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なんだか、まつ毛が少ない、まつ毛が薄いとお悩みの方は多いのではないでしょうか。生まれつきだから仕方がない、とか最近減ってきたけど仕方ない、と諦めていませんか。
もちろんアイメイクやつけまで対処するのもいいのですが、まつ毛を増やしてくれる医薬品があるんです。そんな、まつ毛を増やしてくれるルミガンという医薬品を今回は紹介します。
まつ毛が少ない原因
もっとまつ毛があればいいのに・・・でも、まつ毛が少ないはなぜなのでしょうか。最初からまつ毛が少ない、徐々に少なくなってきた、そんなまつ毛が少なくなる原因をいくつか挙げてみましょう。
つけまつげ(つけま)で起きる脱毛
まつ毛の量を増やして見せることができ、マスカラを使うよりもきれいに仕上がりますが、接着剤が強めのものだと自分のまつ毛までいっしょに抜けてしまう原因になります。
頻繁につけまつげをつかっている人はこれが原因でまつ毛が抜けて減っていきます。
まつエク(まつげエクステ)による脱毛
まつげエクステは、サロンで施術してまつ毛をつけてもらうのですが、このとき接着剤(グルー)によって粘膜が炎症を起こし、まつ毛の脱毛に繋がってしまう恐れがあります。
アイメイクによるダメージ
ビューラーを使う時にまつ毛を引っ張ってしまったり、ビューラーのゴムを長年変えていないことで、まつ毛ダメージに繋がります。また、マスカラやアイライナーなどアイメイクのクレンジングは、他の部位に比べて落ちにくいです。
クレンジングが不十分だったり、逆に落とそうと強くこすってしまうことで、まつ毛の抜け毛の原因になります。
まつ毛貧毛症
すでに述べてきたように、アイメイクやまつ毛が原因で、まつ毛がぬけてしまうことは考えられますが、加齢や皮膚疾患、抗がん剤等の化学療法の副作用によって、まつ毛がぬけてしまうことがあります。
まつ毛がぬけてしまって、ボリュームが足りなくなる状態はまつ毛貧毛症と呼ばれますが、生活習慣やスキンケアやまつげケアなどとは別に、まつ毛を増やすことができる方法があります。それが、医薬品のルミガンなどを使う方法です。
この次は、ルミガンがいったいどういうものなのかをご紹介していきます。
ルミガンと類似の医薬品
まつ毛のボリュームアップ効果のあるルミガンは、本来はまつ毛のための医薬品ではありませんでした。その副作用としてまつ毛が伸びてくることがわかり、まつ毛を増やす薬として活用され始めました。
医薬品にありがちなことですが、まったく同じ成分が含まれていても、用途が違えば、製品名も変わってしまいます。そこで今回は、ルミガンと、同成分の他製品や後発医薬品(ジェネリック医薬品)も含めてご紹介してみたいと思います。
ルミガン
まつ毛のボリュームアップに効果があるとされているルミガンですが、この本来の使用目的は緑内障や高眼圧症に対して有効な点眼薬としてです。厚生労働省も、ルミガンを緑内障の目薬として認可しています。
眼球内部の房水という水分が充満することによって視神経を圧迫して起こる高眼圧症の症状を緩和する効果があります。この有効成分はビマトプロストという成分で、ルミガンに0.03%含有されています。
このルミガンの副作用として、まつ毛を長く太くしてくれる効果があるとして、美容面でも注目されているのですが、含まれている有効成分が医薬成分で、かつ美容目的での利用が認められていないため、薬局などで手軽に手に入れることができないのが現状です。
ラティース
FDA(アメリカ食品医薬品局)によって認可されたまつ毛治療薬です。ビマトプロストを0.03%含有している点は、ルミガンと同じです。
アメリカや欧州では、アラガン社がまつ毛育毛剤として販売しています。こちらは、日本では認可されていません。
グラッシュビスタ
まつ毛貧毛症(まつ毛が少ない、薄い、短いなど)の状態を改善してくれる外用薬です。
こちらはラティースとして販売されていた医薬品が、厚生労働省から認可を受けたことで新しい名称を与えられました。販売元はラティースと同様にアラガン社です。有効成分はビマトプロストで、含有量も0.03%とルミガンなどと全く同じ成分で同濃度です(添加物等は異なる可能性があります)。
このグラッシュビスタは日本においては、2014年に厚生労働省によって、国内での販売が承認されて以来、日本で承認されているまつ毛貧毛症治療薬として知られています。
また、この薬品が原因で副作用が出た場合は、医薬品副作用救済制度や製造物責任法によって、法的な救済対象になることはメリットです。
ケアプロスト
ビマトプロスト0.03%含有のケアプロストは、ルミガン等と同じ含有成分でありながら、特許の切れた薬を他社が製造販売している製品です。つまり後発医薬品(ジェネリック医薬品)ということですね。販売元はインドに本社を置くサンファーマ社です。
この薬をまつ毛に塗布するためのアプリケーターがセットになっているものと、単品の両方が販売されています。
ビマアイドロップス
こちらもルミガンのジェネリック医薬品として、含有成分同一のまつ毛育毛剤です。ただし、ケアプロスト同様ジェネリック医薬品ですので、価格は安くなっています。
販売元は、インドに本社を置くアジャンタファーマ社です。
ルミガンやグラッシュビスタなどの入手方法
いずれもビマトプロストという医薬成分が含まれるため、基本的には医師による処方が必要となってしまいます。加えて、健康保険の適用対象外ですので、自由診療の美容クリニックなどで処方てもらった場合1か月あたり15000円を超える高額な費用がかかってしまいます。
個人でこういったものを安く手に入れる場合は、海外医薬品を購入できる通販サイトがオススメです。いわゆる個人輸入代行サイトで、ふつうの通販サイトで商品を購入する感覚でルミガンを手に入れることができ、商品価格も3千円~5千円とかなりお安く手に入れることができます。
ルミガンが手に入らない場合は、同成分のケアプロストなどを利用するのもよいでしょう。ただし、個人輸入代行サイトを利用する場合は、正規品保証されていない、類似品などの商品を購入しないよう、販売者には注意してください。
ルミガンの効果
ルミガンや同一成分配合のまつ毛育毛剤にいくつか種類があることはご紹介しましたが、具体的にどのようにしてまつ毛が生えてくるのでしょうか。
ここでは、まつ毛のヘアサイクルや作用する仕組みについて触れながら、その効果がどの程度のものかについてお話してみたいと思います。
ルミガンのまつ毛に対する作用機序
まつ毛には、髪の毛など同様にヘアサイクル(毛周期)があります。まつ毛が生えてある程度の長さまで成長する「成長期」、それ以上伸びなくなる「退行期」、成長が止まった状態が続く「休止期」、そして脱毛という周期を繰り返す中で、新しく生えてきたり、抜けたりを繰り返しています。
毛包に作用してまつ毛の成長期を長くし、毛の成長を促す効果があります。ただし、毛包の数は増えないので、「発毛」ではなく「育毛」効果にとどまるのが注意です。発毛できる毛包がない場合には効果が得られないこともあります。
同成分ビマトプロストを含有し、厚生労働省に認可されたまつ毛育毛剤であるグラッシュビスタの臨床試験があります。こちらは、まつ毛貧毛症患者約100名に4か月間使用した場合、7~8割程度の改善がまつ毛の状態に見られました(医師の診断による)。
また、こちらを利用した一般の方のレビューにおいても、数週間から1か月程度でまつ毛が長くなった、太くなった、量が増えた、といった実感をする人が多いようです。
ルミガンによる副作用
ルミガンのようなプロスタグランジン系点眼液や外用薬を利用することによる代表的な副作用としては、色素沈着があります。
メラニンの増加によって虹彩(黒目部分)の色が濃くなることがあり、塗布をやめても色がもとに戻らない場合があります。また、塗布した部分のメラニンが増加するため、まぶたなどにつくとまぶたが黒ずんだりすることがあります。
さらに上眼瞼溝深化(DUES)という、上まぶたがくぼんでしまう症状を引き起こします。まぶたの脂肪産生を抑制する(脂肪が減ってしまう)ことが原因です。ただ、上眼瞼溝深化については、点眼薬として利用した場合でも0.2%程度、つまり1000人に2人起きる程度となっています。
また、敏感肌の場合は、まつ毛の根元にルミガンを塗る場合、かゆくなってしまい、そのまま目をかくと目が充血してしまいます。
また喘息の方や、眼内炎、妊娠中か妊娠の可能性がある人は利用しないほうが良いでしょう。
米国FDA(アメリカ食品医薬品局)によれば、ルミガンの有効成分であるビマトプロストを過剰投与が薬効の減少につながるだけではなく、視力低下や失明の危険性があると警鐘を鳴らしています。
外用薬として利用する際には、目に入らないよう十分注意しましょう。やはり、有効成分が医薬成分ですので、十分注意を払って利用する必要があるでしょう。
すでに見てきた通り、深刻な副作用も決してゼロではありません。個人で手に入れることができるものではありますが、不安であれば、医師や専門家に相談し、クリニック等で処方してもらうのが確実です。診療費と薬剤費が高くなるのがデメリットですが、商法してもらえれば利用方法まで指導してもらえるので安心ですね。
ルミガンの利用方法
ルミガンや同成分の他製品、またそれらの効果についてみてきましたが、ルミガンを実際に手に入れた後、どのように使用すればよいのでしょうか。ここでは、ルミガンの使用法や注意点などを細かく解説してみたいと思います。
用意するもの
必要なものは、ルミガン、グラッシュビスタ、ケアプロストの製品と、アプリケーターという専用の塗り棒が必要になります。グラッシュビスタやケアプロストであれば、1回使い捨てのアプリケーターが付属しています。
衛生面を考慮し、アプリケーターは使い捨てるよう指示されています。効果を最大限発揮し、安心して使うためには専用アプリケーターを利用しましょう。また、アプリケーターだけ別に購入したり、一般に販売されている綿棒などで代用することもできるようです。
また、アイシャドウブラシ、リップブラシ、アイライナーなどを利用してまぶたにぬることもできます。
使用方法
片目ごとに、1日1回だけ利用します。利用できる部位は、上まつ毛だけで、下まつ毛には利用できません。また、薬剤は点眼用ではありませんので、目には入れないでください。頻繁かつ過剰に塗ることによる効果はなく、副作用が増す可能性がありますので、用法・容量を守りましょう。
まず、化粧を落とし、顔を洗顔して清潔な状態にします。コンタクトレンズをつけている方は外してください。
アプリケーター、ブラシ、綿棒などを出して、その先端にルミガンを1滴だけ垂らして、しみ込ませます。難しければ、ルミガンのフタ部分に液体を垂らし、そこにブラシ等を入れて浸すことでしっかりしみ込ませることができます。
そのまま、すぐにそのブラシを上まつ毛の生え際部分につけます。まつ毛の真上から塗り付けると、必要以上に液体が広がってしまい、色素沈着の原因になりますので、指でまつ毛の先を持ち上げながら、根元に丁寧に塗っていきます。
目頭から、目じりに向かって塗っていくと塗りやすいでしょう。塗り終わったら、上まつげの根元以外のところについてしまった液体を、ティッシュなどでさっとふき取ってください。
片方のまぶたが終わったら、もう片方も同様に塗っていきます。使用量が多すぎたり、塗る範囲が広すぎないように注意しましょう。
以上が基本的な使用方法によりますが、もしルミガンやグラッシュビスタを手に入れた場合は、改めて使用方法を確認し、説明書が添付されている場合はそちらを確認して利用しましょう。
まつ毛対策
最後に、ルミガン等の医薬品以外にも、まつ毛の育毛効果が期待できる美容液などがありますので、まつ毛ケアとしてこちらも紹介してみたいと思います。また、人気のまつげ美容液も3選ご紹介します。
まつげ美容液
まつげの美容液は、医薬品ではないので効果の有無は個人差が大きくなりますが、副作用などの心配が少なく、安心して気軽に利用できる点がメリットです。こちらにはまつ毛のキューティクルを保護してくれる成分、ハリやコシを与える成分、キューティクルを保有する成分、地肌に潤いと保湿を与える成分などが含まれています。また、「チップタイプ」「マスカラタイプ」「筆タイプ」などの形状があって、まつ毛に直接塗りやすくなっています。
ルミガンを利用するのに抵抗がある方や、ルミガンでは使用できなかった下まつげのボリュームアップに活用できます。また、つけまつ毛やまつげエクステを利用している間の美容液として利用する価値がありそうです。
以下は、まつ毛美容液の中でも人気のものを3つ紹介しますので、参考にしてみてください。
スカルプDボーテ ピュアフリーアイラッシュ
肌に負担のかかる、シリコンやオイル、アルコール等すべて不使用で、まつ毛を育てる成分である、パンテノールや、ビオチノイルトリペプチド-1などを配合していて、コシやハリのあるまつ毛を導いてくれます。抜けにくくなった、ハリやコシが出てきたといった口コミもあって、効果を実感している人は多いようですね。
ディオールショウ マキシマイザー 3D
マスカラ下地として最適なマキシマイザー3Dです。こちらは、独自のホイップクリームテクスチャーによって、マスカラを塗った後のボリュームを大幅にアップしてくれ、なおかつ美容液としてまつ毛を育ててくれる効果があります。また、このマスカラ下地は落としやすいため、クレンジングの際にまつ毛を痛めにくくなります。
DHCアイラッシュトニック
センブリエキスやプラセンタエキスなどを配合し、まつ毛にハリを与えてくれます。弱酸性なので刺激も少なく、まつ毛パーマやまつエクのお手入れにも最適です。
まとめ
いかがだったでしょうか。医薬品であり、医療成分のビマトプロストを配合したルミガン、グラッシュビスタ、ケアプロストなどを使って、まつ毛を積極的に育てていくことができるんですね。
まつ毛のボリュームアップのための日々のメイクがかえってまつ毛を減らしてしまう…そんな悪循環を断つためにも、ルミガンは役に立ちます。ただし、ルミガンは医薬品ですので、ご自身で購入する際は十分注意し、利用する際も用法容量を守ってお使いください。
決して副作用もゼロではありませんので、心配な方はクリニック等で相談したり、まつげ美容液を使うところから始めるのもいいでしょう。たっぷりまつ毛を育てて、かわいい目元を目指しましょう!
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