髪の毛のケアにはちみつヘアパックがおすすめ!効果と使い方について!

甘くて美味しいはちみつですが、実ははちみつには髪の毛を綺麗にする効果があると言われています。はちみつに含まれている豊富な栄養素が髪の毛に塗るだけで簡単に付与できてしまうのです。美髪を目指している人・脱色後に髪の毛がパサついている人にはぜひオススメしたい。はちみつトリートメントの効果とやり方について今日は紹介して行きます。

美髪効果の他にも、頭皮を健康にするはちみつパックについても合わせて紹介して行きますので参考にしてみてください。

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乾燥した髪の毛にオススメの「はちみつトリートメント」

はちみつ

はちみつには22種類ものアミノ酸が含まれており、それらは植物の蜜を集められたものです。ミツバチがせっせと集めた蜜にはカリウム、ビタミン各種、ポリフェノール、カルシウムなどが豊富に含まれています。

パサついた髪の毛にこれらの成分が染み込み、ハリとコシのあるしなやかな髪の毛に仕上げることができます。ブリーチ(脱色)などをして髪の毛がかなり傷んでしまっている人はぜひやってみてください。

★「はちみつトリートメント」のやり方

はちみつトリートメントを行う手順について紹介します。

用意するもの
・はちみつ:水=(商品によって粘度が異なるので、使いやすい状態まで薄める)
・タオル
・シャンプー
・コンディショナー

はちみつトリートメントはシャンプー前に行います。

1、まずは髪の毛をしっかり濡らす

まずは髪の毛を暖かいお湯でじっくり濡らします。濡らしたら、成分が薄まりすぎないように適度に水気を絞ってください。

2、はちみつを髪の毛に塗り込む

適度な粘度に薄めたはちみつを髪の毛に塗り込んで行きます。濃すぎると匂いが消えなかったりベタベタ感が強くなりますし、逆に薄すぎると塗りづらくなくなりますので適度な塩梅で薄めることが重要です。

根元から毛先まで十分に塗り込んで行きます。この時毛先の方がダメージが強いので、毛先の髪の毛に重点的に塗り込んでいくといいでしょう。

3、蒸らして放置

熱めのお湯で蒸しタオルを作ります。成分が薄まらないように、しっかり固めに絞ってください。ふんわりと蒸しタオルを頭に巻いて10分〜20分髪の毛を蒸らします。

この時お風呂をためておいて半身浴でもしながら蒸すといいでしょう。

4、洗い流してシャンプー・コンディショナー

最後に髪の毛のはちみつをしっかり洗い流してからシャンプーとコンディショナーをいつも通りに行なってください。この時いつも以上に”洗い流し”を念入りに行うことがポイントです。

はちみつの粘度は薄めても意外と強く成分が残りやすいので注意してください。食用のはちみつなので大きな害があるわけではありませんがかゆみやベタつきが出てくる可能性があるのでしっかりすすぎを行うようにしましょう。

はちみつの匂いがしっかり嗅がないとわからないくらいまではすすぎを行なってください。

★はちみつトリートメントのやり方その2

はちみつトリートメントのもっと簡単で手軽な方法を紹介します。

用意するもの
トリートメント
はちみつ

1、はちみつとトリートメントをブレンドさせる

オススメなのがヘアオイル用の小さい容器にはちみつを移して湿気の少ない風呂場の外で保管をし、使う時にだけトリートメントと手の平で混ぜて使用する方法です。

1回の使用分ごとにはちみつを混ぜることで腐ったり品質変化がせずに保管できるのでオススメです。

2、同じようにヘアパック

上記の方法と同じような手順で、髪の毛を濡らすところからヘアパックをして蒸らすところまで行って行きます。10〜20分同じように髪の毛をパックしたらしっかり洗い流してください。

3、シャンプー・コンディショナー

シャンプーコンディショナーをして同じようにしっかり表面のはちみつの成分を洗い流して行きます。リンスにはちみつを混ぜるとしつこく成分が残ってベタついてしまうので先ではなく後にシャンプーをするようにしましょう。

★「はちみつトリートメント」の効果について

はちみつが髪の毛に与える効果には大きく3つの働きが期待できます。それぞれの効果についてみて行きましょう。

ビタミンとポリフェノールによる髪の毛の保護

ビタミンとポリフェノールが髪質を優しくコーティングし、有効成分を髪の毛の内部にとどめて保護してくれるとともに、髪の毛の元気を取り戻させる効果があります。

ここで簡単にリンス・トリートメント・コンディショナーの効果についておさらいしておきましょう。リンスは髪の毛の表面を保護するもの、コンディショナーはリンスよりも効果の強いもの、トリートメントは髪の毛を内側から修復・保護するものになります。

はちみつは内面から髪の毛を保護・修復するのでトリートメント効果が強いです。

ポリフェノール・ビタミンC(抗酸化成分)が髪の毛の酸化を予防

切れ毛や枝毛などが増加している場合、それは髪の毛の先端3cmあたりの乾燥の影響でパサパサになっている影響の可能性が高いです。これを解決するために、はちみつのビタミンCやポリフェノールなどの酸化防止成分が働いてくれることで髪の毛の酸化を防ぎ潤いを保ってくれる効果があります。

ミネラルが髪の毛に潤いを与えて乾燥を防ぐ

さらにミネラルが髪の毛に潤いを与えるので、乾燥の予防がさらに実現されます。ミネラルが豊富な食物を想像してもらえればわかりますが、海藻類やきのこや納豆など、粘り気が多い食材に偏っていることがわかります。

これらはいずれも髪の毛や肌に保湿効果を付与する働きが大きいので、美髪や美肌を推進できる食材でもあります。

注意点

はちみつパックは1週間に2回適度が適切となります。それ以上行っても成分が入っていかないのであまり効果が期待できません。また、はちみつは値段が高いです。コストが無駄にかかってしまうだけですので、1週間に1〜2回のペースで自分の髪の毛の状態をみながら最適な回数で実践して行きましょう。

何度も紹介しましたが、はちみつはしっかり洗い流さないとベタベタします。お風呂では気づかなくても、乾燥させた後にベタベタ感に気づくことがありますので”しっかり洗い流す”ようにしてください。枕などもベタベタになる可能性がありますよ!

洗い流す時は熱めのお湯ではなくぬるめのたっぷりのシャワーで洗い流すことがポイントです。これは頭皮の乾燥を招かないためです。これらの注意点を守って美髪を目指して行きましょう。

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頭皮を健康にする「はちみつパック」

はちみつ

髪の毛だけでなくはちみつパックは頭皮にもいいと言われています。むしろ頭皮だけではなく肌にもいいのでオススメさです。

頭皮と肌におすすめのはちみつパックについてみて行きましょう。

「はちみつパック」のやり方

はちみつの頭皮パックのやり方について紹介して行きます。

用意するもの
50ml〜100mlのはちみつ
卵白(卵1個分)
洗顔ネット
タオル

1、髪の毛を十分濡らす

はじめに頭皮と髪の毛をぬるま湯でしっかり濡らして水気を切ります。ここでも成分が薄まらないように無駄な水分はしっかり切るところがポイントです。

2、洗顔ネットで卵白を泡立てる

洗顔ネットを使って、きめ細かい立つ泡を作って行きます。メレンゲのようにしっかりあわ立てます。ある程度十分な立つ泡ができたら容器に一旦貯めて置いてはちみつを混ぜて行きます。

ここまでの工程をお風呂に入る前にボウルと泡立て器で行ってからでも構いません。食材ですので衛生的にも問題ないでしょう。

3、頭皮にパックしていく

髪の毛の上に乗せて揉み込むように頭皮に塗り込んで行きます。髪の毛の先まで一緒にパックしたい場合はシャンプーのように髪の毛と頭皮全体に塗り込んで行きます。

しかしあくまでシャンプーではないのでゴシゴシ洗浄する必要はありません。

4、蒸らす

熱めのお湯で蒸しタオルを作って髪の毛をまとめて、頭にタオルを巻きます。サロンで行うヘアパックの要領で優しく巻くようにしましょう。

その状態で同じように10〜20分間お風呂の中で待ってください。

5、しっかり洗い流す

最後にしっかり洗い流してからシャンプーを行います。シャンプー後もしっかりすすぎを行ってベタベタになる成分が残らないように注意してください。ぬるめのお湯で流すことがポイントです。

卵白を使用している分タンパク質が髪の毛の間に残りやすいのでしっかり”湯だめ”を作りながら洗い流すようにしましょう。肌にパックする場合も同じような工程で肌にパックをして最後に洗顔クリームで軽く流すようにしましょう。

「はちみつパック」の効果について

はちみつパックには髪の毛パックと同じように頭皮にビタミンやミネラルの栄養を付与する効果と抗酸化作用を促すとなど嬉しい幾つかの効果が存在します。それぞれの効果についてみて行きましょう。

弱酸性で肌に優しい

卵白とはちみつは弱酸性です。肌に優しく、刺激が少ないので害となる問題をできるだけ発生しない低リスクな形で効果のみを頭皮や髪の毛や肌に付与することができるというメリットがあります。

オボ・アルブミンが肌を補修

卵白に含まれている「オボ・アルブミン」というタンパク質の一種が皮膚の再生を促して保湿効果を高めます。皮膚の新陳代謝を高めることでキメの細かい肌を作ることもできるので非常に美肌を目指す上では効率的です。

リゾチームと酵素が肌を殺菌

卵に含まれているリゾチウムとはちみつに含まれている酵素が低刺激の殺菌効果を持っており、深刻化していないレベルの菌の繁殖であれば、健康な肌を守りながら殺菌を行うので肌の健康維持に貢献します。

22種類のアミノ酸が古い角質を除去

はちみつに豊富に含まれているアミノ酸群が古い角質の除去を行い、上記でも紹介したように卵の「オボ・アルブミン」が肌の再生や皮膚の生成を行うので、新陳代謝の効率がさらにUPします。

このようにいくつもの効果がお互いに作用しあって、効率的に肌の新陳代謝や栄養の補給を行うことでハリのある肌と頭皮を維持することができると共に、髪の毛の成長効果をUPできます。

注意点

はちみつを肌に塗り込む時には、はじめにパッチテストを行うことをオススメします。肌に合わないはちみつを使用するとかゆみや湿疹の原因になったり逆に肌に悪影響となる可能性があります。

パッチテストのやり方は腕の皮膚の薄い内側部分にはちみつを塗り込んで10分程度放置。その後洗い流して肌のヒリヒリ具合や赤らみが発生していないかを確認します。

基本的には食材なので害はほとんどないことが多いですが、稀に拒絶反応やアレルギー反応を引き起こすことがありますので注意してください。

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その他のヘアパックレシピ5選

はちみつ

はちみつ以外にもオリーブオイルやヨーグルトなどの食品を使用した美髪にオススメのパックがあります。オススメのパックの作り方5選を紹介しますので参考にしてみてください。

①ヨーグルトと蜂蜜のヘアパック

レシピ
ヨーグルト 50ml
蜂蜜 50ml

ヨーグルトとはちみつを混ぜ合わせるとちょうどいい粘度のクリームになります。普通に食べても栄養満点で美味しいですし、髪の毛に塗っても効果的なのは嬉しいですね。

健康・美容に気を使うのであれば是非とも常備しておきたい食材の組み合わせです。

②オリーブオイルとはちみつのヘアパック

レシピ
・たまご 1~2個
・はちみつ 10ml
・オリーブオイル 30~50ml

卵を混ぜる→はちみつを混ぜる→オリーブオイルを混ぜるの順番で混ぜ合わせるだけで出来上がりです。自宅にいつも置いてある食材だけで出来上がるのでオススメのパックレシピです。オリーブオイルは美容効果が高いのでヘアケアだけでなく、スキンケアオイルとしてもオススメです。

オリーブオイルはエクストラバージンオリーブオイルを使用してください。

③ココナッツオイルと蜂蜜のヘアパック

レシピ
はちみつ 30ml
ココナッツオイル 60ml

オイルとはちみつは分離してしまうのでしっかり混ぜ合わせます。混ぜたものを髪の毛に塗って1時間ほどパックすることが推奨されています。その後洗い流してシャンプーをします。

こちらも1週間に1回〜2回程度行うといいでしょう。

④アロエと蜂蜜のヘアパック

レシピ
アロエの葉 大きいもの2枚
蜂蜜  30ml

アロエの葉の表面の皮や筋をとって中身のゼリー状の部分だけをはちみつと混ぜます。アロエには強い生命量の源である栄養と、ビタミン、保湿成分が豊富に含まれています。はちみつと混ぜることで相互作用でさらに効果が高まりますのでオススメの食材です。

⑤牛乳と蜂蜜のヘアパック

レシピ
牛乳 100ml
はちみつ30ml

そのまま混ぜ合わせ、髪の毛全体になじませて最後に流してシャンプーします。パック時間は20分程度で十分です。洗い残しがあるとミルク臭くなるのでしっかりぬるま湯で流してからシャンプをしましょう。

最後にヘアオイルなどを使用すると、匂いが気にならなくていいでしょう。

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まとめ

食材を使用していくつものヘアパックを作ることができます。非常に手軽でスーパーでも入手可能な食材を使用しているので簡単に上質な自家製ヘアケアアイテムを作ることができます。

サラサラでまとまる髪の毛を手に入れて、上質な髪の毛をいつまでも長もちさせましょう。特に女性は髪の毛が長いので何かしらの対策が必要です。食材の一部で簡単に作れる美容効果の高い「蜂蜜ヘアパック」はオススメですよ!

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