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多くの女性を悩ませている髪トラブルの一つが切れ毛の増加です。ブツブツと髪の毛が切れていってしまう状態になると、精神的にも切なくなってしまいますし、いら立ちも増していってしまうでしょう。
そこで、今回は切れ毛の対策を考えることを主目的として、切れ毛が増えてしまう原因は何のかを突き止めていきたいと思います。原因を突き詰めて、対策を考えるという基本に皆さん立ち返りましょう。
目次
切れ毛の原因と対策について
切れ毛が増える原因というのは皆さんなんとなく予想はついているでしょうが、ここではより具体的にどのような行動が原因として結び付いてしまっているのかを事細かに解説いたします。思い当たる行動をとっている方は要注意です。
それでは、原因を突き詰めて対策を見ていきましょう。
外部からのダメージを減らす
切れ毛が増加するケースとしても多いのが、外部からの余計な刺激によるダメージでボロボロになってしまい、次々と枝毛が増えたり切れ毛が増えたりするようになります。どのような行動がダメージにつながるのでしょう。
原因と対策1.紫外線によるダメージ
紫外線によるダメージは頭皮などの肌に影響を与えると考えられておりますが、実は紫外線を大量に浴びると髪の毛を構成しているタンパク質の結合が崩れていきます。この結合はアミノ酸からなるシステイン結合となっているのですが、このシステイン結合が分解されると髪の表面にあるキューティクルが破壊されます。
キューティクルが機能を果たせなくなることで髪の毛の内部にある栄養成分や水分が次々と流れ出てしまいそれが原因で切れ毛が発生しやすくなります。スカスカな髪の毛は非常にもろいので、ちょっとした刺激でも簡単に切れるようになってしまうでしょう。
対策方法はあくまで髪の毛の保護なので、帽子をかぶることも大切ですが、UVカットスプレーを使うのも非常に有効です。これは塗るタイプの日焼け止めのようなべたべた感がなく髪の毛にも有効ですので是非とも活用してください。
原因と対策2.摩擦によるダメージ
髪の毛を洗った後は乾かす必要がありますが、その時の過程で強くゴシゴシっと擦る人が多いです。この行動は髪の毛をかなり擦りますので摩擦が発生してダメージが蓄積されます。つまり、髪同士がこすれる状況を作ることや指やタオルで擦る状況を増やしてしまうことが原因となります。
絡まった髪を無理矢理ほぐしたり、髪を固めるために整髪料を使ってなかなか落とせない故にゴシゴシ洗いになるのもダメージになるでしょう。髪が長い人は寝返りをするだけでもこすりつけてしまうことが多いのでダメージになってしまうことがあります。
対策としては髪を洗ったときには挟み込むようにタオルドライをするとか、髪が絡まってしまった場合は無理矢理引っ張らないようにして、刺激が弱いアミノ酸系シャンプーを使って髪を洗い乾かした後に丁寧にほどいていくといいでしょう。ダメージが多すぎる人は、あえて短髪にしてしまうのも有効です。
原因と対策3.熱によるダメージ
髪の毛のダメージでも深刻なのはこの熱によるダメージです。最も多いのがヘアアイロンやヘアドライヤーを使ったときのダメージでしょう。髪の毛が濡れたまま寝るのは雑菌が繁殖するようになりますし体を冷やす要因なので100%NGなのですが、強すぎる熱風は髪をかなり傷めます。熱のダメージの原因はヘアアイロンやヘアドライヤーの使い方ミスです。
対策としてはキューティクルが熱によって損傷すると内部の水分やタンパク質が外部に流れ出るようになってしまいますので、頭皮から20cm程度離した状態をキープして根元から毛先に向かって充てるようにしてください。一か所に当て続けると簡単に傷めます。高すぎる温度もNGです。
ヘアアイロンを使うときも、しっかりと髪の毛が乾いている状態で実行しましょう。ヘアアイロンを使うときに濡れていると水分が蒸発しやすくなり、中にある水分までまとめて蒸発してしまいます。これは大ダメージに繋がって切れ毛が増えますので止めましょう。
原因と対策4.静電気によるダメージ
強い静電気は髪同士を引っ張ります。この作用が多発するようになると静電気の力のみで髪の毛をちぎってしまう可能性もありますし、毛根から引き抜いてしまうことだってあるでしょう。
特に、冬のような乾燥するシーズンは静電気が多発しますので、ため込むのは危険です。ブラシの種類にも注意して髪の毛のダメージを減らしましょう。
静電気改善法は髪の毛の乾燥を防止することです。いつも使うシャンプーやトリートメントを髪の潤いをキープできるものに変更するなど使っているシャンプーを取り替えてください。また、部屋の乾燥や人の乾燥も髪の毛の乾燥に繋がってしまいますので、部屋の湿度を守りつつ、しっかりと水分補給をしましょう。
原因と対策5.ヘアカラーやパーマ、植毛矯正によるダメージ
ヘアカラーはキューティクルを無理やり開いてメラニン色素を破壊して色を定着させます。この状態の髪の毛はアルカリ性に傾きキューティクルが開いている状態なので、非常に傷つきやすくもろい状態です。
これはパーマをするときでも同じくこちらも髪の毛の内部にあるケラチン繊維を破壊しているので髪の毛の内部にも外部にもダメージを与えております。キューティクルは一度破壊されるとなかなか修復されませんので、実際にパーマやヘアカラーをした後のケアがうまくいっていない人は髪の毛がボロボロになります。
対策は至ってシンプルで、ヘアカラーもパーマや縮毛構成を極力しないことです。どうしてもしたいという方は、行った後のケアが完璧に行える美容院で実行するようにしてください。
栄養不足にならないようにする
髪の毛の切れ毛トラブルが大量発生する原因の一つが外部破壊によるものではなく、もともとの髪の毛が貧弱すぎるという理由もあります。その最大の原因が栄養不足でしょう。
髪の毛だって何の栄養もない状態で生まれてくるものではありません。必要な栄養素が不足することで髪の毛は成長できなくなるのです。
原因と対策6.ダイエット
髪の毛に必要になる栄養素は、タンパク質と亜鉛とビタミン群です。これらの栄養素が不足すると髪の毛は育ちませんし、育ったとしてもスカスカになります。現代人は亜鉛が非常に不足しがちですので、どうしても髪質が低下してしまいますが、過度なダイエットを実行することで、より栄養素が不足して髪質がかなり悪化します。
対策は非常に簡単で、食事制限系のダイエットの実行を止めることです。この手のダイエットははっきり言って髪の毛に必要なタンパク質・亜鉛・ビタミンを必要目安量まで摂取することはほとんど不可能なので、あくまで運動を主体としたダイエットを実行するようにしてください。
血行不良は切れ毛を増やす
上述したように、血行不良が多発している体は必要な箇所に必要な栄養素が届かなくなってしまいますので、髪質の低下にだってつながるようになってしまいます。ここでは、各種血行不良の原因を追及します。
原因と対策7.ドロドロ血
髪の毛に必要な栄養素を補給していたとしても、血管がドロドロの状態で体の隅々にまで栄養をいきわたらせるのが困難と判断されてしまうと、結局は必要な栄養素を摂取していたとしても、髪の毛の成長をつかさどる毛乳頭の毛母細胞に届かなくなってしまいますので、意味がありません。
対策は脂っこいコレステロールたっぷりな食事を自重して、糖質の摂取量も自重するということでしょう。髪の毛に良い栄養素を摂取していたとしても、中身がスカスカな髪の毛しか生えてこなくなってしまう可能性があるということを覚えておきましょう。とにかく食生活の改善を本格的に考え、健康志向の強い一昔前の和食を中心とした料理に切り替えてください。
原因と対策8.眼精疲労を減らす
眼精疲労と血行不良が髪質の悪化にどのようにつながるのか予想がつかない人も多いですが、実はかなり多くの専門家の方々がこの意見に賛同しているのです。
その仕組みは眼精疲労が発生していると目の周りだけではなく、肩や首、そして頭皮にも血行不良が発生するというもので、目の疲れが非常にたまっている人は顔や首の血行が悪く、栄養素がいきわたらなくなってしまうと推測されております。
対策としては、目の酷使を減らせないという人は帰った後のケアをしっかりと行うことでしょう。現代人はとかく目を酷使しますので、仕事から帰ってきたら眼を蒸しタオルで温めるとか、仕事中でも休憩時間を設けて遠くを見る習慣をつけるようにしましょう。
原因と対策9.頭皮が硬くなっている
子供のころの頭皮と比べると大人になってしまった方々の頭皮は異常に硬くなってしまうことがあります。この硬さは血行不良になっているサインです。例えば、額を指で動かしたときの感覚で頭皮を指で動かしてみましょう。ここでほとんど同じような硬さだった場合は問題ありませんが、額のほうがはるかに柔らかいと感じてしまった人はアウトです。
わかりやすい比較として、子供が家にいる方は軽く頭皮を動かさしてもらってください。その後、自分の頭皮を動かしましょう。絶望的なまでの差を感じてしまったら、血行不良の状態になっていると考えてください。
対策としては、即効性があるものはありませんので、毎日地道に頭皮マッサージを続けるしかないでしょう。お風呂上がりや朝などの決まった時間に頭皮をマッサージして柔らかい状態にしてください。ホホバオイルのような毛穴の汚れを落とせるオイルを使って頭皮マッサージをするのも有効です。
原因と対策10.ストレスがたまりすぎている
ストレスによる人体への悪影響はとどまることを知りませんが、ストレスが蓄積されすぎている人は自律神経のバランスが非常に乱れやすくなりますので、交感神経が優位な状態がひたすら続くようになり、血管が収縮するホルモンが大量分泌されて、血行不良が多発します。
また、ストレスがたまりすぎると髪質が低下する状態を通り越して、円形脱毛症などの脱毛トラブルにつながってしまうこともありますので著しく危険です。さらに、ストレスが溜まっている人体はすごい速度で亜鉛を消費していくので、より髪質が悪化しやすくなります。
毛髪の生育にとって亜鉛やビタミン群は必須なのですが、ストレスがたまることで消費されていってしまいますので、血行不良と併せてマイナス要因を一手に引き寄せるのです。
対策としては本人がリラックスする時間を設けて、1日のストレスを持ち越さない環境を整えるか、仕事のことを忘れられるような趣味を手に入れることでしょう。没頭できる趣味や楽しみができれば、ストレスも一気に減らすことができるようになります。
原因と対策11.運動不足
学生のころと比べると、社会人の方々は自由にできる時間が全くないため運動を一切しなくなってしまったという人も多いでしょう。運動をしない人はどうしても血の巡りが悪くなってしまいますので、血行不良になり気味です。
一駅分だけでも歩くといった小さな努力をしている人ならまだましですが、それらを一切しないで毎日「疲れた…」と思いながら仕事をしている人はかなり危険な状態といえます。
対策としては、とにかく運動をする時間を設けるしかありません。本格的に運動のみを取り入れる時間がないという方でも、一駅分だけ歩くようにするとか、エレベーターを使わないで階段を使うなど、日常生活の一部に運動を設けるようにしてください。
ホルモンバランスの乱れを防ぐ
髪の毛は女性ホルモンに大きく左右されます。この女性ホルモンの量が大きく増減することで髪質も大きく変わってくるのです。
特に、女性の場合は更年期になることで、一部の女性ホルモンが激減しますので、髪質が悪くなって抜け毛の増加や切れ毛の増加につながってしまう人もいます。頭頂部付近の切れ毛が増えた人は要注意です。
原因と対策11.ホルモンバランスの乱れ
女性におけるホルモンバランスの乱れとは生理周期に伴うエストロゲンとプロゲステロンの増減によるものなのですが、何らかの原因によってバランスが著しく乱れている状態を意味しております。
このホルモンバランスの乱れは大量にストレスによっても引き起こされますが、それ以外にも生活習慣の乱れによって引きこされますので、運動不足・睡眠不足・食生活の乱れ・喫煙・過度な飲酒などがそろっている方はどうしても乱れるようになってしまうのです。
対策としては、ミネラル・ビタミン・タンパク質・脂質・糖質などが綺麗にそろっていて副菜・主菜・主食が整っている食生活にすること、ハーブティー等のホルモンバランスを整える作用があるものを取り入れること、リラックスする時間を設けてストレスを減らし笑う時間を設けること、質の良い睡眠を手に入れるために部屋の温度を調整して自分にフィットする枕を選ぶことなど、いろんなことがあげられます。
原因と対策12.睡眠の質低下
頭皮ケアにおいて忘れてはいけないことは、成長ホルモンです。成長ホルモンがしっかりと分泌されると、髪の毛も健やかに育ちます。
睡眠の質が低下してしまうと成長ホルモンもうまく分泌されなくなるので、髪質も緩やかに低下する原因になってしまいます。
パソコン作業やスマホを頻繁に使うとブルーライトの悪影響で眠りの質が低下してしまいますし、ストレスがたまりすぎて寝つきが悪いという人もいるでしょう。
対策としては日常生活中にストレスを発散する時間を設けるとか、スマホやパソコンから寝る前はなられるといった行動をとってください。生活サイクルを切り替えられれば完璧です。波の音や水の音などのヒーリングサウンドを使って心と体をリラックスさせてから眠るとかゆったりとしたパジャマを用意するとかやれることは多々ありますので、睡眠の仕方も考え直してください
思い当たる原因すべてに対策をする
今回の記事を読んでいただければ、髪質が悪化して切れ毛につながってしまう原因は非常に多岐にわたることが見えたでしょう。それに合わせた対策についても記載いたしましたので、その原因に当てはまる部分があるという方は是非とも取り入れてください。
やるべきことが多すぎて手が付けにくいという人でも、できることから始めるというスタイルで挑みましょう。人気がある対処法だからという考え方ではなく、自分主体で前を向いて改善していくほうが活力を生みますし、やる気も継続します。
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