育毛剤リアップシリーズの7つの商品の効果とは?成分の効果と副作用について紹介!


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抜け毛が多くなってきたという方や生え際が後退してきたという方にとって、男性型脱毛症、通称AGAの対策は気になるところであると思います。

脱毛対策や薄毛対策、育毛や発毛について調べたことがある方であればリアップという名前は一度は聴いたことがあるはずです。

リアップといえばテレビCMや雑誌の広告でもおなじみの発毛剤ですよね。果たしてリアップとはいったいどのような製品なのでしょうか。

どうやらリアップは日本でもリアップにしか配合されていない成分を含んでいるようです。いったいどんな成分でどんな効果を毛髪や頭皮に与えるのでしょうか。

今回はリアップがどのような製品なのか、そしてなぜリアップが発毛に効果があるのかを詳しく見ていきたいと思います。ではさっそくご紹介していきましょう。

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リアップって?

巷でよく目にする発毛剤のリアップ。ではリアップはどのような成分が含まれていて、どのようなメカニズムで発毛を促すのでしょうか。そもそも発毛剤とはどのような製品のことを指し、そしてその中でもリアップの特徴とは何なのでしょうか。

またリアップといっても、実はたくさんの商品が存在します。一つ一つの製品の特長を詳しく見ていきましょう。自分に合った製品を見つけて、育毛や発毛に役立てていただければ幸いです。

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育毛剤と発毛剤の違いに注目!

育毛剤や発毛剤。はたまた養毛剤など。その違いはいったい何なのでしょうか。育毛剤や発毛剤の違いから、そしてその詳しい成分やリアップの効能まで、詳しく見ていってみましょう。

育毛剤について

まず育毛剤には2つの役割があります。一つ目は今現在生えている髪の毛を太くすることです。そして二つ目は頭皮の環境を改善することで抜け毛を予防し、髪の毛の成長しやすい環境を促進することです。

育毛剤には様々な有効成分が含まれており、それらの成分が頭皮や髪の毛に働きかけることによって髪の毛を成長させやすくしてくれます。

様々な効果の例を挙げると、男性ホルモンの抑制、血管の拡張、栄養補給や髪の毛の保湿、頭皮の炎症を抑えたり殺菌をしたりする作用、代謝の活性化などの効果があります。

そしてこれらの特徴は、髪の毛が生えてくるとは謳っていない点です。なぜならこれらの薬品は医薬部外品という扱いになるからです。

医薬部外品は医薬品とは異なり、一定の効果を認められてはいるものの有効成分の濃度は低めであくまで防止のために用いられることが多いためです。

発毛剤は育毛剤とどう違うのか?

では発毛剤というのはどういうものなのでしょうか。こちらは育毛剤と異なり、発毛促進効果が認められた成分が含まれた医薬品になります。ちなみに発毛促進効果があると正式に認められた成分はフィナステリドミノキシジル、デュタステリド、キャピキシルの四つしかありません。

そしてリアップはまさにこの発毛剤であり、医薬品のカテゴリーに属します。第一類医薬品というくくりになります。こちらの医薬品を購入する際には薬局で薬剤師の問診を受ける必要があります。また中には医師の処方箋がないと購入できない薬品も存在します。

ただし発毛剤は育毛剤に比べ効果が強く、副作用も存在します。ですから誰でも買える医薬部外品ではなく医薬品扱いになっているのです。発毛剤を使う際にはその副作用もしっかりと学んだうえで、使用するようにしましょう。

また、近年では個人輸入の錠剤なども入手可能であったりします。しかしこれらは本来は日本ではまだ認可を受けていない薬品になります。使用には十分注意を払う必要がありますし、中には重篤な副作用が確認されているものも存在します。

もし万が一使用中に違和感や体調の不良があった場合にはしっかりと医師に相談するようにしましょう。

日本で唯一ミノキシジル配合の第一類医薬品

リアップはミノキシジル配合の第一類医薬品とそれをもとに開発された医薬部外品などのシリーズです。1999年に大正製薬から発売を開始しました。

日本で初めてミノキシジルを配合し、発毛剤という呼称を謳っている数少ない製品です。同時期に発売された生活改善薬のバイアグラとともに人気を博しました。

そんな日本で初めての発毛剤の発売を皮切りに、日本における育毛発毛をリードしてきたリアップですが、では実際にどのような製品ラインナップがあるのかを見ていきましょう。

リアップ

リアップは日本で初めて発毛有効成分のミノキシジル1%を配合した発毛剤です。今でもミノキシジルはリアップにしか配合されていません。

日本における発毛剤の金字塔といってもいいでしょう。リアップの発売によって、日本におけるミノキシジルの歴史が開かれたわけですから、その影響は大変大きいものがありました。

一時はバイアグラと並び、大きなブームを巻き起こしました。生活改善薬として、一世を風靡したのです。

効果効能は壮年脱毛症における発毛、育毛及び脱毛の進行予防となっています。ミノキシジルはFDA(米国食品医薬品局)が最初に承認した発毛成分で、OTC薬品として世界90か国で承認されています。

使用期間は最低でも6か月間継続して使用するべきとなっています。また一回の使用量は1mlで十分頭皮にいきわたらせることができ、一日に2回の塗布が必要とされています。

リアップジェット

リアップジェットは爽快系を謳っています。頭皮に直接ノズルをあてて噴射するタイプで、15噴射することで1回の使用量を塗布できる仕組みになっています。

リアッププラス

リアッププラスは従来のリアップにプラスして、様々な発毛環境を整える成分をプラスした製品です。パントテニールエチルエーテル、トコフェロール酢酸エステル、I-メントールをプラスすることで、発毛環境を整えミノキシジルの発毛効果をサポートします。

ミノキシジルが毛包に直接作用することで、細胞の増殖やたんぱく質の合成を促進することによって発毛に効果を発揮します。また新たに配合された成分が頭皮の環境を整えるとともに、清涼感を与えてくれます。

こちらも他のリアップ製品と同様に、最低でも6か月間、1日2回を毎日塗布するようにといわれています。

リアップ×5プラス

リアップ×5プラスは従来のリアップと異なり、ミノキシジルが5%と大幅に増量されています。加えてピリドキシン塩酸塩、トコフェロール酢酸エステル、I-メントールを配合しスカルプケアもプラスされ頭皮環境を整え髪の成長がしやすい頭皮環境を整えてくれます。

ミノキシジルが5%と大幅に増量されたことによって、効果はさらに大きくなっています。口コミもかなり評判がよく、最近では一番話題となっている発毛剤のうちの一つです。

リアップリジェンヌ

リアップジェンヌは女性のために開発された第1類医薬品の発毛剤です。用途は壮年脱毛症に限られており、避妊用ピルの使用をやめたことにより脱毛した方などは原因が違う可能性が大きいため使用を控えるようにとなっています。

また妊娠中や授乳中の方に関しても、ミノキシジルの成分が移ってしまうために使用しないこととあります。そしてとりわけこの製品に対しては女性の髪を美しく保つことに着目し開発されています。

プレリアップシリーズ

プレリアップシリーズはリアップを使用するために特別に開発された肌の環境を整えるシリーズです。クレンジングやスカルプシャンプー、ヘアコンディショナーやマッサージトニックがあります。

フレッシュリアップ

フレッシュリアップは抜け毛や薄毛が気になり始めた人のための予防のための育毛剤です。フレッシュリアップ薬用育毛トニックは血行促進成分や細胞の活性化成分を配合し、育毛や抜け毛予防をサポートします。

効果効能は育毛や脱毛予防、発毛促進や養毛、薄毛や産後の脱毛、フケかゆみの改善などがあります。

ビタミンE誘導体やセンブリ抽出エキスが血行を促進し、細胞の活性化成分が毛根の細胞を活性化することで育毛や脱毛予防に効果を発揮します。I-メントールや炭酸ガス、DMEが頭皮の爽快感を刺激します。さらに保湿成分を配合し頭皮や毛髪に潤いを与えます。

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リアップに配合されているミノキシジルについて

リアップが日本で唯一の発毛成分を含んだ発毛剤であることは皆様お分かりになったことと思います。では、リアップに含まれているミノキシジルという成分はいったいどのような成分なのでしょうか。

そしてなぜミノキシジルは発見され、そして広まったのでしょうか。ですがなぜ日本ではまだリアップにしか配合されていないのでしょうか。

ここではミノキシジルという発毛促進成分の詳細を、一つひとつご紹介していきましょう。

ミノキシジルとは

ミノキシジルはもともと血管拡張薬として開発された成分です。のちに発毛効果があることが分かり、発毛剤に転用されるようになりました。日本ではリアップのみに配合されている成分ですが、海外ではロゲインという商品名で販売されています。

はじめは1960年代に現在のファイザーの前身であるアップジョン社が開発しました。高血圧の患者のための経口薬として用いられていました。

その後髪の毛の成長を促進し脱毛症を回復させる効果が発見されました。それに伴い1980年代にアップジョン社は脱毛症や薄毛の治療薬として2%のミノキシジルを配合した外用溶液をロゲインとして発売しました。

内服薬は副作用が発見されたため、東部に塗布する液状の外用薬として現在では販売されています。

ミノキシジルの効果

ミノキシジルは血管の拡張効果があり、高血圧患者のための降圧剤として用いられていました。しかし高血圧患者の中でミノキシジルを服用した患者の多くに多毛症の症状が見られました。

そのため発毛剤への転用のために研究が開始されました。その後実験として人間と同じように男性型脱毛症、AGAに罹患するベニガオザルの頭部にミノキシジルを塗布したところ、明らかな発毛と毛乳頭と毛母細胞の成長、増殖が見受けられました。

その後人に対するミノキシジルの研究も進められ、発毛剤として転用されるに至りました。FDA(米国食品医薬品局)でも初めて発毛に有効な成分として承認を受け、現在でも90か国でOTC薬品として承認を受けています。

ミノキシジルが発毛に効果を発揮するメカニズム

ミノキシジルの研究は現在も発展途上であり、具体的な発毛のメカニズムは分かっていません。しかし、血管の拡張により酸素や栄養素が髪の毛の細胞に送られやすくなることによって発毛を促すことでないということは分かっています。

なぜならほかの血管の拡張作用がある降圧剤に発毛作用は見受けられないからです。ミノキシジルは毛包に何らかの直接作用をおよぼすことも今では分かっています。ミノキシジルの作用によって毛母細胞の分裂が促進されることによって毛包の成長につながると考えられています。

毛包の成長によってAGAなどによって乱れていたヘアサイクルが改善され、ヘアサイクルの成長期の期間が長くなることによって発毛を促すと考えられています。

髪の毛の成長のサイクルにはヘアサイクルというものがあります。ヘアサイクルというものは成長期、退行期、休止期のサイクルから成り立っています。

多くの脱毛症の場合、このヘアサイクルのうち成長期が短くなり、休止期が長くなることによって、ヘアサイクルの乱れが起こり、脱毛や薄毛が起こります。

育毛や発毛、脱毛予防にはこのヘアサイクルの乱れを改善することが重要であるといわれています。

ミノキシジルの副作用

ミノキシジルには副作用も確認されていますのでその使用には注意が必要です。もともと降圧剤でありますので低血圧や、頭皮のかゆみなどが代表的な副作用として挙げられます。

またほかにも妊娠中の女性や授乳中の女性は、ミノキシジルの成分が母乳に移ってしまうので使用はNGです。さらに頭痛や性的不能、不正脈や体重増加なども確認されています。

さらに重篤なものとしてはロゲインの開発中に三名、市販されたリアップの使用中に三名が循環器疾患で死亡しています。薬品との因果関係は不明としながらも多くのワイドショーやスポーツ誌で取り上げられ話題になりました。

ミノキシジルとともに有効な成分、フィナステリドについて

メルク社の製品、プロペシアやプロスカ―で知られるフィナステリドという成分があります。フィナステリドはミノキシジルとともに双璧をなす、現今で一番注目されている発毛成分です。

フィナステリドはもともとは前立腺肥大の患者のために開発された治療薬でした。前立腺肥大は男性ホルモンが原因になることから、同じように男性ホルモンが原因になる男性型脱毛症、AGAに関する研究も進んでいきました。

男性型脱毛症、AGAは毛根に存在するDHTという物質が活動することによって引き起こされます。そしてこのDHTは5‐αリダクターゼという物質が作用することによって生成されます。

フィナステリドはこの5‐αリダクターゼの活動を抑制する作用があります。フィナステリドが5‐αリダクターゼの活動を抑制することによってDHTの生成をブロックすることができます。

そしてAGAの原因となるDHTの生成を防ぐことによって、ヘアサイクルの乱れを改善し、成長期を長くし、休止期を短くすることによって発毛育毛を促進するのです。

フィナステリドもミノキシジルと同様に、FDAによって認可されています。ただし妊娠中の女性には原則使用してはならないことになっています。

具体的な副作用について

またフィナステリドにも副作用がありますので使用には注意が必要です。

  • 勃起不全や精力減退などの性機能不全
  • うつ病や倦怠感など精神的なもの
  • じんましんやかゆみなどの皮膚病
  • 嘔吐や肝機能障害などの内臓疾患

などがあげられます。

こちらも使用には慎重になりましょう。

しかしフィナステリドも、ミノキシジルもそれぞれの作用を阻害することはありませんので、療法服用しても問題はありません。むしろ効果的だとさえする意見もあります。

しかし、これらの成分は扱いが非常に難しいものです。安易に過剰摂取などしないように気を付けて使用をしてください。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。最近話題のリアップですが、リアップ発売までは様々な経緯がありました。日本においてはようやく5%の濃度のものも認められ、話題になっています。

リアップはミノキシジルを含む日本で唯一の第一類医薬品になります。大げさな言い方をするのであれば、唯一の発毛を謳った薬品になります。

いまだミノキシジルの具体的な発毛メカニズムは解明されていませんが。臨床試験などで発毛に効果があることは世界中で認可もされているように受け入れられています。

最近では個人輸入などで日本にいても錠剤を手に入れることは可能ですが副作用もありますので、その使用には十分注意をしてください。

リアップも今では様々な製品が発売されていますので、予算や用途によって自分に合ったものを選びましょう。皆様の育毛発毛が喜ばしい結果になることを楽しみにしています。

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