ドライヤーの冷風機能のメリットと使い分け方を紹介!長持ちさせるスタイリング方法は?


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髪を乾かしたりスタイリングするとき、ドライヤーの冷風機能をいつも使っていますか。夜寝る前に髪を乾かすときなど、早く乾かしたいからとついつい温風のみで済ませがちですが、実はドライヤーの冷風機能は髪にとって良い効果があります。

ドライヤーの冷風機能の効果について、ドライヤーの冷風機能を活かした髪の乾かし方とヘアケア方法、ドライヤー後のスタイリング、ドライヤーを使ったセットの方法についても解説していきます。

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ドライヤー冷風の効果

ドライヤーには温風と冷風がついていますが、髪を早く乾かしたいからと温風ばかり使うことが多くないですか。ドライヤーの冷風には髪に良い効果があるそうなので、冷風機能も活用することがおすすめされています。ドライヤーの冷風機能は、髪にどんな良い効果があるのでしょうか。

スタリングを長持ちさせる効果

髪の主成分はケラチンと呼ばれる18種類のアミノ酸で構成されるタンパク質です。タンパク質の性質として、熱に弱く柔らかくなり、冷やすと固まる性質があります。ドライヤーの冷風によって髪をセットする効果があります。また寝癖もつきにくくなります。

キューティクルを引き締める

髪の表面はキューティクルといううろこ状のタンパク質で覆われ、整っていると光が反射して髪にツヤが出ます。キューティクルは濡らしたり熱を加えると開いてしまいますが、冷やすと引き締まる性質があります。

濡れている髪は摩擦で傷みやすく、キューティクルが剥がれる原因にもなりますが、ドライヤーの最後に冷風機能を使ってキューティクルを引き締めることで、髪の傷みを防ぐことができ、髪にツヤを出す美容効果もあります。髪がツヤサラになることで、絡まりにくくなります。

髪のボリュームを抑える

ドライヤーの冷風を使うことで、クセ毛や広がりやすい髪をまとまりやすくする効果もあります。ドライヤーの冷風を使ってキューティクルを閉じることで、髪内部の水分が外へ逃げにくくなり、乾燥対策にもなります。

髪が広がる原因は、髪の毛が乾燥することにあります。髪の乾燥をドライヤーの冷風機能で抑えることで、髪のボリュームを抑える効果があります。また冷風で仕上げることで髪をセットする効果もありますから、まとまりの良い髪が長持ちするメリットがあります。

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冷風効果を最大にするドライヤー選び

ドライヤーの冷風機能には、髪にとってうれしい美容効果があることがわかりました。髪への美容効果を最大にするためにも、ドライヤーはいいものを使いたいものです。髪に良いドライヤーを選ぶポイントは何なのか、確認しておきましょう。

ドライヤーの種類

ドライヤーには髪を乾かす一般的なドライヤーと、先にブラシを取り付けることができるくるくるドライヤーがあります。くるくるドライヤーは普通のドライヤーより温度や風量は少ないです。ヘアアイロンほどストレートや巻き髪など、髪をセットする力は強くありません。

プロ用のドライヤー

プロ用のドライヤーは性能は良いですが、プロはドライヤーを片手で持ちながらもう片方の手でブラシを使うので、コードが長めになっています。よく確認せず通販で購入して、線目台で使うのにコードが長すぎて不便を感じることもあるかもしれません。アイロンでも同様です。

旅行用のドライヤー

トラベル用には旅行先や滞在期間にもよりますが、短期間で近場、荷物を少なく済ませたいならお好みの機能がついたコンパクトなものが良いでしょう。汎用性の高いものがほしいなら、海外旅行に持って行く場合にもどの国にでも使えるよう、電圧切替式のものがおすすめです。

風量で選ぶ

風量が少ないとドライヤーで髪を乾かすのに時間がかかってしまいます。特にロングヘアの人が髪を乾かすなら、普通以上の風量が必要になるでしょう。1.3㎥/分以上は必要とされています。ワット数でいうと1200kw以上が目安となります。

風温で選ぶ

ドライヤーの場合ヘアアイロンのように温度をいろいろ設定できないので、どれぐらいの温度で設定可能かを確認しましょう。ドライヤーの温風の温度は、普通100~120℃で風が出てきて、少し離れた髪のところで温度は少し低くなります。

100℃以上の風を髪に長時間あてると、髪が傷んで枝毛や切れ毛になりやすくなるそうなので、髪をドライヤーに近づけすぎないこと、ドライヤーの温度設定や長時間の使用にならないよう気をつける必要があります。ドライヤーによっては50~70℃の低温ドライヤーもあります。

機能で選ぶ

ドライヤーの風量が何段階になっているか、温風と冷風の切り替えスイッチがワンタッチでできるものか、マイナスイオン、ナノケア、ミストなど髪をいたわる機能がついているか、など必要な機能がついているドライヤーを選ぶようにしましょう。

人気・おすすめ度で選ぶ

amazonなどのネット通販で、星の数が多い口コミやレビューが好評価のものが多いドライヤーを選ぶという方法もあります。ただ口コミやレビューが極端に少ないのは、ごく一部の人の意見ということになるので、星が多くてもおすすめ度の信頼性が低いです。

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温風・冷風を使ったドライヤーの使い方

ドライヤーによってはマイナスイオンやナノケアやミストなど、髪に優しいヘアケア機能のついたものもありますが、ここではどのドライヤーにもついている温風と冷風を利用した、基本的かつ効果的なドライヤーでの髪の乾かし方について説明します。

シャンプー後の正しいヘアケア

シャンプー後、タオルで髪を拭いたあと、そのまま髪をブラシでとくのはヘアケアとしてはNGです。ブラッシングは美髪効果、頭皮の血行を良くすることで抜け毛や白髪を予防の効果もあると言われています。濡れた髪の状態でのブラッシングは髪の傷みの原因になります。

ブラッシングはシャンプーの前、もしくは髪を乾かしてからがおすすめですが、髪を乾かすときはタオルドライの後、ドライヤーで乾かすのがおすすめです。自然乾燥だと必要以上に髪から水分が奪われパサつきの原因に、翌朝のスタイリングも時間がかかってしまいます。

タオルドライ

シャンプーやトリートメントの後、ドライヤーで髪を乾かす前に、まずタオルでできるだけ水分を取り除きます。先にタオルで水分を取り除くことで、ドライヤーの時間を短縮し、ドライヤーの熱によって髪が受けるダメージを、極力避けることができます。

タオルドライでは髪をゴシゴシこすらないようにしましょう。頭部の水分は頭をタオルで包み、もむようにして水分をタオルに吸収させます。髪が長い人は毛先を手でにぎっての水分を出した後、タオルで髪をはさみこんで、たたくようにしながら髪の水分を取り除きます。

ドライヤーの使用法

タオルドライが終了したら、ドライヤーを使って髪を乾かします。ドライヤーは15~20cm離して使います。頭に対して90°の角度で上の方から根元を中心に乾かします。毛先は乾きやすいので、根元から乾かすことで頭皮も乾き、ドライヤーの時間を短縮できます。

髪の量が多い人は髪を何か所か小分けにして、髪を持ち上げながらドライヤーで乾かすようにします。最初は温風モードで始めて、8割方乾いたら最後に冷風で仕上げるようにします。少し手間かもしれませんが、温風と冷風を交互に使って乾かす方法もあります。

冷風を使うことで温度の高くなった髪をクールダウンし、キューティクルが閉じることで髪にツヤを出すことができます。また温風のあてすぎにより髪が乾燥し、枝毛や切れ毛になることを防ぐこともできます。

ドライヤーの風を当てるとき、1か所ばかりに集中するのも髪の傷みの原因になります。美容室でも美容師さんが髪を乾かす時にしていますが、ドライヤーを小刻みに左右に振りながら乾かすと、熱が1点に集中せず、髪の傷みを防ぐことができます。

ドライヤー使用時のポイント

髪から15~20cm離して使用すること、根元から乾かすこと、最初は温風モードで、8割方乾いたら冷風機能を使うこと、風をあてるときはドライヤーを小刻みに左右に振りながらあてること、などがドライヤーを使うときのポイントとなります。

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ドライヤー冷風後のスタイリング

ドライヤーでブローしてセットができれば良いですが、なかなかプロの美容師さんのように自分ではうまくできません。素人でもプロのようにセットできるヘアアイロンでのスタイリング、ワックスなどの整髪料でのスタイリングについても確認しましょう。

ヘアアイロン

ストレートヘアやカール、巻き髪をセットできるアイテムとして、ヘアアイロンを使っている人も多いでしょう。ブローのみでストレートやクセづけはテクニックが必要ですが、ヘアアイロンは不器用な人でも使いやすいものが多いです。

ストレートアイロン

巻き髪ならアイロンがなくてもホットカーラーできれいにセットできますが、クセ毛の人にはストレートアイロンは欠かせないアイテムでしょう。ブローではうまくできない美容室帰りようなきれいなストレートヘアを、自分でもできる便利なアイテムです。

家庭用ストレートアイロン

家庭用のストレートアイロンはプロ用のものに比べると価格帯はおさえめ、機能によって価格帯はまちまちですが、おおよそ2,000円~10,000円台となっています。最高温度が180℃程度のものが多いようですが、髪質によってはそこまで高くなくてもストレートになります。

プロ用ストレートアイロン

最近は通販などでも手軽に業務用のヘアアイロンが手に入りやすくなりました。プロ用ストレートアイロンは美容室などの現場で使うことが考慮され、コードの長いものが多いです。価格帯は10,000円~20,000円台のものが多いようです。

プロ用のものだけあってストレートアイロンの最高温度が高く設定されているものが多いです。縮毛矯正でも使われる220~230℃のものもあります。素人が下手に使うと髪を傷めてしまう恐れがありますので注意しましょう。家庭で使うなら180℃ぐらいまでが良いようです。

アイロンでのヘアスタイリング

まずアイロン用のスタイリング剤を髪につけます。なりたいヘアスタイルに合わせたものを使うのがおすすめです。ミストタイプのスタイリング剤で髪が濡れ過ぎたときは、髪が傷むのを防ぐために少し乾いてからアイロンを使うようにしてください。

長い髪の場合は左右と外側・内側の髪を分けて、外側の髪はクリップで頭の上で留めておきます。ストレートにする場合は髪を少しずつ束にとってヘアアイロンではさみ、上から下へまっすぐおろしていきます。高めの温度で少ない回数アイロンをすべらせるのが良いとされています。

カールにするときは温度設定は低めに、140℃以下に設定しましょう。カール用のアイロンは使いやすいですが、ストレートアイロンやコテでも内巻き、外巻きのクセづけはできます。根元からアイロンをすべらせ毛で内か外に巻いて、カールをつけることができます。

ヘアワックスでのスタイリング

ショートヘアの人なら、ワックスのみでもスタイリングを決めることができます。ワックスにはファイバー、ドライ、クリーム系などがありますが、なりたい仕上がりに合わせて選びましょう。またワックスを使った日はシャンプーでしっかり落とすことも忘れないようにしましょう。

ワックスは適量を手にとってください。あまり多く出さず、小豆1粒大が目安です。手に取ったワックスを手のひらで伸ばし、頭部全体につけます。全体になじんだら髪をくしゅっともんでニュアンスを出したり、前髪など束感を出したいところを指で軽くねじってセットします。

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冷風を使ったドライヤーでのスタイリング

ドライヤーでのセットは難しいですが、冷風を使うことによってセット力が増し、慣れれば髪を扱いやすくなります。ヘアアイロンやコテに頼らない、整髪料とドライヤーのみでのスタイリング方法についても確認しておきましょう。

前髪のセット方法

前髪が生えグセで自然と分かれてしまうことがあります。髪の根元を濡らして、上から温風のドライヤーを使い、手で髪の根元を左右にぐしゃぐしゃとしながら乾かすと、自然と分け目がなくなります。最後ドライヤーの冷風で仕上げればセットができます。

ぱっつん前髪にしたい人は、ブラシで前髪をまっすぐとかした後、初めは斜め上からドライヤーの温風をあてます。ブラシまたは指で軽くテンションをかけながらブローをすると、前髪がまっすぐおります。仕上げにドライヤーを冷風でかけて、完成です。

髪のボリュームアップ・ダウン

髪をボリュームアップさせたい時は、ドライヤーを上からではなく、横から、または斜め下からあてるようにします。髪の毛流れとは逆に当てるようにすると、髪のボリュームを出すことができます。仕上げに冷風ドライヤーを当てることで形が決まります。

ボリュームダウンはドライヤーを通常のドライ方法と同じく、上から当てます。ブラシや指で引っ張りながらドライヤーを当てて、仕上げに冷風を当てることで、ボリュームダウンした髪型が長持ちします。クセの出やすい人はアイロンや雨の日に崩れにくいスプレーで仕上げましょう。

パーマスタイル

ストレートパーマや縮毛矯正をかけている人は、軽くブローするだけでも髪型が決まります。寝癖やちょっとしたうねりがあったら軽くスタイリング剤をつけ、指でひっぱりながら乾かします。仕上げに冷風のドライヤーを当てることでツヤツヤ、サラサラになります。

ウェーブパーマであれば濡れた髪を乾かす時にスタイリング剤をつけて、そのまま自然乾燥をさせるとウェーブがきれいに出ます。ドライヤーで乾かす場合は手で指先に巻きつけたり、毛先をくしゅっともむようにしながら風を当てると、とれかかったウェーブも復活しやすくなります。

ドライヤーでのヘアアレンジ情報

村瀬大輔さんの人気ブログ「キレイのミカタ」でも、ドライヤーの冷風を使ったヘアスタイル・アレンジの作り方が、わかりやすく紹介されています。他にも美容師さんのブログで、お客様のドライヤーの関する質問(お客様からの質問!「ドライヤーの冷風ってなんであるの?」に答えてみる )の記事なども参考になります。

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まとめ

ドライヤーの冷風機能を使うことで、ヘアスタイルを長持ちさせる効果、翌朝の寝癖がつきにくくなる効果、髪表面のキューティクルを引き締め、髪にツヤを与える効果、髪の乾燥やパサつきを防ぎ、広がりにくくまとまりやすい髪にする効果があります。

ドライヤーにもいろいろな種類がありますが、機能や風量、温度設定、使う目的などの選ぶポイントがあります。ドライヤーで髪を乾かすときは初めは温風で、仕上げに冷風を使うのが効果的です。15~20cm離して斜め上から根元を中心に、左右に振りながら風を当てます。

ドライヤーでのクセ毛の人のストレートヘアや巻き髪のプロのようなセットは難しいです。ヘアアイロンを利用すれば素人でも上手にセットができますが、ドライヤーでも温風・冷風機能を活用することで、いろいろなヘアスタイルを楽しむことができます。

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