自毛植毛の経過を見よう!注意点や体験談まとめ【手術内容と術後経過】

自毛植毛とは髪が薄くなった部分に自分の髪を移植する手術方法です。自分の髪の毛を使うので拒絶反応が起こりにくく、AGAの治療法としてもおすすめされています。

自毛植毛後髪がすぐに生えてくるわけではなく、半年から1年かけて徐々に生えてくるので、周囲から不自然に思われにくいです。

自毛植毛の手術を受けると、どのような経過をたどって髪が生えてくるのでしょうか。自毛植毛の手術方法、髪が生え揃うまでの経過について解説します。

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自毛植毛とは

ヒゲのある男性

自毛植毛はプロペシア(フィナステリド)やミノキシジルなどの治療薬に次いで、AGA治療としておすすめされている手術の方法です。自毛植毛法の特徴や治療期間、費用、注意点などについても見てみましょう。

自毛植毛とはどんな治療法か

自毛植毛は自分の髪(毛包)を髪が薄くなった部分に移植する手術方法です。人工毛の植毛法もありますが、拒絶反応が起こる危険性があります。自毛植毛は自分の髪を使うので拒絶反応が起こりにくいのがメリットです。

自毛植毛は男性でも女性でも受けられる外科手術で、代表的なAGA(男性型脱毛症)治療法の一つでもあります。AGAの治療は主に内服薬にプロペシア(フィナステリド)、外用薬にミノキシジルが使われ、一定の効果はありますが、治療薬で必ず発毛するわけではありません。

頭頂部や生え際は特に男性は薄くなりやすい部分です。頭頂部・M字部分の髪の毛が薄くなった部分は、治療薬や発毛剤で改善されることが多いですが、生え際のM字部分は頭頂部ほど効果が現われないケースが多いようです。

治療薬や再生療法など他の治療方法ではM字ハゲに効果が現われなくて、自毛植毛に踏み切る人もいるそうです。

植毛により生え際のラインを自由にデザインすることができるので、増やしたい部分にだけピンポイントで増やすことも可能です。

自毛植毛で髪が生えるまでの期間

治療薬などでの発毛と同様、自毛植毛でも髪が生え揃うまでに8か月から1年の期間が必要です。早い人では半年でもおおよそ生え揃ってきます。

自毛植毛と治療薬での発毛の大きな違いは、持続性にあります。治療薬や発毛剤での治療期間(服用期間)は半年~1年で髪が生えてきますが、治療・服用を止めたら発毛した部分の髪が抜けてしまいます。

自毛植毛は本来はハゲない部分の髪を毛包ごと移植するので、移植した髪は抜けないというメリットがあります。

自毛植毛のリスク

自毛植毛は人工毛より安全性が高い手術方法ですが、当然リスクもあります。

傷みや出血、麻酔による腫れ、むくみ、吐き気などが起こる可能性もあります。手術の傷跡で頭皮の皮膚がでこぼことして、短髪にできなくなる可能性もあります。

治療薬での初期脱毛のように、植毛した部分が脱毛するショックロスが起こる場合もあります。ショックロスは普通は一時的なものですが、髪の毛が定着・生着せず、生えてこないこともあります。

自毛植毛した部分はメンテナンスの必要もなく、薄くなる前の髪のように生えてくれますが、移植部の周囲が脱毛症で抜けていく可能性もあります。不自然な髪になってしまうので植毛手術を再度行うか、治療薬を服用し続ける必要があります。

自毛植毛にかかる費用

クリニックや手術の方法によって価格が異なってきます。多くのクリニックでグラフト(移植する毛包の単位)の数によって決まりますが、グラフトの費用にに基本料金がかかる場合もあります。

大手系のクリニックだと1株1000円~2000円程度かかります。株数が多いほど単価が安くなることもあります。

つむじやM字のほんの少しの部分の植毛だと500グラフト前後、少し広い範囲に植毛すると1000~2000グラフト程度移植します。

40万~200万円程度、1000グラフトで110~140万円ぐらいかかることが多いようです。

自毛植毛のクリニック選び

自毛植毛は高い技術力が必要な手術です。安さばかり求めるのはおすすめできません。髪の量を増やすだけでなく、不自然な髪にならないようなデザイン技術も必要です。

自毛植毛を受けるなら症例数の多い、実績のある評判の良いクリニック、自毛植毛の手術の経験が多い先生を選ぶことがおすすめされています。

事前のカウンセリングで手術内容、費用など納得いくまで詳しく確認した上で、手術を受けるかどうか決めましょう。

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自毛植毛の手術方法の種類

医師

自毛植毛の手術方法ではメスを使う方法と使わない方法があるそうです。またクリニックによって独自の自毛植毛の手術法を行っているそうです。どのような手術法があるのか見ていきましょう。

自毛植毛の手術法

髪が薄くなるのは頭頂部、生え際がほとんどで、AGAの人では側頭部や後頭部の髪は残っていることが多いです。

自毛植毛ではハゲる可能性の低い後頭部の毛包を移植するため、移植した部位がAGAの症状が現れやすい頭頂部や生え際でもハゲにくくなります。

植毛手術ではただ髪が増えれば良いというわけではなく、自然な髪の生え方をするような植毛の仕方や、生え際の髪のラインのデザイン力も必要となります。植毛の技術とセンスの高いクリニックを選ぶ必要があります。

自毛植毛の手術法には移植する時メスを使って皮膚ごと毛包を切り取る手術法(FUT法)、メスを使わずに毛包を1つ1つ採取して移植する手術法(FUE法)があります。

FUT法(切る植毛)

もともとは一般的な植毛の術式であるFUT法のメリットは、毛包を皮膚ごと切るためにドナー部分を一度で多く採取することができ、多いグラフト数を移植でき、メスを使わないFUE法に比べ費用が安いです。移植株の定着率も85~90%程度と良いです。

デメリットは術後につっぱり感が残ること、採取した後頭部に傷が残り、短い髪にすると縫合した傷跡が目立ってしまう恐れがあることです。またFUT法は頭皮が固い人には向いていないません。

FUT法を行っている紀尾井町クリニックでは、採取部分の傷跡に毛が生える特殊な縫合法も行って、傷が目立つというFUT法のデメリットを解消するようにしています。

ルネッサンスクリニックではドナーストリップ法というFUT法で、2段階切開法で毛根を極力切断しないよう、傷跡も極力残さないような縫合法を行っています。

FUE法(切らない植毛)

FUE法のメリットはメスを使わずパンチで毛包を一つずつ採取するため、傷跡が目立ちにくく痛みも少ないところです。

デメリットはドナー部分を一つずつ採取するために、後頭部の髪を広い範囲で刈り上げる必要があること、大量のグラフト数の移植には向いていないところ、高額になるところです。

FUT法に比べると70~80%程度と一般的には生着率が低くなります。ただしクリニックや医師の技術力にもよるので、クリニックでの生着率を確認した方が良いです。

アイランドタワークリニックではi-direct法という切らない植毛を行っていますが、髪を刈らないDIRECT法も行っています。

アスク井上クリニックではi-SAFEという独自の切らない自毛植毛を行っていますが、切らない植毛法と切る植毛法のハイブリッドでデメリットを補っています。

その他にも技術の高いクリニックでは親和クリニック(MIRAI法)、ルネッサンスクリニック(ARTAS植毛)、紀尾井町クリニックなどでもメスを使わない手術法を行っています。

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自毛植毛手術日~1か月の経過と注意点

帽子とメガネ男性

自毛植毛の手術を受けてから3か月経過するまで、採取した部分や植毛先の部位はどのような様子なのでしょうか。手術前後の注意点や、クリニックの症例、ブログの体験談などを参考に、一般的な術後の様子についてまとめています。

手術前の注意点

手術前日はアルコールを摂取しないようにしましょう。アルコールの摂取は腫れや出血が起きる可能性が高くなります。

移植部分やドナーを採取するために刈った部分が隠せるよう、ある程度の髪の長さを残しておきましょう。髪が短すぎると刈った部分が目立ってしまいます。カラーやパーマは頭皮への負担を避けるために2週間前からは施術しないようにしましょう。

ガーゼや包帯もあてているので、できれば数日間から1週間は仕事をお休みした方が良いでしょう。デスクワークならすぐに復帰しても体への負担が少ないかもしれませんが、外回りやヘルメットをかぶるような仕事は避ける必要があります。

自毛植毛手術日の流れ

自毛植毛の手術当日は、手術着に着替えて診察を受けます。手術で麻酔を使うため、手術前に血液検査や感染症の確認をします。

どのように植毛するかデザインを確認し、局所麻酔を打って手術に臨みます。後頭部から毛包を採取し、移植先にパンチで穴を開けて採取した毛包を移植していきます。手術時間は移植するグラフトに応じて3~7時間ぐらいが目安のようです。

手術後は出血もあるので頭部に包帯を巻いた状態です。包帯の上に帽子をかぶって帰宅します。手術した日は体はシャワーで洗うのは大丈夫ですが、入浴・洗髪はできません。寝るときは術後3日後まで仰向けで寝るようにします。

手術翌日~1週間はシャンプーをしないこと

翌日は包帯を外して診察、手術した部位にかさぶたができているのでガーゼがあてられます。クリニックによってはヘアシートの装着や洗髪のオプションがあります。

手術翌日は髪を洗うことはできますが、1週間はシャンプーが使えません。ウィッグも術後3日間は着けられず、就寝時は仰向け以外で寝てはいけません。アルコールやタバコ、激しい運動も1週間は避けましょう。

4日目ぐらいに頭皮の植毛部位が少し落ち着いてくるので、ウィッグは様子を見て着用可能です。仰向け以外の方向で寝ても大丈夫な頃です。

手術後1週間~1か月でかさぶた・赤みが落ち着く

1週間後にはシャンプーや運動も可能ですが、ヘルメットをかぶったり頭皮に負担をかけるような運動は1か月は避けましょう。

カサブタは1~2週間で取れてきて、2週間で大体落ち着いてきます。また、この頃には髪の毛の先が出てきます。カサブタが取れてかゆみが出る場合もあるので、掻かないよう注意しましょう。頭皮の赤みは1か月程度で落ち着いてきます。

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自毛植毛施術1か月から髪が生えるまでの経過

ネクタイ男性

自毛植毛の手術をしたからといってすぐに髪が生えてくるわけではなく、徐々に時間をかけて髪の毛が増えていきます。自毛植毛の手術後1か月から髪が生え揃ってくるまでに、どのような頭皮の状態で過ごすことになるのでしょうか。経過を追って説明します。

手術後1か月経過で通常の生活に

自毛植毛の手術をして1か月もすると頭皮の状態も落ち着き、ほぼ手術前の日常生活に戻ります。植毛した部位の点々とした赤みもだいぶ目立たなくなってきます。

髪の長さがある程度あった方が移植・採取した部位を隠しやすく、もう少し髪を伸ばしておけば良かったと後悔している声も聞かれました。

1~2か月でショックロスが発生することも

ショックロスは植毛手術後、髪が一時的に抜ける現象です。新しい毛包を植えたことにより髪の生え変わりが起きて、古い髪の毛が抜け落ちてしまうため起こります。抜け毛の時期や量は個人差もあるようです。

術後3~4か月でショックロスも落ち着いてきて、新しい髪の毛が作られていきます。ショックロスの時期は我慢も必要です。髪に長さがあってカバーできそうな人は、ショックロスが起きる前からヘアスタイルを考えておくと良いかもしれません。

移植後半年~1年で髪が生えそろう

髪を移植して半年後には目に見えて効果が現われ始め、ショックロスが起きていた部位の髪も生えてきます。

早い人は半年から8か月、たいていは1年後までには髪が生えそろってきます。植毛手術では徐々に自然な感じで髪の毛が増えていくので、かつらや増毛法などと比べて周囲の人にも気づかれにくいです。

なお植毛手術後1年以内は、施術部分ににきびができることもあるそうです。自然に治りますが軟膏を塗っておいても良いそうです。心配な点があれば半年、1年後のクリニックの診察で相談してみましょう。

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自毛植毛体験談・経過写真

後姿男性

自毛植毛手術を受けた人の体験談ブログでは、手術の感想や写真付きで術後の経過を記事を紹介していたり、クリニックの公式サイトでも自毛植毛を体験した患者さんの症例写真や体験談が掲載されていて参考になります。参考になるサイトをいくつか紹介します。

自毛植毛体験談ブログ

「アスク井上クリニックにて植毛しました。」は管理人さんアスクマンさんがFUE法で植毛手術をして、写真付きで経過を報告しています。(アスクマンさんのブログはコチラから確認できます。)

1~2か月でショックロス、4か月近くなってもまだ目立った改善もなく焦りもあったようですが、10か月後にはだいぶ髪が生えて薬も服用を止めたことが報告されています。

「自毛植毛体験記」は管理人植毛太郎さんの植毛体験やそれまでの育毛対策についての経験談が掲載されています。手術前日から手術1年半後の経過の画像一覧はコチラから確認できます。

画像写真からは手術直後点々と赤い植毛の跡が痛々しく残っているのが確認できますが、2週間後にはだいぶ目立たなくなっています。ボウズだった髪も半年後にはすっかり伸びて、ヘアスタイルを楽しめているのがうかがえます。

クリニックの症例写真・経過写真

自毛植毛専門のアイランドタワークリニックのホームページには、クリニックの植毛アドバイザーの人が1600グラフトの植毛手術を実際に受けた、術後の経過写真が掲載されています。植毛手術当日から髪の毛が生え揃うまでの1年の写真はコチラから確認できます。

クリニック公式サイトの「自毛植毛症例」のページには、患者さんたちのインタビュー動画や症例写真の画像が数多く掲載されています。体験者の声、お客様からの評価も正直な感想が掲載されているので、植毛をするクリニックを選ぶ際のポイントとして参考になりそうです。

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まとめ

サングラス男性

自毛植毛はAGAの治療法としてもおすすめされている手術法です。脱毛の起こりにくい後頭部などから自分の毛包を採取し、髪の毛を増やしたい部分に移植します。

手術の方法には毛包を皮膚ごとメスで切り取ってから毛包を採取して移植するFUT法と、メスを使わずに毛包を一つずつ採取して移植するFUE法があります。

自毛植毛の手術後の経過を見ていくと、術後1~2週間でカサブタが取れてきて、1か月で頭皮の赤みが消えていきます。

1~2か月で植毛した部分にショックロスが起きて、脱毛することもあります。3~4か月ぐらいでショックロスも落ち着き、脱毛した部位にも新たな髪の毛が生え始めてきます。半年経過する頃には髪がだいぶ生えてきて、半年から1年の経過で髪が生え揃ってきます。

自毛植毛は費用も高く技術力の必要な手術法なので、手術方法や術後の経過、注意点についてもよく理解・納得した上で手術を受けるべきでしょう。

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