ビタブリッドcヘアーという発毛薬品をご存知でしょうか?現在の最新科学・製薬技術を駆使して生成された評判の高い発毛剤です。
広告塔には東国原第17代宮崎県知事やタレントのJOYさんなどが採用されていて話題になった発毛剤でもあります。
育毛剤や発毛剤ってどの商品も高いですし、実際に効くのか・どんな効果が期待できるのかがいまいちわからなくて買うかどうかを迷ってしまいますよね。
今日はこのビタブリッドcヘアーの効果や口コミでの評判などについて詳しく紹介していきたいと思います。
ビタブリッドcヘアーについて
ビタブリッドcヘアーという発毛剤についての基本的な情報をまだ知らない人のために、ビタブリッドcヘアーを製造・販売している会社の情報や発毛剤の特徴などについての簡単な紹介からしていきます。
まずは商品の基本知識からおさらいしていきましょう。
ビタブリッドcヘアーを販売している会社について
ビタブリッドcヘアーを販売している会社は上場企業の株式会社ベクトルの子会社である株式会社ビタブリットジャパンという会社です。
この会社は2014年4月22日に創業され、資本金1億4,000万円、ライフテクノロジー関連事業(健康・美容 他)ダイレクトマーケティングビジネスの事業開発などを行なっていて、美容や健康に関する商品の通信販売を主軸にしている会社です。
東京赤坂にオフィスを構えているなかなか大きな会社です。
上場企業ではないのであまり詳しい情報を開示する義務がない分あまり情報は開示されていません。
ビタブリッドcヘアーを製造している会社は?
ビタブリットジャパンが商品の製造まで行なっているわけではありません。
製造している会社は実は別にあります。これはケア商品を販売している会社全般で言えることです。
現在の商品ビタブリッドcヘアーexを製造しているのは、HyundaiIBT(現代IBT株式会社)と呼ばれる美容大国韓国の会社です。
親会社のベクトルのホームページにおいてIBT株式会社とのJV(ジョイント・ベンチャー)事業を開始したことがきっかけになって作られたのがビタブリットジャパンで、韓国ですでにヒット商品であった”ビタブリッドC”(チェ・ジンホ碩座教授のバイオ融合技術を活用して作られた製品)を用いて発毛剤を開発し、それを日本でも販売していこうという経緯です。
製造自体は韓国の技術が元になっているのです。
ビタブリッドcヘアーはどんな育毛剤?
ビタブリッドの大きな特徴は名前にも入っている通りビタミンCが含まれていることが特徴です。
パウダーと育毛剤の外用薬が箱の中に入っており開封してからビタミンCのパウダーを液剤に混ぜ込んで使用します。
世界有望8大技術の一つであるLDH技術という製薬技術を駆使して製薬することで壊れやすいビタミンCを頭皮の中に浸透させ最大12時間持続して頭皮に止まらせることを実現しました。
薬品の分類としては厚生労働省は”医薬部外品”に分類しているので、日本にすでに存在しているミノキシジル系の発毛剤リアップなどよりも効果が穏やかであることがわかります。
モンドセレクションで金賞を獲り、世界有望8大技術を駆使し、アメリカでの権威的な科学雑誌Natureにも取り上げられていることを主に謳っている商品です。
出典:ビタブリッドジャパン
期待できる効果について
この発毛剤によって期待できる効果は以下の通りです。
- ビタミンCの持続的な頭皮への供給で頭皮環境の改善
- ビタミンCが真皮内に止まることで細胞外マトリックスの増加
- 主な成分がビタミンCなので副作用の心配が非常に少ない
- 液剤に含まれている酸化亜鉛の効果で脱毛因子(DHT)を抑制
- 頭皮環境の改善と脱毛因子の抑制で抜け毛の抑止
などの効果が期待できます。
ビタブリッドcヘアーは効果はないの?
美容商品として販売されているビタブリッドcフェイス同様に非常に売れているビタブリッドcヘアーですが、実際この薬品には発毛効果はなく、発毛を期待することはできない!という話が囁かれています。果たして本当なのでしょうか?
効果がないと言われてしまっている理由についてまとめました。
ビタブリッドcヘアーには育毛に有効な成分が含まれていない
実際ビタブリッドcの育毛剤には有効な育毛成分がほとんど含まれていないことが問題視されています。
成分表の表記を見てみると
【ヘアーパウダー】
酸化亜鉛、アスコルビン酸、ステアリン酸グリセリル、ナイアシンアミド、アルギニン、システイン、イノシトール、水、パンテノール、アデノシン、カフェイン、ビオチン、パルミトイルトリペプチド-1、アラントイン、ビオチノイルトリペプチド-1、パルミトイルペンタペプチド-4、パルミトイルテトラペプチド-7、オレアノール酸、アロエベラカルス培養エキス、ブドウカルス培養エキス、モモカルス培養エキス、トレハロース、加水分解シルク【ヘアートニック】
精製水、エタノール、1,3-ブチレングリコール、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、フェノキシエタノール、dl-メントール、D-パントテニルアルコール、L-リシン塩酸塩、酢酸DL-α-トコフェロール、クエン酸ナトリウム、クエン酸、N-ステアロイルフィトスフィンゴシン、ビオチン
と表記されています。
基本的に表記の初めの方に書かれている成分が有効成分として含まれているこの商品の主事軸となる成分です。
その上位5つなる酸化亜鉛、アスコルビン酸、ステアリン酸グリセリル、ナイアシンアミド、アルギニンなどの成分を見ていくとその効果がわかります。
- 酸化亜鉛・・・外皮で生成された脱毛因子ホルモン(DHT)を明確に抑制し、抜け毛の防止に繋がる効果が期待できます。ビタミンB6との併用でさらなる相乗効果も確認されている。
- アスコルビン酸・・・アスコルビン酸はビタミンCのことです。皮膚や髪の毛を健康的に成長させるためにはコラーゲンが必須です。その元となるのがアスコルビン酸。健康的で美しい髪の毛を生成するための助けになります。
- ステアリン酸グリセリル・・・成分の浸透作用、乳化作用を高める効果をもち、石鹸屋シャンプーなどに使われることの多い成分。有効成分の浸透力を高めます。
- ナイアシンアミド・・・ビタミンBの一種で、美白・美肌・血行促進効果があります。育毛効果としては頭皮の毛細血管の血流を促進して髪の毛の成長を助ける効果があります。
- アルギニン・・・アルギニンは健康食品にも含まれているアミノ酸の一種で、非必須アミノ酸ですがマルチに健康効果を促進する働きがあるので重宝されているアミノ酸です。成長ホルモンの分泌促進、免疫力アップ、疲労回復、美容サポートなどに効果があります。
基本的に頭皮の健康をサポートすることを目的にしている成分が多く、抜け毛の予防と健康的な頭皮を維持することがメインの目的で、髪の毛の成長力を劇的に上げる効果や発毛力を高める効果はあまりないであろうことが推測されています。
そもそもビタミンCがそこまで育毛効果が高くなく、あくまでも頭皮の健康をサポートすることが主な効果であることから育毛剤としてどうなんだという話が持ち上がっています。
育毛剤がNature誌に取り上げられたわけではない
ビタブリッドcヘアーの公式サイトをみるとNature誌で革新技術と試験データが評価されたと書かれています。
これを勘違いしてビタブリッドcヘアーの育毛剤が評価されて紹介された!と宣伝している人がいますが、実際は製薬技術や試験データが雑誌で紹介されただけですので、育毛剤がすごい!ということを言っているわけではありません。
この点の勘違いにも要注意です。
世界8大技術はすでに古い技術である
この育毛剤に使用されている技術は世界8大技術の中の一つとされているLDH技術です。
この技術は壊れやすいビタミンを頭皮に長時間保持し続けるという技術で、元々は抗がん剤を作るために開発されていたDDS(ドラッグ・デリバリー・システム)という技術を応用した技術となります。
抗がん剤の薬は副作用が強いことが有名ですよね。これは成分が不必要な健康な部分にまで到達してしまうことで、ガンである細胞以外にも成分を浸透させてしまい副作用といて問題が発生してしまうからです。
この技術では必要な部分に、適度に成分を浸透させ、しかも副作用が発生しない少量での使用をすることで問題を的確に解消することができるというものです。
この技術は1974年には初めての患者への投薬試験が開始していて1980年代には世界に急激に広まった技術でもあります。そんな昔に作られた技術ですから確かに技術革新が目覚ましい進歩を見せている昨今で30年前の技術というのは確かに古いような気がします。
ですが、それほど素晴らしい技術とも言えるとも思います。
結果的には応用している成分が副作用が少ないビタミンCですから、この効果はそこまで功を奏していないのではないかというのが一般的な見方です。
モンドセレクションの罠
モンドセレクション金賞受賞と多くの化粧品や美容コスメなどで売り文句として宣伝されていますよね。
しかしこのモンドセレクションが販売促進に繋がっているのは一部の国だけで、実際国際的に、科学的にはそれほど名誉の高い賞ではないことは有名な話です。
「金さえ払えば受賞できる」とまで言われている非常に審査基準が曖昧で信頼のない賞であると言われています。
ミシュランガイド同様、自腹で企業がお金をベルギーに本拠地を置いている品評機関に支払って金賞をかざしているものとして、「本当にしっかり審査しているのか?」と疑問の声が上がっています。
実際に過去の履歴を見てみると
- 最高金賞・・・425
- 金賞・・・1261
- 銀賞・・・777
- 銅賞・・・155
と金賞の数が異様に多いことがわかります。これをみると金賞のありがたみとは・・・って気持ちです。
ステマ(ステルスマーケティング)がひどいと評判に
ビタミンCの化粧品でこんなにも変わりました。自分では実感無かったけれど、写真でみると生えましたね〜。 pic.twitter.com/za264MSRoh
— 東国原英夫 (@higashi_kokuba) 2015年7月16日
東国原さんは元々広告塔として契約していますからステマとは言えませんが、この画像を見て何かおかしいと感じませんか?
明らかに背景が暗くホワイトバランスや感度を調整し、髪の毛の影が黒く見えるように編集された画像が使用されています。
こういった比較画像は基本的に同じ光量、同じ感度設定ホワイトバランスの条件で撮影した写真で比較することが常識です。
しかし、これは誇大PRですよ!と言わんばかりの画像に思わず苦笑が溢れる人も・・・
ビタブリッドcの口コミ一覧
ビタブリットを実際に使用した人の口コミについていくつか紹介していきます。
ビタブリッドcヘアーを使用した感想を見ていきましょう。
育毛剤を使用した人の口コミ色々
Amazonプライムの口コミ情報にはこのような意見がありました。
評価は星3.1(2018年1月時点)
「頭につけると髪がベタベタして、髪が固まってくる。気持ち悪い。ちょうどポマードを頭につけたような感覚」
「ビタミンCが髪の毛の育毛効果に関係しているとは考えられない詐欺の可能性大!」
「使用から1ヶ月程度ですが育毛効果はまだ見られないものの、頭皮のかゆみの問題は軽減したように思います。最低でも3ヶ月は継続使用して見ます」
などの意見がありました。
twitterには基本的に広告のつぶやきや、使ってみようかなというテレビを見ての感想のつぶやきしかなく、あまり情報はありませんでした。
ビタブリッドCヘアー、オジサンも使い始めました。
根元の髪質が変わった感じがする~
期待してます!!! pic.twitter.com/QioL8lXhIY— 中野英雄 (@bugsyinc) 2015年11月12日
しかし怪しい著名人のステマではないか?と思わせるツイートに疑惑の声も上がっています。
効果が出た!という人の声
「髪質が改善したと感じる。使用から3ヶ月程度で回復した。元々はバサバサな髪の毛だったのがするっと指が通るようになり満足しています」
「使いやすく、肌に馴染む感じが良い。気に入りました」
という高評価の意見がありました。
美しい髪の毛を成長させるための効果は確かに期待できるかもしれません。頭皮を健やかにしてビタミンCでコラーゲンの生成を助けるわけですから、もとの髪の毛の状態がそれなりにある人、つまり初期の髪の毛の悩みを抱えている人にはオススメだと言えます。
まとめ
ビタブリッドcヘアーの効果についてご理解いただけたでしょうか?
この商品の特徴と、商品に持たれているイメージはネットではかなり辛口の評価となっています。公開価格では元値が7000円ほどの価格ですが、初回は2000円以下で購入することもできるので非常にオススメです。
一度試しにご自分の肌で育毛剤を触ってみるのが一番だと思います。もし余裕があれば検討して見てはいかがでしょうか。
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