Warning: preg_match_all(): Unknown modifier 'h' in /home/hagemag/hagemag.com/public_html/wp-content/themes/simplicity2-child/functions.php on line 740
医療ロボットの到来や、iPS細胞を使用しての医療研究など、日夜進化を続ける医療業界は次のステージに向かおうとしています。
資生堂や京セラが研究している幹細胞治療や発毛最新技術などがその一部でしょう。
現在行われている薄毛治療は投薬治療や外用発毛剤などの使用が一般的です。しかしここ最近の流れを見ると薄毛治療も今後大きく進化していく可能性があることがわかります。
今日は研究機関が進行している発毛最新技術についてご紹介していきます。今トレンドの薄毛治療法のまとめをご覧ください!
目次
今注目されている3つの最先端薄毛治療
現在業界内で注目されている最先端の医療技術を使用した、薄毛治療法について紹介していきます。
それぞれの簡単な概要について見ていきましょう!
理研と京セラが研究・開発中の毛髪再生医療
出典:http://eetimes.jp/ee/articles/1607/13/news084.html
理化学研究所とオーガンテクノロジーズが共同開発で取り組んでいる発毛再生医療がいよいよ形になりはじめました!
2018年6月4日に発表された「毛包器官再生医療に向けた非臨床試験開始について」というプレリリースが注目を集めています。
株式会社オーガンテクノロジーズのプレスリリース PDF(550KB)
患者の毛包をわずかに採取し、それを培養して10000本もの人口毛包を作り出す技術です。
これによって今まで後頭部などから髪の毛を採取していた植毛の可能性が広がり、広範囲の薄毛も少量の細胞サンプルから培養できます。患者の負担がほとんどなく薄毛植毛治療を完結することができます。
動物実験での成果が確実なものになれば、次は京セラの出番です。京セラは医療機器の精密部品に精通しているので、主に大量生産の分野を担当します。
特にAGA(男性型脱毛症)などの薄毛の代表症例に効果的な治療方法なだけに、こちらの技術は薄毛男性にとっては、かなりの朗報ということになるでしょう。
2020年には実用化が目指されています。患者の身体的な負担はだいぶん軽くなりますが、金額的な問題がどうなるのかが注目となりますね。
資生堂が開発中の毛髪再生医療
出典:https://www.nikkei.com/article/DGXZZO72008980Q4A530C1000000/
時を同じくして資生堂もiPS細胞の技術を活用した毛髪再生医療の研究を進めています。
資生堂が研究しているのは「底部毛根鞘細胞」という治療方法で、毛根から毛根部毛根鞘細胞を抽出してそれを培養。培養した細胞を毛根に戻すことで発毛効果が得られるという治療方法です。
資生堂は2016年6月27日にすでに臨床実験に入っており、その当時の発表では2018年の実用を目指していると報告していました!つまり報告通りなら今年以内のリリースとなりますね。
しかし、未だ詳しいリリース期日について触れられていないところを見ると、この治療方法も延期となる可能性が高そうです。
これらの細胞の培養による植毛治療法が確立されれば、女性でも発毛治療を副作用なしに受けられる時代が到来することになりますので、男性だけでなく女性にも嬉しい朗報となります。
金額の問題は残っていますが、もし安価に行える治療法になれば誰もが薄毛とおさらばできる画期的な治療法となり、ノーベル賞を受賞する日もそう遠くないかもしれません。
遺伝子情報から作る育毛剤「ペルソナ」
出典:https://prsna.jp/user_data/campaign.php
株式会社ダブルヘリックスという神奈川県の会社が運営しているサービス。個人の遺伝子情報から効果的な育毛剤を配合してくれるサービスです。
まず遺伝子検査キットを使用し、遺伝子を調べ自分がどのようにハゲやすい傾向があるのかを検査。そして最適に配合された育毛剤が後日自分のところに届くという仕組みです。
この技術の背景には遺伝子検査の技術がより進歩したことによって、薄毛の治療にも応用できるようになったという背景があります。
まさに最先端の技術を応用した発想です。これからは育毛剤は既製品ではなく全てオーダーメイドするのが当たり前の時代になるのかもしれません。
海外の薄毛治療事情
薄毛の問題で悩んでいるのは日本人だけではありません。同じアジアの韓国は美容大国と言われていることもあり、薄毛治療が盛んですし、薄毛人口だけで言えばアメリカや北欧などの国の方が薄毛男性の割合は上です。
他の国ではどんな薄毛治療が行われているのか紹介していきます!
アメリカの最新技術「バンパイアPRP」
現在男性の薄毛割合が多い国は欧州や米国などに偏っています。そうなると自ずと薄毛の治療技術も米国などが最先端になって来ます。現在幅広く使用されているプロペシアなどの薄毛治療薬もアメリカから誕生した薬品です。
そんなアメリカの最新技術が「バンパイアPRP」という治療方法です。現在日本では行われていませんし、アメリカでも取り扱っているクリニックは多くありません。
治療内容は、自分の血液を採取しPRP組織=多血小板血漿(たけっしょうばんけっしょう)を取り出し濃縮した血液を幹部に注入するというもの。
この治療方法のメリットは男性だけでなく、女性にも副作用のリスクが低く行うことができ、美容やアンチエイジングから傷の治療まで幅広い治療目的として活用できるところです。
アメリカでは1990年ごろに初めて行われたのがきっかけの治療法なので、古い技術なのですが未だ進化をし注目されている薄毛治療法です。
HARG療法と似ている
日本でも行われているHARG療法などと施術方法が似ていますが、自分の血液を使用するという点でHARG治療よりも副作用の心配が少なく、肝炎やウイルス性の問題に繋がりにくいところでメリットがあります。
しかし値段が高かったことであまり注目されなかった技術とも言えます。
韓国技術の育毛剤「ビタブリッドC」
出典:https://vitabrid.co.jp/contents/glitter08/
韓国・梨花女子大学のチェ・ジンホ教授は研究を重ね、壊れず効果的に肌に届くような“ハイブリッドビタミンC”を発明しました。
その技術を日本の株式会社ビタブリッドジャパンが応用し、作られたのが「ビタブリッドC」です。2013年に韓国で発売され大ヒットしました。
ビタミンCには「(毛に栄養を届ける)毛細血管を増強し、毛母細胞の分裂を促す効果がある。また、発毛衰弱も防御する。」と考えられています。この効果を最大限に引き出したあまりメジャーではない新しい育毛剤です。
ビタミンCを使用している育毛剤なので他の薄毛治療薬などとも併用が可能で、副作用の心配がなく女性でも安心して使用できるところが画期的な商品となっています。
会社HPを見ても分かる通り、女性をターゲットにしてマーケティングしていることがよくわかりますね。
高濃度のミノキシジル
日本でもまだまだ薄毛治療と言えば、プロペシアやミノキシジルの治療薬を用いての治療が主流です。海外でもその流れは変わりません。
流通ラインがしっかり出来上がっているため、低コストでリリースすることができるからです。しかし日本の育毛剤と違うところは有効成分の濃度が圧倒的に高いということ。
海外で使用されているミノキシジルタブレットや外用薬は濃度が15%です。これは日本の3倍の濃度に当たります。海外ではこれは近所の薬局で購入できてしまうので、みんなそれを利用して薄毛対策をしているとうわけです。
日本の薬局で販売できる濃度の上限は1〜5%までと定められているので医療機関にかからないとこの商品を使用することができません。
特に15%濃度の発毛剤では額の生え際に効果が認められる例が多いです。なので、それだけで十分という方も多い一方で未成年への使用が禁止されていたり、副作用が強い問題があります。
薄毛治療をするなら
現在薄毛治療をするならプロペシアやミノキシジル外用薬などを使用した治療法がもっとも有効でしょう。
しかし今後培養植毛技術などが到来してくる可能性が高いので、それまでお金をためておいた方がいいかもしれません。サービスがリリースしても値段が落ち着いたり、施術の質が向上するまでには数年かかるでしょうから、5年〜10年ほど先の安定を見越した方がいいかもしれません。
現在の薄毛治療でも本格的な治療を受けようと思うと最低50万円ほどの年間費用がかかります。植毛でも余剰金100万円ほどが必要です。
最新技術の確実な薄毛治療を受けれるよう、資金をあらかじめためておくといいでしょう。
関連記事としてこちらの記事も合わせてご覧ください!
おすすめハゲ対策ランキング!皆がやってる効果の高いハゲ対策とは?
ハゲてきた人が坊主にするときの3つの注意点!〜先人の後悔話〜
ハゲをいじられた・バカにされた時の5つの対処法!薄毛を克服し真の漢になれ!