薄毛になると圧倒的に髪型に困りますよね。ベタベタとワックスを使用して逆に薄毛に見えてしまうなんてことも。
美容室に行くのも億劫だし、ない髪の毛を切るという事にはどうしても抵抗があるという人が多いみたいです。
しかし、薄毛の人に似合う髪型は短髪なので、逆に薄毛の人の方が美容室や理容室などで頻繁に髪の毛を切らなくてはいけなかったりします。
今日は薄毛の男性に似合う髪型と、そのセット方法について紹介します。
目次
薄毛男性に似合う髪型6つ
まずはじめに薄毛男性に似合う髪型について紹介していきます。
短髪が最も薄毛男性に似合う髪型であることはどこを見ても言われていることですが、おすすめのヘアスタイルを6つ紹介します。
おしゃれ坊主
出典:kozo_aim
単純に長さを揃えて坊主にするのではなく、頭頂部や側頭部で髪の毛んい若干の長さの変化を付けてカットする方法です。
髪の毛が柔らかい猫毛の人に特におすすめの髪型で、わずかに整髪料などをつけることで毛束感も出すことが出来てオシャレ感が増します。
坊主が微妙に伸びてきたときにもおすすめの髪型です。
ベリーショート
出典:tkhrkwsk1230
髪の毛が長すぎると逆に目立ってしまう薄毛も、ベリーショートであればオシャレに髪の毛の毛先を遊ばせながら薄毛をカバーすることが出来ます。
前髪を上げるアップバングなどにしても相性がいい髪型でもあります。
ソフトモヒカン
セットする技術が必要な髪型ですが、近年流行している髪型です。
モヒカンは2000年から何度も改良されて、今ではカラーと相性がいい髪型ということで特に10代20代の若者に人気の髪型です。
前髪を上げて中央を高くしている事が特徴的な髪型で、男性らしさがあります。
ツーブロック
ツーブロックはどんな髪型にも組み込みやすいスタイルです。
女性でもツーブロックにしている人は結構いるくらいです。長髪との相性もいいですし、スタイリングもしやすくなります。
セットをしないとなかなか決まりにくい髪型ですが薄毛の人にとってはボリュームが濃くなりがちなサイドの髪の毛を落とすことでバランスも良くなるのでおすすめです。
スポーツ刈り
どうしてもおっさんや小学生のイメージがあるスポーツ刈りですが、オシャレにアレンジすることも出来ます。
少し眺めのスポーツ刈りやパーマと合わせることで新しスタイルが生まれています。
まだまだ開拓の余地があるので、パイオニアがみんなに先駆けてスポーツ刈りにして流行る日も近いかもしれません。
爽やかさでは最も日本人らしい誠実さを表現している髪型でしょう。
マッシュ
メンズマッシュは長めの髪型ですが、薄毛の症状が初期の人や、生え際の薄毛やM字ハゲを隠したい・見せたくないと思っている人におすすめの髪型です。
トップから前髪にかけての髪の毛もほとんど梳くこと無く重くするので、薄毛を隠しやすいというメリットがあります。
しかし風邪に弱いデメリットがあるので、ヘアスプレーなどでしっかり固める必要があります。
髪型のセット方法
髪の毛をどんなにオシャレに切っても美容師の人みたいに自分でセットすることが出来ないので、結局モサ男になってしまうという人は多いでしょう。
そんな冴えない状況から脱するために、髪の毛のセット方法について把握していきましょう。
始まりからワックスをつけるまでの流れと、ワックスを付ける順番について紹介します。
まずは髪の毛を濡らす
朝起きてから髪の毛をセットする時には寝癖がついていると思います。
まずはこの寝癖を完全に治すことから始めなくてはいけません。
時間がないと手にミスを付けて軽く押さえ、ワックスなどで無理やりなんとかするという方法をとってしまいますが、これでは寝癖はキレイに取れませんし、寝ている髪の毛がなかなか立たないという問題も発生します。
なので、根元から完全に濡らして髪の毛を立たせていくこと必要です。
髪の毛は濡れた状態から乾いた状態に移行する時に癖が付きます。寝ているときには寝汗の湿気で髪の毛に癖が付き、乾く段階で固定されます。
これを解消するためには濡らすしか方法がないのです。
しっかりタオルドライ
髪の毛を濡らした後はしっかりタオルドライをします。
濡れている状態でドライヤーをすると乾くのにも時間がかかりますし、熱で髪の毛が痛んでしまったり乾燥に繋がったりするのでタオルでしっかり水気をとっておくことが重要です。
ドライヤーでブローする
次にドライヤーでブローしていきます。
このブローが髪型のセットでは肝となる欠かせない工程です。
髪の毛の分け目やしっかり髪の毛が立つように前髪を浮かせながら乾かすなどして、大体の髪型をブローの段階で作ってしまいます。
ここで髪の毛の流れや形を整えてしまえばワックスでのセットが非常に簡単になります。
使用する整髪料の種類によって、半乾きの状態でスタイリングに移るか、完全に乾かしてしまってからワックスを使用するかが変わりますのでそこも重要なポイントです。
ワックスをつける
いよいよワックスを付ける段階に進んでいきます。
ワックスにはつける順番があります。簡単に紹介すると一般的な髪型では順序は以下の通りです。
- 後頭部
- 頭頂部(トップ)
- 側頭部(サイド)
- 前髪
という順番になります。
一番最初にワックスを付け始める所に最もワックスがついて、重みが出てしまうので後頭部から付けていきます。
その後トップやサイド、前髪に移行して全体的に整髪料を馴染ませます。
前髪にはあまりワックスを付けすぎると毛束感が出すぎたり重みで垂れてきたりするので気をつけましょう。
ワックスを付けるときは根本から髪の毛をかき分けるように乱雑に付けて構いません。せっかくブローして髪型を決めたのにもったいないと思うでしょうが、髪の毛が形状を覚えているのである程度崩れても問題ありません。
仕上げ
ワックスが全体に適度についたら、今度は仕上げです。
抑えるところは抑えて、立たせるところは立たせるということを部分的に行ってヘアスタイルのバランスを整えていきます。
足りないところはわずかに付け足します。しっかりスタイリングしたい場合は必要な場合は髪の毛をねじって毛束感を出していきます。
ナチュラルな髪型にセットしたい場合は毛束は作らなくても大丈夫でしょう。
最後に必要な場合はケープやホールド系のスプレーで固めてスタイルを崩れにくくします。
髪型のセットの参考動画を紹介
M字部分が分かれてしまう男性の一日中分かれないヘアセットの仕方
ハゲが勇気を出して美容院に行ってみた。
出典:hitoshiひとし
M字ハゲでもカットだけでここまでカバーできる!! INTI hair designer宮本洋平
薄毛をカバーする髪型やそのセット方法などについて紹介している動画です。
百聞は一見にしかずなので、見て覚えるのが一番早いかなと思います。
セット方法は髪型によっても若干異なりますので、ベストなスタイリング方法は専門の美容師に聞くのが一番でしょう。
薄毛の人におすすめのワックス
髪型のセットをする時に重要なのはどんな整髪料を使用するかということです。
ワックスの性能が髪型の6割を決定すると言っても過言ではありません。どういった仕上がりにしたいのか、髪の毛の束感や達具合は既にワックス選びで決まってしまいます。
それぞれのワックスの特徴と、薄毛の人におすすめのワックスはどれなのかを紹介します。
ワックスの種類と特徴
ワックスには大まかに分けて4つの種類があります。
普段よく目にするワックスですがタイプによって得意とするスタイリングが異なりますので、それぞれの種類と特徴について紹介します。
ファイバータイプ
ファイバータイプはワックスの中に繊維が含まれていて伸びる性質のあるワックスです。
毛束を作ったり毛先に動きをつけるヘアスタイルに適しているという特徴があります。
髪の毛に艶が出ますが、付けすぎると重くなりやすくヘタリの原因にもなります。扱いに慣れるまでは少量ずつ付け足して使用することをおすすめします。
ドライ(クレイ・マット)タイプ
最も水分量が少ないワックスで伸びが良くなく、毛束感を出すには適していないワックスです。
ふんわりとした軽いスタイリングにしたい時におすすめで、髪の毛に重みが発生しないので立たせやすいという特徴があります。
この特徴を活かすためにもしっかり髪の毛を乾燥させてから使用しましょう。
扱いは簡単ではありませんが、失敗しづらいワックスなので初心者にも扱いやすいでしょう。
クリームタイプ
最もポピュラーなワックスです。
伸びが非常に良く、水分を多く含んでいます。髪の毛の艶、毛束感を出しやすいことがポイントです。パーマなどをかけている場合、ワックスの水分量でキレイにカールするので簡単にスタイリングが出来ます。
ハード〜ソフトまでの仕上がりの硬さを選択できるので、幅も広くあります。
初心者に最も適しているワックスです。
しかしこのワックスも付けすぎると重くなるので、少量ずつ付けるようにしましょう。
ジェルタイプ
ジェルとワックスの両方の性質を持っているワックスです。
見た目的にはジェルの性質が強く、水溶性のため水ですぐに落ちます。髪の毛にウェット感を出しながら髪の毛をホールドするので非常に艶と毛束感がきれいに出ます。
髪の毛を半乾きの状態で使用するとキレイに髪の毛に整髪料が乗ってセットしやすくなります。根本がちょっとまだ湿っているな、程度でドライヤーをやめるのがベストです。
比較的扱いやすく、初心者でもセットがし易いでしょう。
おすすめのワックスタイプはどれ?
- 薄毛の人髪の毛を立たせたい短髪におすすめなのはマットタイプ
- 髪の毛に長さがある・初心者におすすめなのはクリームタイプ
というのが結論です。
他のワックスも質感的には他のワックスにない性質を持っているのでいい部分もあります。
しかし、まず初めはこの二つのどちらかを使用して髪型をセットしてみると良いでしょう。
最近のワックスはどれも扱いやすく、スタイリングが決まりやすいので薬局などでも簡単に購入したもので十分スタイリングできます。
もしなかなか満足行く商品が見つからないのであれば美容室で販売している商品を使用してみることもおすすめです。
まとめ
薄毛でもセット次第でかっこいい髪型を作ることが出来ます。
諦めずに、どんどんいろんな髪型に挑戦してみましょう。隠すと余計に薄毛=恥ずかしいという印象を周囲に広めてしまう事になります。
薄毛になっても堂々とカッコイイと思われる自分であるために、オシャレに薄毛をスタイリングしていきましょう。
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