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髪の毛が薄くなってきた、髪のボリュームが減ったような気がする、など髪の毛に関する不安を感じたことがありますか?男女問わず、30代を過ぎるころから、何となく気になったきた、かなり深刻に悩んでいる、という話をよく耳にします。育毛剤や育毛シャンプーなどで薄毛の対策を始めている方も、まだ何となく気になる、という段階の方も、頭皮のマッサージは育毛にとても有効な手段であったということをご存知だったでしょうか?
できれば自宅でお風呂上がりの習慣にしたり、たまにはプロの手にお任せしてみたり、と定期的に頭皮をマッサージすることで、これからの薄毛の進行具合に大きな差が出てくるのです。
目次
硬くなった頭皮は、抜け毛、薄毛のサイン
頭皮の硬さをチェックするために、まずは手で頭皮を触ってみましょう。親指と人差し指で頭皮を軽くつまむことができますか?つまんだ状態で前後に動かせますか?
頭皮がつまめなかったり、つまんだ状態で動かなかったり、痛みを感じたりしたら、頭皮が硬くなっている証拠です。赤ちゃんの頭皮はとても柔軟性があります。もしもあなたの頭皮が硬くなっている実感があったら、それは抜け毛、薄毛になるサインなので今すぐ改善が必要です。
頭皮が硬くなるわけは?
頭皮が硬くなる理由は、血行不良です。肩こりなど、体が凝り固まる現象が、同じように頭皮にも起こります。同じ姿勢で長時間過ごしたり、運動不足、冷えなどから血流が滞り、筋肉がコリ固まります。
最近では頭皮の硬さの原因は、目のコリや眼精疲労との関係がとくに深まっています。スマホやPCでの長時間目を使うことが、一昔前に比べて急激に多く時間を費やすようになってきているからです。
また間違った知識によるシャンプー方法も問題です。市販によく売られているシャンプー剤は、洗浄力の強過ぎて髪に必要な皮脂も取り除いてしまうため、頭皮が硬くなってしまう場合も考えられます。
抜け毛や薄毛になりやすいタイプの人の多くに、食生活の問題も上げられます。脂っこい食事も毛穴を詰まらせる原因になったり、体を冷やす食べ物を多くとることで血行不良が起きて血液の循環が低下してします場合もあるのです。
柔らかい頭皮に元気な毛髪は育つ!
健康な頭皮は柔らかく適度な弾力があり、色は青白い色をしています。反対に硬くなった頭皮は、赤茶色や赤みがかった色の場合が多く、血流の状態が滞っている状況です。体のなかの血管は全身をくまなく張りめぐり、動脈、静脈、毛細血管と3種類の血管が流れています。その長さを合わせると、一人の人間で地球を約2周半という、恐ろしいほどの長さです。
私達の体にはそれだけ細かく隅々まで血管が流れているという事になり、その血管にのって、体の細部まで栄養素が運ばれて行きます。頭皮ももちろん、毛細血管から酸素と栄養素が運び込まれ、毛乳頭に吸収されます。その結果、毛乳頭の周りの毛母細胞が、活発に細胞分裂をしはじめ、新しく健康な毛髪の成長につながります。
血行不良を起こした硬い頭皮では、うまく栄養素や酸素が毛乳頭に届かないため、毛母細胞の活動も鈍くなるために、細い弱々しい毛しか育たなかったり、脱毛してしまう原因となるのです。
柔らか過ぎる頭皮も危険
頭皮の硬さに着目してきましたが、頭皮が柔過ぎる状態になっているのも危険です。
最近の女性のお顔用の化粧品で「糖化」という現象にアプローチする商品がヒットしました。今まで体の錆び、いわゆる「酸化」に対してはたくさんの注目を浴び、「抗酸化」というキーワードの化粧品やサプリメントも多く出ていました。甘いものの取りすぎは、皮膚を糖化させ、コラーゲンという弾力繊維が固まって、たるんだ皮膚の状態になります。甘いものが好きなかたの頭皮は、ブヨブヨと柔らかくなっている可能性が高いのです。
またお酒の飲み過ぎ、水分の取りすぎ、塩分の多い食事を好む方は、頭皮がむくんでやはり、ブヨブヨとしたたるんだ頭皮になります。体の中の毒素がうまくデトックスできず、老廃物が溜まってしまっている状態です。
柔らか過ぎる頭皮も、硬い頭皮と同様、血行不良が起こるので酸素や栄養分が頭皮にきちんと運搬されません。硬すぎず、柔らかすぎずの適度な柔軟性のある頭皮の状態がベスト、ということです。
頭皮を柔らかくする3つの方法
硬くなってしまった頭皮は、どんな改善策があるのでしょうか?有効な3つのマッサージ方法をご紹介します。どれも日常生活で習慣として実践するべきものばかりです。
毎日の継続がポイントなので、大きな無理や負担を感じてしまっては三日坊主になってしまいます。まずは「やらないよりはマシ」「知らなかったよりマシ」というような気持ちで、毎日続けてみましょう。
頭皮のツボを刺激する
まずは「百会」(ひゃくえ)という代表的なツボを覚えましょう。位置は、眉と眉の間から真っ直ぐに上に上がった頭頂部と、左右の耳を結んだ時に交差する場所を探してください。優しく押すと、少しへこむ部分があるかと思います。その位置が「百会」です。片手の中指の腹にもう一方の手の指をそっと添えてゆっくり押してみましょう。少し円を描くように優しく刺激します。血行促進や、抜け毛予防の効果、眼精疲労などにも効くツボです。
次に首の後ろの付け根のくぼみの横、左右に1箇所づつあるのが「天柱」(てんちゅう)です。さらにその外側に「風池」(ふうち)と呼ばれるツボがあります。この二つも血行促進、抜け毛予防の効果があるツボなので覚えておきましょう。
ツボはそれぞれ3秒から5秒ほどかけてゆっくりとおし、優しく離すの繰り返しで、回数は3〜5回ほどで良いとされています。
頭皮以外のコリを改善する
頭皮を柔くするには、頭皮だけでなく、首、肩、背中、目、など様々な箇所の血行を促進する必要があります。特に最近の日本人はスマートフォンの普及から、瞬きをする回数が大幅に減少し、目周りのトラブルを抱える人が急増している傾向にあります。パソコンを使う環境にいる方も同じです。20分に一回は、スマホやパソコンから目を離し遠くを見て目を休めましょう。
ドラッグストアには、目を温めて、目周りの血行を良くするアイマスクのような商品も、最近は多く出ています。自宅で簡単に行うには、濡れタオルをレンジでチンして、ホットタオルを作り、目に当てると同じ効果が得られます。
また熱の冷めにくい小豆などが入った袋を、同じようにレンジで温めて目の上にのせる、という便利グッズもあります。適度な重みと、優しい温かさで、目周りの血行促進効果が高いのでおすすめです。
首や肩、背中のコリを自分でよくするには、マッサージは中々難しい場所です。時間を作ってマッサージに行くのはとても効果的です。日常的に効果が早いのは、こまめにストレッチをし、肩甲骨周りなど特に凝りやすい箇所の筋肉を意識的にのばしてあげましょう。有酸素運動もコリ解消にはとても効果があります。中々運動をする機会のない人でも、帰り道を一つ手前の駅で降りてみるだけで、ちょっとしたウォーキングになるはずです。
指の腹で頭皮マッサージ
頭皮はとても皮膚が薄く、皮膚も毛根もとても傷つきやすい場所です。プラスチックや先の鋭いブラシではなく、頭皮に優しいシリコン製のブラシを選びましょう。ブラシでとかす時、刺激が強過ぎると、頭皮を痛め、抜け毛やフケの原因にもなるので注意が必要です。
マッサージは指の柔らかい場所、指の腹を使って、小さな円を描くようにマッサージしていきます。スタート地点は耳の上です。親指以外の指、4本の腹を使って耳を包むように円を描きます。最初は硬い頭皮でも、毎日続けることで適度な弾力で、頭皮が動くようになります。
血液の流れは下から上に向かっているので、耳周りからスタートし、そのままゆっくり上に上がって行く要領で続けてください。シャンプーの時や、お風呂上がりのリラックスタイムなど、1日5分から10分の短い時間で良いので、とにかく毎日続けることが大切です。
硬い頭皮とAGA(男性型脱毛症)の関係
多くの男性が悩まされるAGA(男性型脱毛症)の方に、共通する症状として硬い頭皮、という状況が上げられます。
全ての男性という訳ではありませんが、多くの男性は年をとるとともに、頭皮が突っ張ったように硬くなる傾向にあり、薄毛やハゲに悩まされる男性は、AGA(男性型脱毛症)に当てはまる方がほとんどです。
AGA(男性型脱毛症)ってなに?
AGA(男性型脱毛症)の AGAとは、Androgenetic Alopeciaの略語です。早いと20代から症状が現れ、多くは30代以降、徐々に年齢を重ねるとともに脱毛し、薄毛やハゲが進行していきます。
主な症状として、おでこの生え際の後退、M字ハゲ、頭頂部から丸くハゲる、といった感じです。AGA(男性型脱毛症)が発症している男性は、なんと1000万人を超えており、20代以上の男性の三人に一人はAGAである、といった統計も出ています。
原因は強力な男性ホルモン
男性ホルモンにテストステロンという物質があります。このテストステロンが体内で分泌された時、αリダクターゼという体内酵素と結びつくと、さらに強力な力を持ったDHT(ジヒドロテストステロン)というホルモンにパワーアップします。
ジヒドロテストロンは、男性の頭部の中でも生え際、頭頂部に特に高濃度で存在し、脱毛に大きな影響を与えることがわかっています。ジヒドロテストロンは、毛母細胞から成長した毛髪が、元気に育つ前に抜けてしまう、細く弱々しい毛髪しか育たない、といった発毛を妨げる作用を起こし、AGA(男性型脱毛症)という症状の原因となっているのです。
AGA(男性型脱毛症)の改善方法
AGA(男性型脱毛症)の改善は、とても難しいと言われています。頭皮のマッサージは、薄毛や脱毛の症状の進行を和らげる可能性はありますが、直接的な改善策ではありません。AGA専門のクリニックで、まずは診断してもらい、自分にあった薬を処方してもらうのも良いでしょう。薬局や処方箋がないと購入できない育毛医薬品についても、専門医に相談できるので、深刻な状況になる前に思い切って行ってみるのも一つの手段です。
AGAを予防するには、αリダクターゼとテストステロンが体内で結びつくのを阻止する、ということが何より大切です。この研究は日々進んでおり、いくつかの成分がαリダクターゼの活動を抑える働きがある、ということもわかってきています。
生活習慣から見直せること
冒頭でご説明したように、頭皮の硬くなる理由は血行不良が主な原因と述べました。知らず識らずのうちに体を冷やすものを好んで食べていると、冷えが重なり、やがて健康を害するまでに至る可能性もあります。
日常生活の中で悪しき習慣は断ち、健康を意識した習慣を身につけることを心がけましょう。
体を冷やす食べ物は避ける
根菜やネギなどの冬の野菜は体を温め、ナス、トマトなどの夏野菜は体を冷やす、という話を聞いたことがあると思います。ナス、トマト、キュウリなどの夏野菜や、夏に美味しい麦茶などは、体の中に過度にこもった熱を排出する、という働きがあるためで、決して健康を害するほどに体を冷やすわけではありません。
気をつけたいのは、塩分の高い食べ物をおつまみに、冷たいビールや焼酎などアルコールをたくさん摂取することや、ラーメン、パスタ、ピザ、お好み焼き、ケーキ、クッキーなどの小麦をメインにした食べ物を多くとることで、どんどん冷え体質は深刻化します。
冷えた体は脂肪を溜め込むため、老廃物がたまり、血行不良を招きます。水分補給も冷たく冷やしたものよりは、常温のもの、そして極力温かいものにしましょう。冬ははちみつと生姜などをうまく使うのもおすすめです。
玉ねぎに含まれる硫化アリルや、イワシ、サバなどの青魚に含まれる EPAやDHAという栄養素は血行促進成分で、「血液サラサラ」効果があると言われています。他にも中年男性には気になる「メタボ」の原因の中性脂肪を減らす効果もあるので、頭皮の血行促進だけでなく、体のためにもぜひ取り入れてみてください。
良質の睡眠をとる
睡眠不足が薄毛の直接の原因ではありませんが、睡眠は健康な髪の毛を育てることにとても深い関係があります。まず、睡眠不足や、質の良い睡眠がとれていない場合、寝不足の状態ではちょっとしたことで疲れやすかったり、イライラの原因にもなります。ストレスは薄毛やハゲを引き起こす大きな要素です。
また寝るのが明け方、という不規則な睡眠も髪にはよくありません。私たちの体には「成長ホルモン」と呼ばれるホルモンが分泌します。しかし思春期を過ぎると一気に分泌量が低下し、大人になると一日1滴ほどの量が出るかどうか、というほどまで減少します。成長ホルモンは、髪の主成分、ケラチンを合成し健康な毛髪を作ってくれるホルモンです。
成長ホルモンが分泌されるのは午後10時〜深夜2時ごろの間、ということがわかっています。貴重な成長ホルモンをしっかり分泌するために、この時間帯に眠りについていられるかどうかが、とても重要ということです。
バスタイムの有効活用
お風呂の時間は一日の疲れをリセットするリラックスタイムです。ササっとすませてしまう男性も多いようですが、頭皮マッサージの時間にあてたり、のんびり入浴することで副交感神経に切り替える良いタイミングです。ストレスを解消しながら、入浴剤なども利用して体がポカポカと温まると血行も良くなり、深く良い睡眠につながる時間にもなるので、見直してみてはどうでしょうか。
シャンプーも市販のものよりも、育毛シャンプーに変えてみるのも有効です。どのシャンプーが自分にあっているかは、頭皮の状況によります。皮脂が多くベトベトしているタイプか、乾燥でパラパラしたフケが多いタイプかなどにより選ぶシャンプーが変わってきます。
ネットの口コミやヘアケア商品の売れ筋や育毛剤ランキングなどもチェックしてみてはいかがでしょうか。たまには美容師さんのプロの技を借りてヘッドスパなど地肌を綺麗にしたり、頭皮マッサージをしてもらいながら、家でも簡単にできるグッズも取り入れて、毎日の習慣にしましょう。
まとめ
頭皮は私たちが考えているよりも、ずっとデリケートな場所です。ストレスが満載の日々が長期間続くと、頭皮の血行不良が起き、硬い頭皮になってしまいます。その時に毛穴の形も代わり、いつもよりもガタガタとした髪が生えてくる、という話も聞いたことがあります。女性の長い髪の毛を見ると、その時のストレス状態がわかる、ということもあるようです。
まだ抜け毛が深刻ではないから、薄毛になっていないから、ということで軽く見過ごしてしまうと将来的にとても深刻な脱毛症に悩まされるかもしれません。
時々、頭皮の状態をチェックし、美容室に行くたびに美容師さんにもチェックしてもらうなど、自分にとってのベストな柔らかさかどうかを知っておくと良いでしょう。
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