最近、ヘアスタイリングが決まらない、ゴアゴアしていて髪の毛を束ねるのに苦労していませんか?それは、髪の毛がガタガタになっている可能性があります。その原因として、乾燥、ストレスや加齢などがあげられます。髪の毛に負担をかけさないためにも、ビタミンを多く含んだ食材を取り入れたり、気分転換にヘッドスパへ行き、頭皮環境を良くしましょう。本来の髪を取り戻すために、原因と対策法をご紹介いたします。
毛の構造
毛は筒状になっており、真ん中が毛髄質(メデュラ)、その周りが毛皮質(コルテックス)表面部分が毛小皮(キューティクル)の3つの成分によって作られています。
毛幹部は、18種類ものアミノ酸が配合され、タンパク質によって構成されています。毛髄質には、メラニン色素や脂肪が含まれています。
この構成により、毛乳頭から空気を貯めることができ、髪の毛に弾力を与えたり、また、髪の毛の太さ、量なども決まってきます。
髪の毛にはおよそ90パーセントがタンパク質で成り立っており、その、タンパク質が多いほど、髪が硬く、少ないと柔らかい髪になります。また、直毛か癖毛か縮れ毛なのかも決まってきます。
髪の毛がガタガタ、パサパサになっている原因
髪の毛がガタガタ、パサパサになっている原因の一つとして、ストレスや女性ホルモンが関係している可能性があります。
スマートフォンやパソコンのブルーライトからのストレス
スマートフォンやパソコンのディスプレイからは、赤や緑、青などといったライトが常に放射されており、特にブルーライトは目の負担が大きいと言われております。
ブルーライトによる目の疲労は、睡眠不足にもつながり、髪や頭皮にも影響が出てきます。目に負担がかかると、システインというアミノ酸の一種を使います。これは、システインは髪の毛を促進させるために働くのですが、目が疲れてしまうと、目の回復に使われてしまい、栄養が髪の毛まで行き届きません。
スマートフォンやパソコンの長時間使用はそれだけのデメリットがあることを知っておくのも重要になります。
電磁波の影響
電磁波とは、電界と磁界によって伝達する光です。スマートフォンや家電製品など、様々な電子機器から発せられています。
電磁波の影響によって、血行不良、睡眠不足、ストレスなどが挙げられます。
睡眠不足
電磁波により、交感神経を刺激することによって、からだが興奮状態になりやすくなります。睡眠前は、パソコンやスマートフォンを長時間使用することによって、睡眠不足の原因にもなります。
電磁波によるストレス
電磁波により、交感神経が刺激されると、ストレスにもつながります。ストレスは、髪にも影響を与えてします。
ホルモンバランスの崩れ
髪の毛のハリや潤いを保つことに必要な要素は、女性ホルモンです。生活習慣や、睡眠不足などで女性ホルモンバランスが崩れ、髪に必要なタンパク質が低下します。低下することによって、細い髪になってしまいます。
髪の毛が乾燥しているのかも
髪の毛は年中乾燥しています。美容院でのヘアカラー、パーマ、縮毛矯正によって髪が痛み、縮毛や連珠毛を増やしているかもしれません。
ストレートでツヤツヤの髪の毛を作るためにも原因と保湿ケアをご紹介いたします。
エアコンの影響
乾燥は冬だけではありません。夏でも、エアコンや紫外線によって、髪の毛にダメージを与えています。
髪の毛の乾燥予防
髪が乾燥してしまうとパサパサになり、スタイリングに苦労します。また、髪にツヤがなくなれば、年齢以上に老けて見られる可能性もあります。
ひまし油を使ったヘアケア対策
その対策の一つとして、「ひまし油」があります。ひまし油は、ヒマ(唐胡麻)から抽出した油です。医薬品や潤滑油として使用されるこが多いです。
用途としては、保湿効果の高さから、湿布などに使われています。
ひまし油の効果は、「乾燥予防」「デトックス効果」「頭皮と髪の毛の環境を良くする」といったさまざま効果が期待されます。
ひまし油の保湿力から、髪の毛の乾燥を防ぎます。
デトックス効果によって、ヘアケア剤、育毛剤やシャンプーなどの洗い残しを防ぎます。
ひまし油のクレンジング効果があり、髪と頭皮のしっかりと汚れを落とすことが可能です。毛穴なの改善にも効果がありますので、頭皮が脂っこいなと思う方にも効果的です。
ヘアマスクで保湿
乾いた状態の髪の毛に、ひまし油を浸透させ、蒸したタオルで髪の毛を包みます。10分ほど経ったら、シャンプーですすぎます
マッサージ
頭皮にひまし油をつけ、やさしく、指の腹を使って揉み込むようにマッサージを行います。だいたい、5分程度行います。
ひまし油をは、粘りが強いので、オリーブオイルや、ココナッツオイルをブレンドしても髪に馴染みやすく、マッサージをするにも効果的です。マッサージが終わったら、シャンプーですすぎます。
電磁波対策
電磁波を少量だけだと問題はありませんが、長時間浴び続けることによって、髪にさまざまな影響を与えてしまいます。
改善するには、長時間の使用をせず、適度な休憩を挟むことが重要になります。その間にストレッチやマッサージなどを行うとにも効果があります。
髪の毛の洗い方
髪の毛をしっかり洗うことで頭皮のケアを行うことが美髪につながります。
シャンプーの重要性
シャンプーは、頭皮の汚れや溜まった皮脂を洗い流すために行います。頭皮に毛穴が詰まると、血行が悪くなり、代謝機能の低下につながります。頭皮を傷めないよう、指の腹を使って、頭皮をマッサージをするように洗い、髪に水分をたっぷり与えながら、すすぎましょう。
シャンプーの選びかた
シャンプーの種類がたくさんあり、迷います。その中で、効果的なものは、ノンシリコンシャンプー、スカルプシャンプーです。
ノンシリコンシャンプーとは、シリコンを使っていないというシャンプーです。天然素材を使用するため、髪の毛にやさしいです。欠点はもあります。保湿成分が少ないため、保湿力の低下につながります。コンディションナーと併用することによって、保湿力をアップさせます。
スカルプシャンプーとは、頭皮の環境を良くするために開発されたシャンプーです。育毛・抜け毛防止の効果があります。植物由来の界面活性剤が使われています。それは、頭皮と皮脂の結び、洗浄能力を高めてくれます。
トリートメントとは
コルッテクスを内側から栄養を入れることにより、髪のダメージを修復させます。トリートメントを髪の内側に浸透させるため、弱酸性アミノ酸配分のトリートメントをオススメします。
トリートメントの選び方
人の髪質によって、合う合わないがあるため、髪の毛を補修する効果があるかどうかを重点に選びます。判断の仕方は、自身にあった場合、補修効果がでます。合わなければ、フケや頭皮のかゆみなど症状があらわれることもあるます。
トリートメントの仕方
しっかりとシャンプーを洗い流します。トリートメントをつける前にしっかりと、水気を取ります。トリートメントをつけたら、櫛で髪を溶かし、全体をなじませます。少しだけ、時間をおくことによって、保湿効果を高めます。なお、蒸しタオルなどで髪の毛を覆っても短時間での効果が現れます。シャンプーを洗い流す時よりも、軽く洗い流します。
しっかりとケアすることによって、髪の毛の補修効果が期待できます。
髪の毛の乾かし方
- タオルでしっかりと水分を取りましょう。
- ドライヤーは最低でも20cm離してかけましょう。
- 根元から乾かしていくと、余熱や伝導熱である程度乾きます。
注意点:毛先が一番ダメージを受けやすいため、最後の仕上げ以外かけないようにしてください
温風で乾かす人もいますが、髪にダメージを与える原因となりますので冷風でも乾きます。冷風で仕上げることにより、キューティクルができ、サラサラでツヤのある髪質ができます。
温風を使う人が多いかと思いますが、冷風にかえて髪へのダメージも減らすこともできます。また、低音ドライヤーを使用することによって、余分な水分を蒸発させません。ゆっくりと髪を乾かすことによって、髪の水分と潤いをキープすることもできます。
ブラッシング
絡んでいるからといって、無理にはブラッシングをしてはいけません。同じ場所は何回もブラッシングは髪と髪の摩擦になり、キューティクルが剥がれ落ち、サラサラやツヤがなくなります。また、頭皮に負担をかけると、かゆみやフケの原因となり、頭にもダメージが起こります。
根元からうブラッシングもよくありません。毛先に行くまでに毛と毛が絡まり、切りてしまう可能性があるからです。まずは、毛先からブラッシングをはじめ、髪の毛をほぐすように解いていきましょう。
ブラッシクングの役割は、抜け毛などを取り除き、髪の毛に潤いを与えながら、頭皮の血行を良くします。髪の毛を解きほぐすようにブラッシングを行いましょう。
美髪の作り方
美髪を手に入れるには、さまざまな対策があります。すぐに効果は出ませんが、長い期間をかければ本来の髪を得る事ができます。
血行を良くする
肩こり、顔のむくみの原因は頭皮まで血が回らない血行不良によるものです。
髪の毛は、毛球部の働きによって髪質が大きくかわってしまいます。頭皮まで血が流すには、頭皮マッサージやツボを押すことが効果的です。
食生活の改善
肌や頭皮は、食事・栄養の影響が出やすい部分になります。食生活が偏っていれば、ニキビや肌荒れの原因となります。頭皮も同じように影響が出ているにもかかわらず、顔や手足と違って、深刻な状態になってから気づくケースが増えています。薄毛や抜け毛を防ぐためにも、食生活を見直す必要があります。
栄養バランス
髪を作る上で必要なものは、ビタミンです。特に、ビタミンA、B、Eなどは、髪自体を作るわけではないのですが、タンパク質をサポートするために必要な栄養素になります。ビタミンは、野菜や魚介類に多く含まれます。
現代においては、外食や、コンビニ、ファーストフードなど簡単に食べることができます。その結果、ビタミンを多く含んだ食材を食べなくなったことにより、薄毛や抜け毛が増えてきました。
薄毛や抜け毛の原因となるものは、血管の縮小です。これは、アルコールやコーヒーなどに含まれる、「酸性」の食品が挙げられます。適度に量を取るには、からだに影響はないのですが、取りすぎると、バランスが崩れます。
酸性は、頭皮の細胞の働きを弱まらせてしまいます。一日に何杯もコーヒーやアルコールを飲まれる方は、水などかえて、改善・防止につなげましょう。
血管の栄養不足は、肌へすぐに影響が出ますが、改善することによって薄毛や抜け毛を防ぐことも可能になってきます。
湯豆腐効果
冷え性の方も多いかと思いますが、それによって髪に大きなダメージを与えてしまいます。からだが冷えると、血管が縮小し、血液不良が起こりやすくなります。冷え性予防の一つとして湯豆腐が挙げられます。
湯豆腐には、冷え性対策と、血行不良の改善の他に、タンパク質を多く含み、大豆やイソフラボンの栄養素を補給することが可能です。
大豆イソフラボンとは、女性ホルモンと似た性質があります。ストレスや睡眠不足から、ホルモンバランスを崩し、髪の毛にダメージを与えてしまいます。湯豆腐を食べて、ホルモンバランスの乱れを改善し、美髪効果を高めましょう。
睡眠を改善する
髪の毛は、タンパク質・アミノ酸から作られています。ボコボコの髪は、タンパク質やアミノ酸が不足することによって枝毛や切れ毛を起こしてしまいます
タンパク質やアミノ酸は、血管を通って、頭皮まで届け、髪の毛につなげます。睡眠不足になり、血管が縮小すると、頭がぼーっとしてしまいます。頭皮にある、毛根は、睡眠不足になると働くことができません。
睡眠を上手にとる
睡眠は、短くても、長くても良くはありません。毎日、決まった時間に、規則的な睡眠をとることによって、からだの代謝をアップさせます。
規則正しい生活ができないと、からだの代謝の低下が起こります。それにより、古い細胞が残ってしまう可能性があります。
しっかりと睡眠をとれば、枝毛や切れ毛などを防ぐことも可能です。まずは睡眠を改善し、からだの補修機能を高めることが、最も効果のある改善方法です。
ヘッドスパへ通う
ヘッドスパには、アンチエイジング効果が期待されます。
- 強度の高い髪を手にいれられる
- ほうれい線など顔のリフトアップ
- 自律神経を改善し、リラクゼーション効果を得る
などと、様々な効果があります。
ヘッドスパは、ヘアダメージを軽減し、健康な頭皮や髪の毛を育てることが可能です。溜まった老廃物を促すためにも頭皮をよく揉みほぐすことが大事になります。さらに、経皮を吸収するために栄養を与えるなどのケアが必要となってきます。
ヘッドスパに通う頻度
ヘッドスパは、頭皮の環境を正常にするにも最も重要なケアになります。長期的なケアの方がよりよく、定期的に施術を行うことが必要となります。
通う頻度は、1ヶ月〜2ヶ月に1回の頻度を目標に、血液の促進、リンパの流れ、筋肉の緩和など頭皮からのケアをし、改善をしていきます。
その結果、頭や肩こり、目の疲れなどが緩和され、血液が流れることによって、頭皮まで行き渡り、髪の毛先まで、栄養を送ることができます。
また、頭皮をマッサージをすることによって、お顔のリフトアップにもつながります。
頭皮も美白する
頭皮を美白にすることは可能です。頭皮は、お顔よりもとてもデリケートな部分です。美白化粧品は、頭皮の炎症を引き起こす可能性もあるため、無理に使用しない方がいいです。
頭皮を美白にするには、紫外線をカットすることによって、頭皮に負担をかけさせません。日焼けをすると、頭皮が乾燥し、髪質の低下を招きます。
日焼けをすると、ヒリヒリとしたり、赤みが出たりとさまざまな症状があらわれます。これは、頭皮に悪影響を及ぼしているからです。
髪の毛に紫外線を浴び続けると、髪の毛を生成する細胞「毛母細胞」の働きが鈍り、抜け毛や薄毛の原因にもなります。他にも、白髪や頭皮の老化を招く可能性もあります。
外出する際は、帽子をかぶったり、日傘を差したり対策を行いましょう。また、昨今は、紫外線を吸収する成分を配合したヘアケア商品も増えてきましたので、使ってみるのもいいです。
まとめ
美髪を育てるためにも、乾燥を防ぎ、血行を良くするために、しっかりと栄養を髪の毛まで行き届かせ、なかからは食生活の改善をすることが必要となります。肩こりや目の疲れなどは、定期的にマッサージを行うなどして、早期の改善対策を行いましょう。
また、適度な運動を行い、よく睡眠をとりからだの中からも美髪を作っていきましょう。
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