髪の毛は薄くなってきてもすぐには伸ばすことができません。
髪の毛がしっかり伸び揃うまでは最低でも3ヶ月はかかり、その間は薄くなてっている髪の毛は周囲にバレてしまいます。
人には知られたくない円形脱毛症やつむじハゲなどの薄毛を隠すのに有効な手段がカツラです。
昔のカツラと言えばただ頭に被るだけのもので、非常にバレやすいイメージですよね。しかし現在ではカツラもかなり進化しています。
今日はカツラのバレない使い方や、最新商品について紹介していきます。
どこで購入すればいいのか、手入れの方法はどうすればいいのかについても紹介していきますのでぜひ参考にして見てください。
目次
カツラはどんな薄毛もカバーできる?
カツラを隠すことができる薄毛についてまず紹介していきます。
自分の薄毛はカツラやウィッグで隠すことができるのかについてみていきましょう。
つむじハゲ
もっとも隠しやすい薄毛のタイプです。
サイドの髪の毛はあるので、周囲の髪の毛とも馴染ませやすい薄毛です。
しかしつむじのハゲに対して安易に長時間カツラを継続的に被っていると頭頂部に蒸れは発生し、薄毛が進行してしまうというデメリットもあります。
歌舞伎役者に薄毛だったり自ら剃り上げている人が多数いるという事実も、本番の後に抜け毛が増えてしまうから剃ってしまった方が楽だということから来てたりします。
円形脱毛症
つむじハゲにはポイント用のウィッグが存在します。接着剤が付いていて簡単いつけはずしをすることができます。
円形脱毛症は一箇所だけではなく数カ所に発生したり、発生箇所にばらつきがありますので被るタイプのカツラやウィッグだとどうしても蒸れすぎてしまったり、毛量が増えすぎてしまう問題が発生します。
部分だけに貼り付けて使用できる商品がありますので、そちらがオススメです。
全頭型・凡発型の脱毛症の場合
中には円形脱毛症で全頭型の症状や凡発型などの症状で髪の毛のほとんどが禿げ上がってしまう場合もあり、その場合はデザインウィッグなどを使用することがオススメです。
髪の毛全てが人工毛のものではどうしても作り物感が目立ってしまいます。なので自然な感じを出すのではなく、デザインウィッグを使用して完全いおしゃれ目的として頭髪をデザインすることが効果的でしょう。
自然さを求めるのであれば値は張りますが、人毛のオーダーメイドのウィッグやカツラを使用することがベストです。
毛先の自然さや動き、ツヤ感、手触り、どれをとっても本物の髪の毛なのでバレることは少ないでしょう。
M字ハゲには使えるの?
一昔前まではM字ハゲに対応したカツラはありませんでした。
M字ハゲを隠すには、頭頂部なども一緒に覆ってしまわなければいけなかったのでどうしても蒸れてしまったり後付け増毛感が目立ってしまいました。
しかし現在では特殊なフィルムを使用した技術で頭皮に髪の毛を貼り付けて髪型を自由自在にデザインする方法があるので、簡単にしかもバレない頭髪を作ることができます。
アデランスやアートネイチャーやインクリーズヘアーなどでこのサービスが受けられます。
最新のカツラ商品について紹介!
カツラの現在の最新情報として、かつらメーカーやウィッグブランドを展開している会社やサービスの情報について紹介します。
どんなバレないカツラがあるのかをみていきましょう。
アデランス
人工毛を使用していながら本物の人間の髪の毛に非常に近い挙動をしするバイタルヘアという人工毛の研究やチリチリな髪の毛やカールしたパーマの癖の付いた髪の毛まで自由自在に再現するという自由自在な髪型を作ることのできるカツラやウィッグを製造しています。
最近では2017・18年のパリコレの衣装としてデザインウィッグを世界に向けてPRしているなど、かなりファッション性の高いおしゃれなカツラを作っています。
人工毛だけでなく天然毛にも対応しているオールマイティーなメーカーです。
アデランスの公式サイトでも発表されていますので参考にしてみてください。
ハリウッドマジック
本当にバレない究極のカツラとして紹介しているハリウッドマジックというカツラもあります。
装着したまま数週間過ごすことも可能で、取り外すこともできます。自分専用の髪質や頭皮の形状に合わせてカツラを製作し、バレないカツラを手に入れることができます。
関西・名古屋・横浜などに店舗を持ち、それぞれの店舗でカツラを製作することができます。
また型取りから納品までを出張で行うこともできますので、店舗に行かなくても自分専用のカツラを作れるというメリットもあります。
スヴェンソン
全国に28店舗薄毛専門サロンを構える大きな会社です。
特徴としてはカットだけでなく髪の毛の後付け増毛、育毛のための頭皮ケア、育毛ケアトータルサービスなどを受けることができる薄毛の男性専用のサロンです。
後付け増毛は髪の毛の根元に髪質に合わせた人工毛や人毛を結びつけるというマイヘアプラスというサービスで、気になるつむじの薄毛や前頭部の薄毛に髪の毛をプラスして髪の毛を増やすことができます。
髪の毛が成長すると結び目が上に移動してしまいますが、位置をずらせばまた根元に戻りますので安心です。
プロピア
ヘアコンタクトと呼ばれる商品ブランドで、コンタクトレンズのように頭皮に髪の毛の付いた極薄の特殊フィルム貼り付けてまるで自分の本物の髪の毛のようにアレンジすることができるヘアウィッグです。
特殊なクレンジングスプレーを使用することで取り外しが可能で、強く引っ張っても取れないという強度も十分あります。
ブラッシングやヘアカットもできますので本当に自分の髪の毛のように髪型を楽しめます。
直営店は少ないですが、代理店や取扱店はかなり多数あり、80店舗以上ありますので、お近くのお店を検索して体験してみましょう。プロピアの公式サイトはこちら
ヘアダイレクトジャパン
オーダーメイドのカツラの販売をしているメーカーです。
通販専門店でありながらオーダーメイドでのカツラの製造と購入をすることができます。店舗を持たないことで国内でも最安の価格で自分オリジナルのカツラを作ることができます。
カツラはオーダーメイドになると100万円を超えることも少なくなく、また髪型を変えたい時や新しく作り直すことも定期的に行うことを考慮するとかなりの出費になってしまいます。
ここのカツラは6万円〜10万円程度でフルオーダーメイドでのかつら・ウィッグを製造することができるので他のメーカーにないメリットがあります。
レオンカ
特に高齢の女性に多く利用されているかつら・ウィッグメーカーです。
全国の美容院と提携していて、提携している美容院でオレンカのウィッグの試着と購入やカットをすることができます。
ネットでもヘアカタログを見ることができます。ウィッグは全て出来合いのもので、気に入った商品を指定してお店で注文、取り寄せし購入できます。
店内でも試着が可能なので提携店舗を検索して試着して見るといいでしょう。
公式サイトにウィッグの画像や価格が紹介されていますので、こちらを参考にしてみてください。
カツラの使用方法・手入れ方法について
カツラやウィッグの購入を検討している人も多いと思います。
購入の前にカツラの手入れ方法について知っておくといいでしょう。簡単に手入れ方法について紹介していきます。
カツラの使用方法は?
カツラの使用方法はカツラのタイプによって異なります。
ネットタイプ
一般的なカツラはネットになっているものが主流です。ファッションウィッグなどにも使用されているカツラです。ただ被るだけでカツラをつけられるので簡単です。
ストッパー・ピンタイプ
他にはピンやストッパーで止めるタイプのカツラです。髪の毛の長い女性用のカツラに多い仕様です。
粘着テープタイプ
次に粘着テープで頭皮に貼り付けるタイプのカツラです。髪の毛がほとんど抜けてしまっている場合に有効なカツラになります。しっかり押さえつけることで頭皮に貼り付けるだけでOKです。
特殊フィルムタイプ
次にフィルムタイプのもので、頭皮に特殊な接着剤で髪の毛の付いたフィルムを貼り付けます。取り外しの際には専用のリムーバースプレーなどが必要になります。シャンプーなどをしてもずれないというメリットがあります。
カツラの手入れ方法について
カツラの手入れ方法は主に5つの工程で行います。
第一工程シャンプー
まずはシャンプーから行なっていきます。毎日つけ外しを行うタイプのかつらやウィッグは外した状態でシャンプーを行います。
洗面所や洗面器の中にぬるめのお湯を張って少量のシャンプーを適量溶かします。
お湯は少なめに張った状態で軽く抑えるようにしてカツラを洗っていきましょう。
髪の毛の毛先に沿って手ぐしをしながらシャンプー剤をなじませます。この時ゴシゴシと力強く洗ってはいけません。カツラが痛んでしまいます。
最後にお湯を入れ替えながらしっかりすすぎを行いましょう。
第二工程トリートメント
次にトリートメントをつけて髪の毛にツヤを出していきます。人工毛や天然毛のカツラも本物の髪の毛と同じように静電気が発生したり、汚れによって痛みが発生してしまいます。
ダメージが蓄積すると切れ毛が増えてバランスが変わってしまいますのでダメージケアを行いましょう。
これもぬるま湯を張った洗面器などにトリートメントを溶かして数分漬け込み流すだけでOKです。
最後に毛先の方向を整えて水気を切ってタオルで挟んで日陰の風通しのいいところで乾燥させましょう。スタンドがある場合はスタンドにかけて乾かすといいでしょう。
第三工程ブラッシング
頻繁に行なった方がいいのがブラッシングです。乾燥している状態でブラッシングをすると静電気が発生し、ダメージが増加しますので、静電気を防止するスプレーなどを使用してからブラッシングを行うことをおすすめします。
ウィッグの毛は非常に絡まりやすいです。長いウィッグなどだとさらに絡まりやすくなりますので、手ぐしなども行なって手入れを行いましょう。
第五工程ベースメンテナンス
最後にベースメンテナンスを定期的に行いましょう。
ベースはカツラごとに異なります。ネットだったり粘着テープだったり、ピンだったりします。汚れが付着していたり、折れ曲りや傷が発生していると頭皮への刺激になり、怪我に繋がってしまったり、湿疹の原因になります。
つけ外しをした際は確認をしてトラブルが発生していないか確認しましょう。
問題が発生していれば、同じパーツをメーカーから取り寄せたり、自分で修復できない問題である場合はメーカーに修理を頼みましょう。
カツラの洗い方
出典:Kartepost
上記のステップが動画形式でも紹介されていますのでこちらの動画を参考にして見てください。
カツラがオススメできない人
カツラがオススメできない人について紹介します。
こんな人はカツラを控えた方がいいかもしれません。普通に短髪にしたり、スキンヘッドにするなど他の対策方法でハゲを克服しましょう。
激しい運動をしている人
激しい運動をしている人はカツラは取れてしまう可能性もありますし、頭皮からの汗も多くかくので群の症状も酷くなります。
蒸れがひどいとさらなる薄毛の問題に繋がりますので、どんどん地毛の髪の毛がなくなってしまいます。
これ以上薄毛の問題を加速させたくない場合、激しい運動をする人はカツラではなく、短髪にして頭皮環境のケアがしやすいようにしておくことをオススメします。
カツラをつけていることが絶対にバレたくない人
カツラはバレないとは言ってもどうしても取れてしまったりずれてしまう可能性を孕んでいます。
また、いつまでたっても一部分のみの髪の毛が伸びないので、髪の毛の成長スピードの差や髪型が長期間変わらないことでもバレてしまう可能性があります。
ですので、絶対にカツラがバレたくないという人にはオススメできません。
あらかじめハゲている、カツラやウィッグをつけていることは直近の人には打ち明けておくことや、周囲に周知させた上で使用するという心構えやバレてもいいやという心持ちが最適です。
高額なカツラを購入する余裕がない人
カツラは意外と高額です。
安いものでは5万円程度で購入できますがそれでも高額です。
高い商品では30〜50万円するものも平気で存在します。高級品だと100万円というものもあります。
しかもその時の気分や、たまに髪型を変更することを考えると2〜3着のカツラを用意しておく必要があります。
高額なカツラをつけていると肩が凝ってしまったり、神経質になってしまう可能性もあります。自分の経済状況を踏まえた上での商品の購入を検討しましょう。
まとめ
カツラやウィッグは今後もさらなる進化が予測されますし、ファッションとしてのウィッグの使用は今後増えてくるでしょう。
コスプレの需要なども高まっていますし、気軽に髪型を変えられるアイテムですので便利です。カツラ業界は進化を続け、コンタクトレンズのように使い捨ての時代になるかもしれません。
今後も絶対にバレないカツラの進化に期待です。
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