男性(メンズ)に限らず女性(レディース)でも行えるアップハングという髪型。おでこを出すことで爽やかな印象に、自信があったり活発な印象が付与されるので人気の編み型でもあります。
女性ではローラさん、水原希子さん、中村アンさん。男性であれば速水もこみちさん、妻夫木聡さん、瑛太さんなどを参考にできます。
アップハングの髪型を作るときのコツや、どのワックスを使用すれば良いのかなどについて紹介していきます。
目次
アップバングとは
まずはアップバングの髪型の特徴や周囲からの印象などを紹介していきます。アップバングの基本的な情報を知って髪型が与える周囲への影響を理解していきましょう。
アップバングの髪型について
アップバングの髪型の意味はアップは「持ち上げる」「上にあげる」などの意味を持ち、バングは「前髪」という意味になります。
サイドを刈り上げるツーブロックなどのように、前髪は顔の印象を大きく変えるのでアップバングもツーブロック同様印象を大きく変更する髪型です。どの髪型にも応用して取り込むことが出来るのでカットしなくてもセットの仕方を変えるだけで簡単に髪型に取り込むことが出来ます。
髪の毛の前髪の長さはある程度必要ですが、オールバックのように完全に後ろに持っていくのではないので上に持ち上げるだけで大丈夫な分幅の広い髪型に取り入れることが出来ます。
アップバングはワックスが多用されだした2000年代からツーブロックと一緒並んでよく見られるようになった髪型になります。
ワックスの自由度があっがってきてからは更に髪型に幅が広がりました。女性では髪の毛が伸びかけている人や、これから伸ばそうとしていて中途半端な長さなどの人におすすめの髪型でもあります。
アップバングの特徴
アップバングは完全に前髪を上げてしまっておでこを出してしまうので肌が様見えてしまう特徴があります。おでこがニキビや吹き出物で汚かったり、前髪が後退してしまっている人は嫌煙しがちな髪型になります。
髪型としては攻めた姿勢のヘアースタイルで眉毛の処理なども重要になります。女性も男性も行える髪型で、どちらもお互いに異性に人気のある髪型になります。
アップバングの印象
アップバングの髪型にたいする女性から男性への印象は「男らしさがあって良い、さらに男らしく見える。野生感がでると思う」「爽やかな印象が出ていい」「清潔感があって良い。前髪を上げてる髪型が似合う人はホントのイケメン」「ワイルドな感じがしてGOOD!グローバルな感じがする」「自信を持ってる人な印象がる。彼氏には前髪は上げて欲しい」などの意見があります。
前髪がある髪型はしっかりセットしていてもどうしても風などで髪型が崩れてしまいがちで、鏡などを見てねじねじいじっている姿は女性からはマイナスな印象のようです。アップバングは多少崩れても後ろに掻き上げるだけでいいので逆にその姿はかっこいいと言う声があります。
女性に対する印象も「華やかな感じがする」「髪の毛が長くてアップバングな女性は高嶺の花って感じ、モデルに多いイメージ」「エレガント、大人の色気がある人によく似合う」「顔がはっきり見えるから好印象。活発で元気のある印象が増す」という意見があります。
確かに女性で髪型をアップバングにしている人はモデルに多いイメージがあったり、おしゃれな人が多いイメージがありますね。
アップバングのやり方
では具体的にアップバングの髪型のセット方法やキレイにセットする為のコツを紹介します。これからアップバングの髪型に挑戦しようとしている人は是非参考にしてみてください。
アップバングの髪型を作るためにはいくつかのコツが存在します。しっかりコツを把握して簡単にアップバングを作ってきましょう。
まずは髪の毛を濡らす
朝起きた直ぐや髪の毛がしっかり根元から立っていない場合は、しっかり根元から髪の毛を濡らしてから乾かすことで髪の毛を立たていく必要があります。どの髪型のセットのときでもそうですが一旦髪の毛を濡らすことでセット力が上がります。
まずは髪の毛を根元から濡らしていきましょう。お風呂で軽くシャワーで濡らしてもいいですし、霧吹きスプレーなどで前髪を重点的に濡らすのでも構いません。出来ればシャワーで全体を濡らしてしまって方がセットはし易いでしょう。
乾かしながらブローする
髪の毛を濡らしたら次は乾かしていきます。ドラーヤーを使う前にまずはタイルドライで髪の毛を8割がた乾かしていきましょう。タオルドライが済んだら次はドライヤーを使って髪の毛を乾かしていきます。
最初はざっと全体を乾かしていきますが、仕上げになってきたら前髪の部分を下から上に持ち上げるように髪の毛を引っ張りながらブローしていきます。ドライヤーで完全に髪の毛が乾いたらドライヤーを一旦離して、髪の毛は持ち上げたままで熱を冷ましていきましょう。
髪の毛全体はボリュームを抑えながらしっかりドライしていきます。後頭部だけは丸みを出すために後ろからふくらませるように若干髪の毛を持ち上げてブローしていきます。最後に冷風にして予熱を取りましょう。
ブローをしっかり行うことで髪型のセット力が全然違ってきます。ブローまでの工程で髪型の8割は完成してしまいます。重要なのは髪の毛を濡らす所からブローするところまでなのでしっかり行っていきましょう。
ワックスは手に取る
ワックスを手に取る量は少なめにして何度かに分けて付けていくので多めに手に取らないようにしましょう。ワックスを手にとったらしっかり両手の平でワックスを伸ばしていきます。
白っぽい色がたくさん残ってしまっている場合はワックスのとりすぎですので要注意!ワックスは付けすぎるとほこりが付きやすくなってしまったり、逆に髪の毛が重くなってしまいセット力が落ちてしまいます。
少なめの量で数回に分けて付けていくことを覚えておきましょう。
ワックスでセット
いよいよワックスを髪の毛に付けていきます。ワックスは最初に付ける部分に最も沢山のワックスがついてしまいます。髪の毛のセットの中で最も後頭部のバックの毛が一番ワックスを必要とします。
なのでまず始めに後頭部の髪の毛からワックスを付けていきましょう。下から上に空気を含ませるようにワックスを付けていきます。
根元からしっかりワックスを付けていきますが、頭皮にはつかないようにしましょう。頭皮についてしまうと頭皮が荒れてしまったり、毛穴に詰まってしまう原因になります。
その後サイドやトップにつけていき、最後に前髪に付けていきます。フェイスラインやサイドの髪の毛はあまり膨らみすぎないように抑えながらボリュームを落とします。
アップバングにする場合前髪にも大量にワックスを使うようなイメージをしてしまいますが、ワックスは付けすぎるとセット力を失ってしまいます。少しの量でしっかり髪の毛を立たせるためにブローは必須なのでしっかり行っていきましょう。
最後に仕上げ
最後に髪の毛の全体のシルエットを整えてバランスを見ていきます。髪の毛の全体の形が決まったらスプレーを使ってホールドしていきます。
スプレーで髪の毛を固定するときは直接吹き掛けるのではなくてちょっと上目にスプレーを舞わせて落ちてきた飛沫を被るようにしましょう。全体を固定できたら完成です。
アップバングには左右どちらかに流しながら髪の毛を持ち上げる方法と、中央から髪の毛を持ち上げる方法の2パターンが主流です。ブローするときから分け目や方向をしっかり意識しながら形を形成していくことが重要です。
中央から持ち上げる場合は左右のバランスがずれてしまうと不格好になってしまうので注意しましょう。髪の毛が長い場合はヘアアイロンなどを使用してもいいでしょう。ショートスタイルやベリーショートでも簡単にセットできますし、ビジネススタイルとしても社会人も行えるのでおすすめです。
アップバングにしている芸能人
参考としてアップバングの髪型にしたことのある芸能人を何人か紹介します。
実際にモデルや俳優やタレントなどの髪型を参考にして髪型のバランスや印象などを見ていきましょう。
男性でアップバングにしている人ではエグザイルのTAKAHIROや登坂広臣や今市隆二などエグザイルメンバーはよくアップバングの髪型にしている光景が見受けられます。
その他西島隆弘やジャニーズの松本潤や長瀬智也などジャニーズにも前髪を上げているスタイルをしている人は大勢居ます。役者では瑛太、速水もこみち、妻夫木聡、山田孝之など大勢の人がアップバングにしています。
女性では井上真央、森泉、川口春奈、水原希子、ローラ、中村アン、永作博美、上戸彩、安室奈美恵などが居ます。また海外のセレブでもミラ・ジョボビッチやアン・ハサウェイやミランダカーなど参考にで出来そうな人がたくさんいます。
是非参考にして自分に似合う理想なアップバングの髪型を見つけていきましょう。
相性のいいワックスについて
ワックスにはいくつかの種類があり、髪質やセットしたい髪型に応じて相性の良い悪いがあります。アップバングにする時に相性の良いワックスの種類を知っておきましょう。
間違った種類のワックスを買ってしまうと、せっかく購入してもセット力がなく上手くスタイリングできない事になってしまいます。注意しましょう。
ワックスの種類
ワックスには細かく分けていくと10種類のワックスがあります。基本的なワックスはファイバータイプ、クリームタイプ、マットタイプの3種類が主に使われています。
その他、スプレータイプ、ジェルタイプ、ムースタイプ、グリースタイプ、ウォータータイプ、パウダータイプ、カラータイプなどの種類があります。
アップハングに向いているワックス
アップバングに向いているものとしては、主要3種類のファイバータイプ、クリームタイプ、マットタイプから選んでいく形となります。もし濡れたウェットな感じを出したかったらジェルタイプでもいいでしょう。
ジェルタイプとファイバータイプのワックスなどを混ぜ合わせて使用してもホールド感を増しながらウェットな質感も付与することが出来ます。後は髪質に合わせてワックスを選んでいく形になります。
ファイバータイプ
ファイバーは繊維という意味があり、この繊維的な質感を持っている特徴がありよく伸びます。キープ力もありながら手直しも簡単に行えるのでバランスの良いワックスになります。
しかし付けすぎてしまうと重くなりやすいので初心者は慣れが必要でしょう。油分も多いので手や髪の毛はベタベタとします。
特に髪質が硬い人にはセットがし易く、髪の毛が柔らかい人は付けすぎると重みでヘタってしまう可能性があります。
クリームタイプ
最も伸びが良いワックスになります。水分が多く含まれておりホールド力も十分あります。マットタイプとファイバータイプの丁度中間あたりの平均的な能力があります。
セットもしやすく、初心者におすすめのワックスです。流れるようなスタイリングに向いているのでアップハングには最適のワックスになります。髪質にもよりますが剛毛でなければセットはし易いでしょう。
剛毛であればやはりホールド力の高いファイバータイプのもののほうが良いでしょう。髪の毛の柔らかい人や髪の毛の長い人におすすめのタイプです。
マットタイプ
マットタイプは全くツヤ感の無い水分の少ないワックスで毛束感などを出したい場合には向いていません。薄毛を気にしている人にはおすすめのワックスになりますが、髪の毛の量が多い人にはセットがしづらいかと思います。
というのも、水分が少ないので全然伸びないからです。短髪の人に特におすすめの商品になります。髪の毛1本1本がまとまらず空気を含んだ様な仕上がりになります。
軽く自然な印象に仕上げられるのでドライタイプとも言うこともあります。注意点としては適量を使用しないと、ワックスの量が多すぎた場合は粉をふいてしまうこともあるのでこちらのタイプも若干慣れが必要です。
まとめ
アップハングはこれから更に流行の兆しを見せそうな髪型でもあります。更に注目が集まって前髪を上げる人が増えてくるでしょう。
今も流行っているツーブロックやパーマとの相性もいいですし、髪の毛が長くても取り入れられるのでちょっとしたイメージチェンジにもいいおすすめのメンズ髪型です。前髪を上げるだけで大きく印象は変わるので気分転換に最適の髪型ですね。
失敗してもカットするわけではないので、髪の毛を下ろせばいいですし一度アップハングの髪型を作ってみるのも悪くないでしょう。似合うかどうか是非試してみてください。
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