皮の湿疹やかゆみに悩まされている人は、軽いものなら低刺激なアミノ酸シャンプー、敏感肌用の薬用シャンプーで改善されることが多いですが、脂漏性皮膚炎の場合は抗真菌薬入りのシャンプーがおすすめです。

脂漏性皮膚炎は合成シャンプーや合成リンスが原因という記事も見かけられますが、直接の原因は過剰な皮脂分泌とマラセチア菌の繁殖によるものです。皮膚炎を悪化させないために石油系洗浄剤やせっけんシャンプーは避けた方が良いでしょう。

化学物質過敏症とシャンプー

化学物質過敏症は、化学物質によって頭痛や吐き気などを起こす症状です。シャンプーに使われている香料が原因になることもあります。香料や刺激の強いシャンプーは避け、無香料のシャンプーや無添加石けんシャンプーなどを使いましょう。

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洗髪におすすめの固形石鹸と石けんシャンプー

ハートの石鹸

石鹸で洗髪する方法もありますが、化学成分の含まれている石鹸はおすすめできません。洗髪にも使えるとおすすめされている固形石鹸や、石けんシャンプーにはどのようなものがあるのでしょうか。人気の高い物からいくつか紹介します。

おすすめの固形石けん

「アレッポの石けん」は、オリーブオイルで有名なシリアのアレッポで作られている石けんで、オリーブとローレル(月桂樹)のオイルが原料になった無添加石鹸です。体はもちろん髪も顔も洗えます。アデルファンサ社のものが品質が良いとおすすめされています。

シャボン玉石けんのシャンプー専用の「固形シャンプープチパレ」は、ツバキ油とクロロフィル成分配合です。泡立ちもよくしっとりとしますが、口コミやレビューを見るとかなり使用感に個人差があるようです。

ミヨシ石鹸の「無添加石鹸白いせっけん」はアトピー肌で悩んでいる人にも支持されている石けんです。髪用ではないのでキシミも感じるようですが、石鹸での洗髪になれている人には使いやすい石鹸のようです。

おすすめの石けんシャンプー

ネオナチュラルの「グリーンエッセンシャルソープ」は馬油石けん素地、緑茶エキス、クロロフィルなどが成分のからできている、全身洗える石けんシャンプーです。しっとりとした使い心地、髪にハリとコシを与えます。

太陽油脂株式会社の「パックスナチュロン泡ポンプ式シャンプー」はシャンプーが泡で出てくるので、使いやすいという声が多いです。頭皮がしっかりと洗え、髪がサラサラになります。

エスケー石鹸の「うるおい石鹸シャンプー」は無香料・無添加、泡で出てくるタイプです。うるおいとはありますが、石鹸シャンプーなので頭皮の皮脂はしっかり洗えますが、他の石けんシャンプーよりはキシミが少ないとの口コミです。

石油系フリーのシャンプー

いわゆる石けんシャンプーではないですが、石油系の洗浄成分を使わず天然由来の洗浄成分を使用、石鹸とアミノ酸系がどちらも配合された髪や頭皮に優しいシャンプーもあります。石油系のシャンプーはとにかく嫌だという人にもおすすめです。

「魂のハッピーシャンプー」は、石油系合成界面活性剤不使用のノンシリコンシャンプーです。赤ちゃんや敏感肌の人にも、体や顔も洗えるシャンプーです。顔は肌に合わないこともあるようですが、シャンプーとしては好評のようです。

「CUシャンプー」は育毛剤で有名なチャップアップのシリーズ商品です。フルーティーローズの香りで泡立ちが良く、仕上がりがサラサラになると評判のオーガニックシャンプーです。

洗いの専門家が作った、アスパイラルの「ありがとうシャンプー」はアミノ酸石けんシャンプーで、低刺激で石けんシャンプーにありがちなキシミ感はなく、弱酸性リンスの必要もありません。全身に使うことができます。

イランイラン

ミヨシ石鹸から出ていたリンスの「イランイラン」は、石けんシャンプーの後に使う弱酸性のリンスです。その名の通りイランイランの香りが特徴で、低刺激で髪もしっとりすると好評のようでしたが、残念ながら現在は生産を終了しました。

肌が弱い人には香料も刺激になりますが、無香料だと香りがないのを寂しく感じる人もいるでしょう。そのような人はアロマオイルを少しリンスに垂らして使うという方法もあります。リンス50mLに対しアロマオイル10滴を入れてよく混ぜます。シャンプーでも同様です。

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石鹸・シャンプー後のヘアケア方法

バラと女性

自分に合った洗髪用の石鹸、シャンプーを見つけてシャンプーをしたら、その後のケアも重要です。汚れや皮脂を落とした後は髪の水分を取り除き、頭皮と髪が良い状態で眠るようにしましょう。

シャンプーでの洗い方

ブラッシング後、お湯洗いをして汚れを落としてから、泡立てたシャンプーを頭皮につけます。指を広げて頭皮をマッサージするように洗います。まんべんなく頭部をマッサージしたら洗い流しますが、石けんシャンプーは特に念入りに洗いましょう。

シャンプー後はコンディショナーやリンス、トリートメントをします。つける前に毛先の水分を手でしぼるか、軽くタオルで水分を拭いてからの方が、保湿成分の浸透が良くなります。毛先を中心につけて、浸透させてから洗い流します。

アフターバスは自然乾燥ではなく、ドライヤーでしっかり乾かすのがおすすめです。水分が頭皮や髪に残っていると、雑菌の繁殖や寝癖の原因になります。ドライヤーの前にタオルドライをしておけば、乾かす時間を短縮できます。

タオルドライの方法

ドライヤー前にタオルドライで乾かす時間を短縮し、ドライヤーの熱によるダメージを防ぎます。頭をタオルで包んでもむようにして、水分をタオルに吸収させます。髪の長い人はタオルで挟んでたたくようにします。力を入れてこすらないようにしましょう。

ドライヤーの方法

髪の傷みが気になる人、ツヤ感を出したい人は、ドライヤー前に洗い流さないトリートメントを毛先を中心に塗っておきましょう。ドライヤーは頭から15~20cmほど離して、斜め上から風を当てるようにします。

根元を中心に、ドライヤーを小刻みに左右に振りながら乾かすようにしましょう。温風を一か所にばかり当てると髪のダメージの原因になります。髪の長い人や量の多い人は髪を小分けにして、根元を持ち上げながら乾かすようにします。

8、9割方乾かすことができたら、ドライヤーを冷風に切り替えて、頭部全体を乾かします。最後冷風を当てることで、熱のこもった髪をクールダウンさせるとともに、髪表面のキューティクルを閉じ、髪にツヤが出す効果もあります。

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まとめ

ラベンダー畑の女性

石鹸で髪を洗うと、洗浄力が高いため汚れや皮脂、整髪料も落としやすくなりますが、皮脂を落としすぎてしまうこと、髪が傷みやすいという欠点があります。石鹸はアルカリ性のため、弱酸性のリンスで洗うことで髪の状態が良くなると言われています。

無添加の洗髪にも合う固形石鹸、石けんシャンプーなどは肌にも環境にも優しく、髪質や肌に合えば使い続けても良いでしょう。石けんの成分が残らないよう、通常のシャンプーより念入りに洗い流す必要があります。

頭皮にトラブルがある時は、無理に使わないようにしましょう。ダメージヘアの人はアミノ酸系のシャンプーがおすすめです。髪質や肌に合ったシャンプーで洗った後のヘアケアにも気をつかって、頭皮と髪の健康を心がけましょう。

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