つむじのかゆみからハゲが始まる!かゆみの原因と薄毛との関係性を知ろう!


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ちょっとしたときに、不意に頭をかきたくなるというのはよくある行動ではありますが、その行動が癖になっているという人は要注意かもしれません。

頭をかきたくなるのはいったいなぜなのか、何か良くないことが怒っているのでしょうか、気になってきます。

そこで、今回は頭をかく回数が多くなりがちになる原因について調べて、つむじ等の特定部位で多発している場合のケースも考察していきたいと思います。つむじがかゆいのはハゲのサインであるという噂の真相も調べていきます。

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つむじがかゆい人はハゲになるの?

ネット上でも意見が分かれている噂はいくつもありますが、その中の一つがつむじがかゆいという人はハゲになる確率が高いというものです。

それでは、この噂が真実なのかどうかをまずは調べていきましょう。

直接的には関係ない

結論から言うと、つむじのかゆさを頻繁に感じるからといって、直結的にハゲに繋がるというわけではありません。内閣府が認定している「日本毛髪科学協会」に無料電話相談を行い検証した内容でもあるので信じて良いでしょう。

ただし、このかゆみが脂漏性皮膚炎や乾燥肌によって引き起こされているものであった場合は、それが原因でハゲに繋がる可能性はありますので、危険性ははらんでいると考えましょう。

かゆみが炎症や乾燥によるものなら危険

そのかゆみがちょっとした刺激によってかゆくなっただけなら何の問題もありません。

それが頭皮の炎症によってかゆみが発生している場合や、乾燥によって発生しているものならば非常に危険です。

まず、炎症によって発生している場合は頭皮湿疹に繋がっている可能性が高く、そこから一気に抜け毛が発生する危険性があります。乾燥によるかゆみだった場合も、乾燥している肌は皮脂が少なすぎるためバリア機能が正常に働いていないことを意味しており、頭皮ダメージが高い状態となっております。

そのため、乾燥している頭皮で放置しているとそのうち炎症してしまう可能性もありますし、かゆみを抑えるためにひっかきすぎて頭皮を傷つけてしまう恐れもあるでしょう。つまり、かゆみの原因がこのどちらか2つだった場合は原因排除を行う必要があるということになります。

つむじがかゆくなるのはなぜ?

このつむじのかゆさはどこから来ているのかというと、炎症や乾燥が一番発生しやすい箇所がつむじであるためです。

シャンプーの流し残しが原因

つむじは肌がむき出しになっている部分であり、シャンプーが一番塗りやすい部分であるため、洗い残しが発生してしまう恐れがあります。そこで、洗い残しができてしまうとそのまま皮膚の炎症に繋がることだってあるのです。

皮脂の分泌が多いことが原因

また、最も紫外線などを受ける部分でもあるので皮脂分泌量が多くなりやすい部位となっており、洗い方が下手で古い皮脂が残りっぱなしの人は、皮脂が詰まってしまいつむじの部分にかゆみが発生してしまうことだってあります。

そして、皮脂分泌量が不足している人の場合はつむじに紫外線の刺激が直接当たるようになるので、それらの外部からの刺激を受けやすい状態になりその刺激がかゆさを引き起こすこともあるでしょう。

要するに、一番刺激を受けやすい部位であり、洗い残しも発生しやすい部位なので、頭皮トラブルが発生しやすいため、かゆみも発生しやすいということになります。これらのトラブルは最悪の場合抜け毛の増加に繋がってしまいますので、ハゲに繋がるという情報が出たのではないでしょうか。

AGAとの関係について

現代日本人男性のハゲの原因として最も多いのが、男性型脱毛症のAGAです。これは男性ホルモンのテストステロンによるものなのですが、あくまでこの男性ホルモンと酵素の5αリダクターゼによる反応でジヒドロテストステロン(DHT)ができたことで発生するので、かゆみとはほとんど関係ありません。

ただし、頭皮のかゆみが頻繁に発生する人は頭皮環境が悪いことも多いので、一度AGAになってしまうと、加速度的に髪の毛が抜けていく人もいるでしょう。

かゆみ対策とAGA対策は厳密には異なりますので、本格的な治療方法も異なりますが、薄毛改善や育毛対策のためにはAGAもかゆみも減らす必要があると考えてください。

両者ともそこまで関係性はありませんが、抜け毛対策や薄毛治療を進めるためには、髪の毛トラブルとなっているものはすべてなくす必要があります。AGAは頭頂部や生え際から薄くなり人によってはM字ハゲになってしまいますので、トラブルが悪化する前に対処いたしましょう。

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頭皮の炎症の原因について

頭皮トラブルの一つに、頭皮が炎症してしまい、抜け毛が増加するというものがあります。

それでは、実際にどのようなことがあったら頭皮環境が悪化して、炎症するようになってしまうのでしょうか。

髪の洗い方を間違っている

頭皮環境を整えるために必須になるのが、洗髪です。

しかし、髪の洗い方が間違っている人は頭皮環境が劣悪なものになってしまう恐れがあります。最も多いのがシャンプーやコンディショナーのすすぎ残しでしょう。

すすぎの時間というのは実は髪の毛を洗う時間よりも長めにとるように推奨されているのに、ササッと洗ってしまって適当に流してしまっている人がかなりいるので、このトラブルが発生している人は多いのです。

不十分なすすぎによってシャンプーやコンディショナーが長時間残ったままでいると、毛穴がふさがってしまうので炎症が発生します。これは育毛シャンプーといったものであっても同じですので、シャンプー剤自体はしっかりと洗い流すようにしてください。

人によってはシャンプーブラシを使って髪の毛を洗っている人もいるでしょうが、シャンプー用ブラシも使い方や手順を間違えると髪が絡まるようになってしまって抜け毛が増えてしまう恐れがあるので、ヘアケア用品は正しく使うようにしてください。

アレルギー反応や洗浄力によるもの

シャンプーやコンディショナーはいろんな種類が発売されるようになり、含まれている成分もものによって全く違うものとなっております。10年前と比べると驚くべき進化です。だいぶおおざっぱに別けると、アミノ酸系・アルコール系・石鹸系の3種類に分けることができます。

これらは頭皮への優しさや洗浄力、そして価格が異なるのですが含まれている成分も大きく異なるので、いきなり新しいシャンプーに切り替えることでアレルギー反応による接触性皮膚炎をひき起こしてしまうこともあるでしょう。いわゆる、相性が悪いシャンプーということです。

もし、炎症が発生したのなら、成分によるアレルギーなのか、洗浄力の強さによるものなのかをチェックするため、成分表などは覚えておくようにしてください。弱酸性か、アルカリ性かによっても差が出ることもしばしばあるので、3種類では無く8種類と細かく区分けする方法もあります。

汗もが原因かもしれない

頭皮湿疹による炎症作用は汗もから来ている可能性もあります。これは長時間帽子をかぶっているために発生することが多いのですが、実は白い汗もと赤い汗もの2種類があり、後者の赤い汗の場合は細菌が潜んでいる可能性が高く掻きむしると急性湿疹に繋がり、炎症反応が出てしまう恐れもあります。

整髪料の悪影響

髪型を整えるために使われている整髪料が頭皮についてしまうことで炎症が発生してしまうケースもあります。特に、ヘアスプレーはどうしても頭皮に付着しやすいので炎症に繋がってしまいがちです。

また、つむじ付近はボリュームが不足しがちで整髪料が多くなってしまうこともありますので、整髪料をよく使う人はつむじ部分のかゆみが増える危険性があります。

パーマやヘアカラーの悪影響

パーマやヘアカラーの副作用とも言えるのが、頭皮に付着してしまったがために肌荒れを引き起こし、炎症反応が発生してしまうというものでしょう。通常の整髪料よりも、ヘアカラー液やパーマ液は強力ですので、付着時間が長いと簡単に炎症反応が引き起こされます。

これらの悪影響を減らすために頭皮を洗うことが重要になるのですが、その洗い方もまともにできていない人は簡単に頭皮の炎症が引き起こされてしまうでしょう。人によっては「髪を染めた後は湿疹が出ても仕方ない」と諦めているかもしれませんが、それは危険なことなので、ケアをしっかりと行ってください。

脂漏性皮膚炎による炎症

頭皮の炎症で最もたちが悪いのが、この脂漏性皮膚炎です。この皮膚炎は本当にやっかいで、一度なってしまうとなかなか治療が進まず、病院に行ったとしても効果がほとんど出ないで、最終的にはハゲてしまうという人がかなりたくさんいます。

脂漏性皮膚炎の原因は皮脂分泌量の増加に伴って顔や頭皮にいる真菌のマラセチア菌が異常繁殖してしまうことで発生する皮膚炎です。この皮脂分泌を促進するホルモンは男性ホルモンなので、男性の方が発症する確率は高いと言われております。

ちなみに、女性でもホルモンバランスの乱れから男性ホルモンが有意の状態になると発症してしまう人も多く、特に更年期障害に悩まされている人は要注意となります。女性は閉経の時期になるとホルモンバランスが大きく崩れるので、脂漏性皮膚炎になる確率が一気に上昇するのです。

脂漏性皮膚炎はやっかい

この脂漏性皮膚炎の原因は色々と追求されているのですが、未だわからないことも多く、対策方法としておすすめの病院に行ったけれど治らないという体験談もちの方も多数います。ネットの検索ワードでも、「脂漏性皮膚炎 治らない」が多くなっていることから、発症して症状が出てしまったらアウトであるという認識も強いようです。

脂漏性皮膚炎は悪い油の摂取量や糖質摂取量なども関係しているので、本気で治したいと考えている人たちは肌への保湿や生活習慣の改善が必須となってきます。

特に、食生活は意識して変更しないとまず治らないのです。コンビニ弁当や外食が中心の人は治らない可能性が高いとすら言われております。

病院の医師に頼り切りになるのではなく、自分でできることから初めて、食生活の改善から行うようにしましょう。

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頭皮が乾燥してしまう原因は?

頭皮環境が悪化して炎症が起きている場合もかゆみが発生しますが、逆に乾燥がひどい場合でもかゆみが発生するようになります。

そこで、頭皮が乾燥してしまう原因を調べましょう。

洗浄力が強いシャンプーで洗いすぎ

洗浄力が強すぎるシャンプーでしつこいぐらい洗っていると、すっきりするでしょうが頭皮に必要な皮脂までを奪ってしまうようになるので、乾燥する確率が飛躍的に高まります。洗浄力の強さは大切ではありますが、頭皮が乾燥していると感じた方は一度洗浄力を確認してみてください。

また、髪の臭いが気になるという人は1日に2回洗っていることもあるでしょうが、2回以上の洗浄ははっきり言ってやり過ぎになってしまいますので、皮脂を除去しすぎてしまい、乾燥につなげてしまう恐れもあります。

シャワーの温度が高すぎる

シャワーの温度は寒い時期など無意識で高めに設定してしまうでしょう。特に湯船に浸からない人は、体を温めるためにも高めにしてしまうものなのです。しかし、お湯の温度が高ければ高いほど皮脂を除去する力も高まってしまうので、皮脂が必要以上に除去されて乾燥に繋がってしまうこともあります。

高温のお湯は皮脂が流れすぎてしまうので、最高でも40度にとどめて普段はそれ以下にするように意識してください。これはすすぎでも必要なことなので守りましょう。

正しい洗い方をすれば温度も洗浄力も不要

髪の毛の洗い方を正しく実行できている人は一握りです。正しい洗い方さえできていれば、頭皮の乾燥や炎症に悩まされることは格段に減ります。正しい洗い方の方法については専門家によって多少意見が分かれますが、統一見解として予洗いをすることが挙げられますのでまずは予洗いを行いましょう。

お風呂に入る前に軽くブラッシングを行うことで、大きな汚れを除去して髪の絡みもほぐされますし、髪を洗う前に予洗いを行えばこの2工程で8割程度の汚れは落とせます。

ここまで汚れを落とせれば、そこまで洗浄力が無くても問題なく汚れは落とせますので、洗浄力を求める人たちは、まず洗い方について検討してみましょう。

温度差が激しすぎる

現代においてもはや必須になっている冷暖房器具ですが、これらの冷暖房器具は頭皮の乾燥に繋がってしまう恐れがあります。

というのも、室温と屋外の温度差がありすぎると頭皮が暖められて冷やされるという行動を繰り返すことになるので、以上に汗が出るようになってしまうこともあり頭皮環境の悪化に繋がります。

特に、これらの冷暖房器具を使って居場所は乾燥が顕著の所も多く、髪の毛や頭皮にとって劣悪な環境になってしまうこともしばしばあります。

ターンオーバーが乱れている

現代人の頭皮乾燥の原因としても多いのが、シャンプーによるものとこのターンオーバーの乱れでしょう。ターンオーバーが乱れている人は頭皮の古い角質がはがれ落ちにくくなってしまい、古い角質がいつまでたってもくっついている状態になるので頭皮のバリア機能が低下して水分保持力もなくなっていきます。

このターンオーバーが乱れてしまう原因は色々とあります。ストレス・血行不良・睡眠不足。食事内容の乱れなど、多くの方々がギクりとしてしまうものが多々ありますので、頭皮が乾燥している人や炎症している人は今一度生活習慣を見直しましょう。

ターンオーバーの乱れは安易な頭皮マッサージやタンパク質の摂取などでは治りませんので、じっくりと腰を据えて対策を行っていく必要があります。

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かゆみ対策は薄毛対策や予防になる

かゆみ対策はこのように乾燥や炎症が原因となっておりますが、実はこれらの対策というのはターンオーバー対策など以外と本格的なものとなってきます。かゆみのひどさから意識して原因に対する対策を実行すると、頭皮のトラブルも無くなるので、健康的な髪の毛も生えやすくなるのです。

そのため、たかがかゆみと思って諦めるのでは無く、この記事に記載した原因のどれに当てはまるのかをチェックして、原因に対する対策法を実行していきましょう。

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